ブックマーク一覧 カテゴリ1 全47件
連載 461エピソード
ゲーム実況系YouTuberだった前世の記憶を持って生まれたカインは、ここが死ぬ直前にプレイしていた乙女ゲームの世界であることに気がつく。カインは『クール系先輩ルート』の攻略対象キャラクターで、妹はなんと悪役令嬢!この世界では家族である妹の幸せのために、悪役令嬢化を阻止するべくカインは奮闘する。 TOブックスより書籍全9巻発売中 秋田書店よりコミックス6巻まで発売中 カクヨムでも連載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年04月28日
連載 完結済 16エピソード
卒業パーティーを目前に控えたとある日、俺は友人からとある噂を聞く。 パーティーの場で第一王子が公爵令嬢を糾弾して婚約破棄を言い渡す……と。無関係なはずなのに従兄弟が王子のとりまきのため、俺にまで被害が及ぶ可能性が……!? 会場で王子を止めて無関係をアピールするため、俺はパーティーに参加するためエスコート相手を探し始めた。 そうして声を掛けたのは、温室にこもる少女ティギー。箱庭の魔女と呼ばれる彼女と、次第に親しくなっていき……。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月16日
連載 完結済 66エピソード
 実家の都合で男装して騎士として働くバルザクト・アーバイツは、遺跡の巡回中に異世界からやってきたシュラという名の青年と出会った。自らの従騎士となった彼の言動に振り回されながらも、従騎士となった彼を導き、あるいは導かれてゆく、真面目で苦労性な騎士の物語。 ――あるいは――  戦闘系乙女ゲームの主人公と同じように、異世界の朽ちた神殿に転移してしまった五月山修羅という青年の、「どうして乙女ゲーの主人公になっちゃったの俺! 攻略キャラとの、BL展開なんて無理ぃぃー!」とテンパりながらも、一番穏便そうな騎士バルザクトとの友情エンド(難易度高)を目指して右往左往する物語。 旧題:『乙女ゲームの攻略キャラであるところのバルザクト様は、実は男装女子でした。』 2020年8月31日66話にて完結 アルファポリスさんの方でも、同名にて掲載しております。 『シュラ視点』及びなろう版にはない第七章があり、終わり方もかなり変わっておりますので、マルチエンディングOKでしたら、是非お読みいただけたらと思います。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年08月31日
連載 完結済 39エピソード
聖女と入れかわるため瓜二つに造られた少女ステラ。 だが聖女に近付くも呆気なく倒されて失敗してしまう。 失敗すなわち死……、と覚悟を決めるステラだったが、ステラの顔を見た聖女は嬉しそうに声をあげた。 「なんて可愛いの、この子は私の妹よ!!」 そうして始まる、ステラの『聖女の妹』としての生活。 姉妹愛を押し付けてくる自称姉の聖女と、面白がってちょっかいをかけてくる第二王子、食わせ物な第一王子に囲まれ、何もなかったステラの生活は賑やかなものへと変わっていく……。※ただし首輪付きで。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年06月26日
連載 完結済 34エピソード
弱小リズベール国の王女クレアは大国の第七王子ユーリと婚約するが、嫁いだ先では離れでの生活を余儀なくされる。 行動も制限され、手紙すら怪しまれる生活。だがクレアは弱小国出身の身では文句も言えないとその生活を受け入れることにした。 婚約者であるユーリもクレアの状況を真摯に詫び、次第に二人は惹かれ合っていく。 これは、そんな弱小国王女と大国王子の恋愛物語。 ……なのだが、実際のリズベール国は弱小国などではなく、尋常ではない力と強大な魔法を使う脅威的な強さを持つ国だった。 だがクレアはそんな事は思いもせず、知ってしまったユーリは彼女の勘違いに振り回される。 正しくは、(自称)弱小国の最強王女と王女の最強さに振り回される大国王子の恋愛物語。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年12月20日
