ブックマーク一覧 カテゴリ1 全18件
連載 147エピソード
神と契約してスキルを得る世界で、ユノは名のある騎士家の三男として生まれた。だが、生まれ持った強すぎる力の制御に精一杯でいつしか無能と呼ばれるようになる。だが、ユノはそれで満足だった。強すぎる力は災いを呼ぶことを理解していたのだ。「真の実力は隠しておこう」そう覚悟を決めるユノだったが、ひょんな事から入学する事になった魔法騎士学園で自分と同じく無能と蔑まれる名の無き神と運命の出会いを果たす。この物語は名もなき女神と契約した少年が、その女神を最高神にしようと頑張るお話である。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月22日
連載 完結済 114エピソード
「今日をもって、君を解雇する」 (……は?) 王宮勤めの有期雇用者、クリスティン・アンガーミュラーは、ある日突然上司から解雇を言い渡された。 どう考えても理不尽な理由。引継ぎの猶予すら無い当日解雇。 お前の仕事は私が引き継ごう、と上司に自信満々に言い放たれたクリスティンは── (それじゃあ、何とかしてもらいましょうか) すっぱりきっぱり、王宮を見限ることにした。 生意気な有期雇用の部下を切り捨てて喜ぶ上司。 有能な人間が居なくなると知って頭を抱える、さらに上の上司。 阿鼻叫喚の渦に叩き込まれる同僚たち。 様々な人間の思惑をよそに、クリスティン・アンガーミュラーは晴れ晴れと伸びをする。 「さあ、故郷に帰りましょうか」 2024/4/2追記:40000pt突破記念SSを追加しました!応援ありがとうございます!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年04月02日
短編
 辺境伯令嬢クラウディアは王太子ユリウスの妃候補の一人として城に来ていた。けれど、彼女はユリウスに会うやいなや『妃候補を辞退したい』と口にする。実はクラウディアの母親はかつてユリウスの父親の妃候補だったものの、自身が勝負に破れたため、娘であるクラウディアに自身の夢を託していたのだ。  母親の言いなりになりたくない。だから妃にはなりたくない。――そんなクラウディアの言い分を、ユリウスは受け入れてくれなかった。  妃候補からの辞退が認められなかったクラウディアは、儀式において手抜きをすることを決意。けれど、母親によって磨き上げられた知識や技能は、手抜きをしたところで他の候補者たちの上をいってしまう。  そんなとき、クラウディアはナターシャという候補者と仲良くなり、彼女に自分の技術を分け与えることに。  そうして、クラウディアの母親が見守るなか、儀式の結果が発表されるのだが――?
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年10月19日
短編
 ある夜、一人の少女が婚約を破棄された。根も葉もない噂による冤罪だが、事を荒立てたくない彼女は従容としてそれを受け入れる。  しかしその背後で爆音が轟き、一人の男性が姿を見せた。彼は少女の父親。  怒らせてはならない人々に繋がる少女の婚約破棄が、思わぬ展開を導きだす。  なんとなくの一気書き。御笑覧下さると幸いです。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年09月08日
連載 完結済 92エピソード
7月18日、comicスピラ様にて、星咲まゆ先生によるコミカライズが配信開始となりました。 それにともないまして、タイトル変更しております。 よろしくお願いいたします! リリステラ・ルーファンは王太子ラウルの婚約者である。 けれど、学園に入学してから子爵令嬢ミリアとラウルは親しくなり、 リリステラは嫉妬からミリアを虐めているという冤罪をかけられていた。 誰も味方がいないリリステラの安息の地は、静かな図書室ぐらいしかなかった。 図書室にいる眼鏡の男子生徒だけは、リリステラに「大丈夫か」と、声をかけてくれていた。 そしてリリステラは、ミリアを男たちに襲わせたという罪で、ラウルから断罪をされて投獄されそうになってしまう。 男たちから襲われそうになったのは、リリステラだというのに。 男たちから襲われそうになったリリステラは、見ず知らずの男性に助けて貰っていた。 そして断罪の場にその男性はもう一度現れる。 それは眼鏡を外してぼさぼさの髪を整えた、図書室の青年だった。 青年は大国である隣国の皇太子アルベール・フェデルタだと名乗り、リリステラを断罪から救いだした。 隣国へと連れて行かれたリリステラは、今までの生活が嘘のように大切にされるのだった。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年03月02日
連載 249エピソード
