主人公のウォルトと少女メリアは共に小さな魔術店を営んでいた。
穏やかな日常は、ある日舞い込んだ「古代魔術書の修復依頼」によって静かに崩れはじめる。
修復依頼を受けたウォルトは魔術書の術式に興味を惹かれ、好奇心からその魔術に手を加えて起動してしまう。
すると現れたのは記憶を持たない、謎の少女・ティナ。
古代の魔術書とティナを巡って現れる追手、迫る陰謀。
ウォルトはメリアと共に、ティナを連れて逃亡の旅へと身を投じる。
行き場を失った三人は、逃避行の中で次第に少女の正体と、魔術書に隠された真の意味に迫っていく。
――少女は何者なのか。
――そして、この魔術書の持つ真の目的とは。
すべては、一冊の魔術書から始まった。