連載 完結済 43エピソード
王宮勤めの女性騎士キャンディスは目の前で繰り広げられる婚約破棄騒動にうんざりしていた。 第一王子ユベールがメイドとの『真実の愛』を訴えて公爵令嬢に婚約破棄を言い渡し……、だが見事な逆転劇を食らってしまう。 王位継承権剥奪、王家からも除名。更には真実の愛を誓ったはずのメイドにも逃げられる。 そんな行き場の無くなった彼を見て、キャンディスは思い立った。 「誰もいらないなら、私に彼をください。だってこんなに顔が良いんですよ!」 ・・・・・・・・・・・・・・ これは、王宮の騒動にうんざりしている女性騎士キャンディスと、婚約破棄の結果ざまぁな目にあいかつての行いを反省しつつ主夫業に目覚めていく美麗元王子ユベールの、真実の愛と呼ぶにはローテンションな関係のお話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年03月06日
連載 完結済 90エピソード
かつての英雄、そして今は廃れた『聖騎士』の称号を押し付けられた少女アランは、今日もまた雑用ばかりの日々に嘆いていた。 倒すべき凶暴な魔物もいない、戦うような機会もない、やるべきことのない二人だけ残された聖騎士団……。これを嘆かずに何を嘆けというのか! これは、嗤われるだけの不名誉な聖騎士の称号を押し付けられたアランと、聖騎士団の団長ヴィグと、そして空気を読まない魔物のデルドアとロッカ、そんなポンコツカルテットが戦ったり頑張ったりたまーに恋愛っぽくなるお話。 ※2015/6/13本編完結しました、たまに短編を更新。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月01日
連載 完結済 26エピソード
孤高の男爵家令嬢シルフィアは転入生の名前を聞いた瞬間、この世界が乙女ゲームであり、自分はゲーム内の友人キャラであることを思い出した。 だが思い出すのが遅すぎた。この世界が貴族が戦うバトルアクションゲームだと勘違いし、きたる戦いのためにと己を鍛え上げていたのだ。 そんなトレーニングの日々を母から咎められ、年頃の令嬢らしさ【令嬢力】を養わないと強制的に婚約すると言い渡される。 更には転入してきた乙女ゲームの主人公は食いしん坊のぽっちゃりで、シルフィアにダイエットの協力を求めてきて……。 ・・・・・・・・・ ※ビーンズ文庫より書籍化※
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異世界[恋愛]
最終更新日:2020年02月01日
連載 完結済 65エピソード
「コーネリア・カルナン、きみと俺とではつり合わない、きみとの婚約は破棄させてもらう」 夜会の最中に告げられた第一王子レオンハルトからの婚約破棄の言葉に、公爵令嬢コーネリアは傷つきも嘆きもしなかった。 そうして迎えた翌朝……のはずが、なぜか夜会のあった日の朝に戻っている。 全てが昨日と同じ。だが誰も昨日のことを覚えておらず、終わったはずの夜会がまた開かれる。 そんな異常な状態の中、婚約破棄を言い渡すレオンハルトの様子だけは違っていた……。 繰り返す『今日』から脱するため、コーネリアはレオンハルトと協力することに。 そして次第に彼の人となりと婚約破棄の真意を知る……。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月02日
連載 完結済 25エピソード
公爵令嬢シャーロットの結婚が決まった。 相手は過酷な国境警備を勤め上げた騎士隊長キール。 彼との幸せな生活を期待するシャーロットだったが、キールと二人きりになった際に彼から衝撃の言葉を告げられる。 『貴女を愛することはできない』 理由はキールが愛を知らないから。 親から愛されずに育ったキールは、愛を知らない自分ではシャーロットを愛することが出来ないのだと言う。 そんな彼の話を聞き、シャーロットは閃いた。 「それなら私がキール様に愛を教えてさしあげます!」
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月31日
連載 完結済 35エピソード
