【おかげさまで童話ジャンル日間1位、達成できました!】
ゆきちゃんは、絵を描くことが大好きな女の子でした。
得意なモノも無く、引っ込み思案のゆきちゃん。
絵も笑われてしまう彼女は、いつも独りでスケッチブックを開いていました。
そんな彼女のお気に入りの色鉛筆の中で、一本だけ使われていないものがありました。
役に立たない色鉛筆。
それは「白」。
でも、ゆきちゃんと白には、彼女たちだからこその『特別な力』があったのです。
ある日、独りで絵を描く彼女のもとに憧れの先輩が現れます。先輩は彼女自身も知らない魅力に気が付いて……。
1万4千字の短編です。お気軽にお読みくださいな。
【第八回書き出し祭り 参加作品 第一話は加筆修正】