エフィーリアは目が糸のように細く、それを理由に王太子に婚約破棄されてしまう。
そのこと自体は大歓迎。
だけど、問題がひとつ。王太子と結婚しない場合は、彼の双子の弟チェザリオと婚約しなければならないのだ。だけど彼はエフィーリアを嫌っている。
困ったと思っていると、兄弟は争いを始めて怒ったエフィーリアは糸目の秘密を明かすことにする。
彼女は実は、見つめられた相手の本心を暴露させてしまう魔眼持ちなのだ!
【荻野スミ先生によるコミカライズが、9/30発売予定の『悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! 第13巻』(一迅社)に掲載されています】
王太子とチェザリオは、それぞれの秘密を口にし始めたけれど……。
「ちょっと待って! あなた、私を好きだったの?」
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