貧乏男爵家の令嬢エステルの元に、肖像画を見たと人嫌い公爵アレン・クラヴェルからの婚約が舞い込んでくる。 アレンの元へと嫁いだエステルだが、彼や屋敷の者達はエステルが結婚が嫌で入れ替わった偽物だと勘違いしてしまう。 更にアレンは偽物だと勘違いしたうえでエステルの事を愛してくれて、エステルを失うまいとついてもいない嘘に騙されたふりをしてくる始末で……。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本人よりもだいぶ儚く繊細に描けてしまった奇跡の肖像画が引き起こす、結局は相思相愛な物語。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年10月14日
連載 完結済 472エピソード
 名もなき小さな村で生まれた少女は、魔王の生贄に選ばれた。っはー? 異世界転生したと思ったら生贄ってどんだけー? 約束されし勝利の顔面偏差値を持ってして生まれたとしても、生贄。やっだもー生まれた時から人生詰んでる☆  とはいうものの、少女は生贄である運命から逃れるつもりは特になかった。はぁ、生贄になるのは十八歳ね、はいはい。じゃあ、それまでの人生好きにさせてもらうわ。大丈夫逃げたりしないから☆  もう一人、転生者であるベルナドットと共にやって来たのは故郷のド田舎と比べると圧倒的都会とも言える王都。今日からここでドキドキワクワクな新生活が始まるのね! え? 何気に王都も不穏な何かがある? あらまぁ。でもそれ、私に関係ある?  これは、そんな生贄少女とそれに振り回される彼らのお話。  ※主人公の性格がヒロインしてません。話の都合上頑なに本当の名前を名乗ろうともしませんし、知ってる相手に呼ばれる前に阻止していくスタイルなので本来の名前が出てくるのはかなり後になります。  偽名が酷い。偽名がごつい。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年06月14日
連載 551エピソード
※序盤は2015年代の感性で書かれているため、表現が過激なところがあります。 「ここ……どこ?」 普通の女子高生レナは、気がついたら草原にいた。ギルドを訪れると、適性職業は『魔物使い』のみだと言われる。 現代っ子のステータスはとても貧弱だったが、[運:測定不能]というたぐいまれな幸運と、【☆7】激レアギフトを武器に、厳しい世界をなんとか生き抜く。 可愛いレア従魔たちと、のんびり生活したいだけなのだが……トラブルはこれでもかと舞い込んでくる。 これは、気弱で優しい少女が異世界仕様に成長してやがて女王様と呼ばれるようになり(風評被害)魔物たち(魔人族含む)から『従えてぇーー!』と従属求愛されつつ旅するお話。 コメディ要素多いです。 ※ ○底辺から、そのうち最強従魔たちのご主人様へ(成長早めです)。 ◯従魔は、弱い種類からつよーい希少種へレアクラスチェンジ ◯狩って採って食べて、ゆるーい異世界旅がしたい(希望)。 ○イラスト有りのサブタイトルの横に★印をつけてあります
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月16日
短編
※4月5日5時36分。ラストに少し後日談を追記しました。お楽しみ頂けると嬉しいです。 わたくしセリア・フォン・ローゼンシュタインは花も恥じらう17歳。現在は聖女の職についております。 聖女は公職。 元来皇女や公女、聖なる血筋に連なる息女が婚姻までの期間勤める名誉職なのですが、皇太子妃の選定となると少し事情が変わっていて。 昔から皇太子妃に選ばれるためには聖女の職にあったものでないと、という不文律があったのです。 まあ今は、そういう事情もあってアルベルト皇太子の婚約者であるわたくしが現在の聖女を努めているわけなのですが……。 「今日を限りに貴女との婚約を破棄させて頂きたい!」 はい? 今、なんと? 「ローゼンシュタイン大公には先ほど早馬を送った。貴女に落ち度は無い。全てはこの帝国の行く末を勘案し、思慮思案した結果の事。セリア、君には本当に申し訳なく思っている」 真剣な眼差しで、そう語る彼。 元々は政治的な思惑が深く関わった婚約ではありました。 未来の帝国を担う皇太子と、帝国を構成する国家の中でも今一番力があると言われているローゼンシュタイン大公国公女の結びつきは、世界の安定にも寄与するはずでした。 