ヴェルナー・ファン・ツェアフェルトは現代日本からRPGのゲーム世界に貴族の子息として転生したが、主人公でもそのパーティーメンバーでもない。 それどころかゲーム中には登場しない人物、しかもスキルも槍術ひとつと地味なので能力的には勇者一行のメインストーリーに参加しようもない。 僅かな利点は勇者と友情を築いたという事実と父親がそれなりの高位貴族の嫡子であるという事。ストーリーからみればまぎれもなく脇役だろう。 そんなヴェルナーはひとまず前世の知識とゲームストーリーを知っているという点、さらに貴族としての権利と発言力を生かし、まず魔軍に殺されないよう生き残りを目標に生きていく。 だがヴェルナーの前世知識とストーリーを知っているが故の行動は本人も意図しないところで様々に影響を起こしていき、死ぬはずの人物を生かし、本来ゲームでは起きなかったはずの事件にも対応しながらこの世界の歴史を刻んでいくことになる。 それは勇者の伝説とは異なる、若き貴族の努力と奮闘の記録。 これはとある異世界で記憶に残らなくても記録に残ったある人物の若き日の物語である。     ※回によっては死体描写などの微グロ描写があります。R15、残酷な描写ありはその保険。 ※不定期更新。リアルの都合上たまにものすごく間が開くはずです。  一応最後まで展開は考えてあるのですが。 ※一話ごとの長さがまちまちです。あらかじめご了承ください。 ※本作品の内容はフィクションです。実在の人物・集団等には一切の関係はありません。  また奴隷などの表現も出てまいりますがそのような行為を容認するものでもありません。 ※(●)マークは一話すべてが主人公以外の視点、  (◎)マークは一部に主人公以外の視点が入る話となります。 ※レビュー、感想、ブックマーク、評価、誤字報告など本当にありがとうございます。  励みになります。  ただキャラクターの台詞に関しては意図的に軽い言葉(ら抜き言葉とか)を使っているところもあり、そういった部分に関してはご報告いただいてもそのままにしてあります。申し訳ありませんがご了承ください。 ◆ご報告◆ 皆様からたくさんいただきましたご支持、評価、応援の結果、出版者様の目にとまり書籍化していただける事になりました! 応援してくださいました皆様、本当にありがとうございます!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月29日
連載 完結済 110エピソード
魔術の才能を見極める選別の儀。そこでドロセアは最弱かつ無能の印であるZ級魔術師の烙印を押されてしまう。 Z級魔術士は基本的な魔術すら使えず、赤子でも使える最も低位の防御魔術『シールド』しか扱えない存在。 一方で幼馴染で妹同然の存在であるリージェは最強のS級魔術士となり、周囲から聖女と呼ばれるようになっていた。 魔術の才能程度で何も変わらないと思っていたドロセアだったが、その日を境に彼女は虐げられるようになり、身分の差を理由にリージェと会うことすら出来なくなる。 さらに落ち込むドロセアに追い討ちをかけるように、同じ村に住むA級魔術士のエルクに謎の薬を飲まされ、異形の怪物へと変えられてしまった。 家族や帰る場所すら失った彼女は森をさまようドロセア。 絶望のどん底にいる彼女だったが、とある人物との出会いがその運命を大きく変えることになる。 それは最強の魔術士、賢者マヴェリカ。 彼女はドロセアが扱う最弱魔法『シールド』にある特性があることを見抜き、こう言った。 「ドロセアは将来的に、この世に存在する全ての魔術を使えるようになる」と。 人の肉体を取り戻したドロセアはマヴェリカに弟子入りし、その才能を開花させていく。 これは一人の少女が愛する者を守るため、大賢者へと上り詰めていく物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写ありガールズラブ
最終更新日:2023年12月18日
連載 完結済 186エピソード
メアリーは、魔術の使えない落ちこぼれ王女だ。 そんな彼女の政略結婚が決まった。 ようやく王家の人間として役に立てる――そう前向きに考えるメアリーだが、婚約者のお披露目パーティーにて婚約破棄を宣言された上に、無実の罪で捕らえられ処刑を言い渡されてしまう。 結婚を決めた両親や兄にすら裏切られたメアリーは、唯一の味方である姉と共に逃走。 しかし逃げ切れず、最強の魔術師である『アルカナ使い』に姉と一緒に殺されてしまう。 だが、死の淵でメアリーの力は目覚めた。 彼女が得た力は、死体を喰らい、自らを強化する『死神』のアルカナ。 その能力を手に、メアリーは姉を殺した全ての者への復讐を決意する。 イラスト:Alle先生 コミカライズ第一巻発売中。 ノベリズム、カクヨムにも掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写ありガールズラブ
最終更新日:2023年05月27日
連載 完結済 286エピソード
