【書籍2巻、発売中(2021/05)です! 加筆は4万3000字!】
初級魔術マジックアローを極めた貴族の男アルベルトが、規格外の力で様々な問題を片付けながら周りに認められていく物語。
【あらすじ】
初級魔術マジックアローを幼くして覚えたアルベルトは将来を期待されたが、他の魔術は何も覚えられなかった。
体面を重んじる貴族の父は出来そこないのアルベルトを追放する。アルベルトは与えられた家で一〇年間マジックアローの魔術書だけを読んで過ごす。
その日々はいつしか彼の魔術を限界突破させていた。
受験に間に合わないと嘆く少女ローラにアルベルトは言う。
「俺がマジックアローで連れていこう」
「射程五〇メートルの攻撃魔術でどうやって?」
『俺のマジックアローは人より少しだけ強い』と思い込んでいる男が、ぶっ壊れた魔術で苦難をはねのけ、いずれ最高の魔術師へと成り上がる物語。