ですから、他にもっと利点がある妃候補が見つかったのであれば。 こういう選択肢を彼や彼の周辺が選ぶということはあり得たこと。 もちろんわたくしの父上は激怒するでしょう、しかしその見返りをもどうやら用意をしているご様子。 それでも。 幼い頃より貴方に恋をしていたわたくしのこの気持ちはどうすればいいというのです!? ああ。もう何も信じることができません。 わたくし、もう恋なんかしません! こんな悲しい思いをするのはもう嫌です! ええ、わかりました上等です婚約破棄でもなんでも受け入れましょう。 わたくしは国にこもって猫を愛でて暮らしますから!! はい? 真の聖女? なんですかそれ? はうう。ちょっと様子が違ってきたのですが……。 ※一昨日アップした「お飾り聖女は恋したい」とタイトルは対になっていますが、中身は全く別のお話です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年04月03日
短編
 聖女は公職。 本来なら未婚の王族が結婚までの期間任命される名誉職。 しかし今代、めぼしい王族や血縁の公爵家には該当者が居なかったため、やむをえず白羽の矢が立ったのがわたくしレテシア・マクレーンでした。 わたくしの実家マクレーン公爵家は一応公爵という爵位は頂いているものの、百年ほど前に断絶した当時の王家の某系で、現在の王室とは直接の繋がりの無い家柄。 お飾りではあったけれどとりあえずは食べるのに困らないし落ち目で貧乏な実家の助けになるかと引き受けたのですが……。 なんと、聖女は恋愛禁止なのです!? 恋愛すると聖女の力が弱まるからダメですと? でもわたくし、魔力特性が無いのでもともと聖女の力は使えないのですけど……。 そんな折、聖女庁を統括するマクシマム王太子がわたくしの目の前で宣言します。 「聖女レテシアよ、本日この時をもって貴様は解任だ。聖女の位は剥奪、この聖女庁より追放する!」 と。 冷たい視線をこちらに向ける王太子。 はう。急に一体何が? そう思って首をかしげていると。 「お前のそういうとこ所が私はずっと気に入らなかったのだ。聖魔法も碌に使えない半人前のくせに。お前のような者を聖女として迎えた事自体が誤りだったのだ!」 そう怒鳴るマクシマム殿下。 「まあいい。真の聖女が見つかった今となってはお前はもう用済みだ。荷物を纏めてとっとと実家に帰るといい!」 まあでも。 それなら。 ええ、望むところです! このまま恋愛も出来ず干物のような人生を送るくらいなら、貧乏にだって耐えて見せますわ! おうちに帰ればわたくしの愛しいティア(猫)も待っている筈。 彼女の真っ白なもふもふの毛並みを堪能して、にくきゅうをもみもみして。 ああもう考えるだけで幸せな気持ちに浸れます。 さあさ帰りましょうと荷物を纏めていたわわたくしでしたがなんだか様子がおかしくて……。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年04月01日
連載 完結済 57エピソード
仕事の帰り道、突如異世界に転移してしまった椎橋柚香。それも愛猫のニャコちゃんと一緒に。 森の中で狼に襲われたかけたところをブラッドという青年に助けられた柚香は、彼と仲間達から自分が聖女だと聞かされる。 更に彼等が言うには、愛猫ニャコちゃんはこちらの世界では聖獣ニャコランティウス!? 柚香は聖女としてニャコちゃんと共に彼等の旅に同行することになるのだが、この旅にはとんでもない秘密が隠されていて……。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年12月27日
連載 75エピソード