【コミカライズ配信中】本作のコミカライズが配信されました!ピッコマ様などのマンガアプリで読めますので、どうぞよろしくお願いいたします! 三年前の西暦2022年。世界中のあらゆる塔はダンジョンへと変貌した。 アメリカのワシントン記念塔。中国の東方明珠塔、フランスのエッフェル塔、ロンドンのビックベン、日本の東京タワー。 世界各国の塔が突然に、唐突に、なんの前触れもなく、ゲームやアニメで出てくるようなダンジョンに変貌した。そのことに世界は震撼し、ダンジョンブームが到来する。 それから三年後の2025年。うだつが上がらない冴えないサラリーマンの許斐士郎がアパートに帰宅すると、寒空の下で見知らぬ女子高生――星野灯里が座っていた。一旦家に上げて話を聞くと、二人にはある共通点があった。灯里に懇願された士郎は、彼女と共に冒険者になり、東京タワーのダンジョンを攻略することになったのだった。 投稿日2021/7/17 完結日2024/10/12 この作品はカクヨム様にも掲載しております。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月12日
連載 完結済 106エピソード
【書籍化&コミカライズ】が決定しました。詳細は追ってお知らせしますので、お待ち頂ければと思います。 【簡単なあらすじ】“追放する側”の物語。 【ちゃんとしたあらすじ】付与術師の僕――エストは、冒険者界隈でノリに乗っているシルバーランクのパーティー『スターダスト』から、突然追放を言い渡されてしまう。しかも追放を告げたのが、幼馴染で一緒に世界一の冒険者になろうと約束したリーダーのアテナだった。当然追放に納得がいかず理由を尋ねるが、どうやら『スターダスト』がもっと上に進むために、僕が邪魔になったらしい。確かに僕は仲間に対しての付与魔術しかできなかったけど、その他の雑用などは全て僕がやっている。パーティーの役に立っていると必死に伝えたけど、アテナは聞いちゃくれなかった。それもそうだよ。だって僕は邪魔者だったんだから。アテナは仲間のダルという男と、恋人の関係だったんだ。僕はアテナのことが好きで、相談していたダルも僕を応援していてくれていたのに、影では寝取られていたのだ。絶対に許さない。復讐に燃える僕は、突然覚醒する。付与魔術を自分にもかけられるようになったのだ。その力で成り上がっていく僕とは対照的に、僕が抜けた『スターダスト』はドンドン落ちぶれていく。はっ、いい気味だよ。言っておくけど、今さら戻ってきて欲しいなんて言っても遅いからね!! ……とか思ってんだろうな、エストの坊ちゃんはよ。まあ勝手に誤解してイキがるのもいいけどよ、これだけは言わせてくれ。別に、戻ってきて欲しいなんて頼んでねぇから。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月10日
連載 完結済 20エピソード
「この村から魔王を倒す勇者が現れる」 そう告げた預言者がいた。 村はその預言を信じた。 何故なら、村には剣と魔法に秀でた少年がいたからだ。 8年後、少年は勇者となり、魔王を倒した。だが、それと同時に勇者は帰らぬ人となった。 勇者は何故死んだのか? その死から4年後、勇者の功績を文献にまとめていくうちに、その真実が明らかになろうとしていた。 ※2023年9月29日、スニーカー文庫より書籍化。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年09月29日
連載 157エピソード
『HJ小説大賞2021前期』受賞致しました! 2月1日、第一巻発売! ご予約も開始しております。また第二巻も改稿中でございます。 また早くもコミックファイヤ様でコミカライズ決定! 随時報告致します! ※これは短編「この日、『偽りの勇者』である俺は『真の勇者』である彼をパーティから追放した」の連載版です。令和記念に見切り発車で投稿した為、不定期連載となります。 魔王軍八戦将の一人を撃退したこの日、勇者であるフォイルは同じ勇者パーティであるユウを追放した。ユウにはこの世界での力の証である称号が空白で何もなかった。同じ仲間の剣士、魔法使いはユウを足手まといと嗤っていた。  しかし、フォイルは知っていた。魔王軍と戦えていたのはユウの力が大きいということ。そして追放させたユウこそ『真の勇者』であり、自身は彼の踏み台となる『偽りの勇者』であると。  だからこそフォイルはユウを追放するーー例え自分が死ぬであろう結末であると知っていても。  これは誰にも語られることのない『真の勇者』が現れるまでの、追放した側の『偽りの勇者』の物語。  ...踏み台としての役割を定められた男の物語。 この小説は「ハーメルン」でも掲載しております。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2023年08月25日
連載 完結済 40エピソード