公爵令嬢スコーティア・アレキサンドライトは『公爵家の妖精』という愛称を持つほどの美しさと優しさを兼ね備えた令嬢である。 しかし、ある日「スコーティア・アレキサンドライト様は悪役令嬢でございます。」と大好きな専属侍女に告げられてしまう。 どうやら、黄道12星座の力を宿し、特別な魔法を使う者たちについて描いた『星降る宝石の国』という乙女ゲームに登場し、ヒロインやヒーローを傷つけたのちに断罪される運命にあるらしい。 これは、悪役令嬢であるはずの少女が前世の記憶を持つ侍女と義妹思い?なハイスペック義兄と万能だけど腹黒な執事と協力し、魔法とその優しさでみんなを救って、幸せと愛をつかむまでの物語。 初投稿です!!書きたいお話がいっぱいなので長編になるかな?毎日1話(時々多めに)投稿します! 作者の趣味により×ハーレム展開・残酷描写・バッドエンド 〇ハッピーエンド至上主義 でいきたいと思います。 ハーレムにしないため、たくさんのカップルを描きますのでそれで多種多様な恋愛模様をお楽しみください! あらすじで大体の数は想定できるかと… 10月6日〈悪役令嬢への分岐点は幼少期にあり〉完結 次は〈黄道12星座編〉に入ります! R15は念のためです。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2022年09月22日
連載 完結済 15エピソード
見た人が真っ青になる程醜い顔をした少女アルラ。彼女は心優しい青年ダユトと共に穏やかな日々を送っていた。 ダユトはアルラの素顔を隠させ、働きに出させず、勉強もさせず、人と関わらせないで家の中にいることを望み優しく監視していた。 だがある日彼女を醜いと呼んだ、美しい青年オーヴェルが街から帰ってきた。 彼は働きに出ることや文字を読めるようになることをアルラに促すが、それを知ったダユトの様子がおかしくなっていく。 おっとり天然少女×過保護系ヤンデレ。 両片思いの二人がイチャイチャしつつなんだか不穏なことになりつつです。とはいえハッピーエンド。 基本は恋愛糖度高めの甘々な話。 完結済全15話。10/31〜11/12の毎日10時に投稿されます。 カクヨムでも掲載中。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2020年11月12日
連載 完結済 28エピソード
我が月光王国が危機に陥り、救済を求め他の世界から救世主を召喚した。 呼び出された少女は残念なことに面食いで尻軽であった。 私は彼女の護衛としてその側にいることになったのだが……私につっかかってくる魔法団団長、大柄でがさつな殿下、人柄が良いが魔物に対して豹変する勇者、浮世離れした神殿長といったイケメンたちにチヤホヤされたいという聖女の命令をきかなくてはならないのは苦痛である。 意地っ張りな主人公と意地っ張りな魔法団団長の長いすれ違い。本編最後に実ります。 色々なカップルの話もちょこちょこ。 性的な描写や下品な言葉がよく出てきます。 完結済み全23話。毎日22時と23時に投稿。 2021年12月5日 番外編追加しました。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年12月06日
短編
「おまえの罪を数える!」  大臣ギリアム・デイソンがそう声を張り上げた。  公爵令嬢セリーヌ・フォン・ヴァインシュタインは今まさに断罪されようとしていた。  三日前にギリアム・デイソンによっておこされたクーデターによってセリーヌの兄は殺され王も家族も幽閉された。  聖女でもあったセリーヌは、民衆の目を逸らすための見せしめ、生贄となって断罪されようとしていたのだった。  もう誰もがこのままセリーヌは海に飲み込まれるのだろう。そう思ったその時。  それまで雲一つ無かった空に、灰色の雲が急激に広がり、辺りが強烈な風にみまわれた。  そして。  嵐は唐突に現れた。  雨が激しく地面を打ちつけ、人々から視界を奪う。  薄闇の夕暮れがあっという間に紫色になり、そして。  その紫に光る雲の間に龍が現れた。 「助けに来たよ。セリーヌ」  その龍の王は、そう優しく云った。  それは、セリーヌにとっては幼い時の約束。  それが果たされた瞬間だった。  ※自作『三度目の転生は猫でした』のバックボーン、マシンメアという物語の冒頭を改変改稿し短編の物語に仕上げました。  お楽しみいただけると幸いです。 10/8 20:20 大幅に改稿加筆しました。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年10月07日
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