※白泉社マンガpark様でコミカライズ連載中です。 ※カクヨムにも掲載。カクヨム版は追加エピソードの一部を本編に組み込み、ヒロイン名をコミカライズと同名にし、更にエピソードを追加した再編集版です。 コミカライズ版から来た方には、カクヨム版を強くオススメします。  父を魔王に殺され、その仇討ちを誓う青年エリウスは、スキル取得の儀式を終えた夜に 「本来魔王討伐には十年の期間が必要だが、取引すれば年数を五年に縮めることができる」  と持ちかけてくる『クロ』と名乗る謎の男と出会う。  疑わしく思いながらも少しでも早い父の仇討と、魔王軍による犠牲者を減らすためにエリウスは取引を受け入れた。  彼が取引で手にしたのは 「導(しるべ)」  という、十五歳から二十歳の人生を何度も繰り返しながら、魔王討伐に必要な因果を発見することのできるスキルだった。  何度も五年間を繰り返しながら、聖女や槍の名手といった強力なスキルの持ち主達と出会い、魔王討伐への確かな手応えを感じるエリウスだったが⋯⋯。  エリウスは繰り返す中、冒険者としてはハズレスキルだとされる「会計」スキルのエレインと出会う。  そして「導」により、彼女を自らのパーティーに加入させたのち、追放しなければならない運命だと知る。    追放をきっかけに「数字の支配者」という最強スキルに覚醒し、活躍し始めるエレイン。  一方エリウスは、周囲から「見る目のない無能」と蔑まれ、落ちぶれる。  だが、彼女が最強スキルに目覚めるだけでは魔王の命には届かなかった。  エリウスは更に人生を繰り返しながら、必要な因果を探し続ける。  彼女を追放し、魔王討伐を押し付ける罪悪感と使命感の狭間で苦しむエリウスだったが、それでも何度も 「ハズレスキルの持ち主はいらない」  と、彼女を追放する傍ら、自分にできることは他にないかと検証し続けた。  いつか彼女が、魔王を倒すと信じて⋯⋯。 2021年度に新規投稿されたハイファンタジー作品において、総合評価pt上位100作品中、読者満足度の指標となる評価平均点(評価pt÷評価人数) 『第1位(9.7/10.0)』です。 ※本編完結 ※追加エピソードあり ※本作は、同じメインタイトルの【簡易版】に、追加エピソード、新エンディングを加えた【完全版】です。サブタイトルを変更しております。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年04月19日
連載 完結済 236エピソード
【一行で分かるあらすじ】 才能はあるけどコミュ障なポンコツ魔女が、正体を隠して王子様の護衛をする話。 【まじめなあらすじ】 天才魔術師モニカ・エヴァレットは人見知りで、人前で喋るのが大の苦手。 そこで彼女は猛努力の末に、詠唱をせずとも使える無詠唱魔術を習得。〈沈黙の魔女〉として、弱冠十五歳で七賢人に選ばれた後は、森の中で静かに暮らしていた。 それから二年が経ったある日、モニカに一つの命令が下される。 その命令とは、学園に通う第二王子を、本人には気づかれぬよう秘密裏に護衛してほしい、というもの。 かくしてモニカは王子の護衛をするために、貴族の子女が通う煌びやかな学園へ潜入するのだった。 「いやだよぅ、怖いよぅ……うっ、うっ……胃がキリキリするぅ……」 と泣きべそをかきつつ。 書籍版1〜9巻と、書き下ろしの4巻after(実質4.5巻)、〈結界の魔術師〉が主人公のスピンオフanother上下巻が、カドカワBOOKS様から発売中です。 また、本編のコミカライズが、B’s-LOG COMIC様で連載中、単行本1~5巻発売中。 スピンオフであるanotherのコミカライズも、カドコミ様で始まりました。 ※書籍版は、WEB版とは異なる部分があります。コミカライズも書籍版に合わせているので、こちらもWEB版とは内容が異なる部分があります。 本編完結後の後日談的外伝は、タイトル上のリンクからとべます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年10月03日
連載 完結済 16エピソード
【新規エピソード満載の完全版もあります。そちらも既に完結しています。https://ncode.syosetu.com/n4623gx/】 ※コミカライズ決定! マンガpark様にて2022/5/4より連載開始! (コミカライズは完全版が原作となります)  Sランクパーティー「竜牙の噛み合わせ」のリーダーであるエリウスは、神に与えられたスキル「剣豪」を持つ猛者だ。  彼は所属するメンバーの一人、冒険者としてはハズレスキルである「会計」の持ち主、アランを追放する。  追放後、アランはハズレスキルだった「会計」が覚醒し、魔力操作や肉体の動きなどの最適解を瞬時に計算することが可能な超絶スキル「数字の支配者」となり、世界有数の強者となる。  そんなアランとは対照的に、エリウスは「アランを追放した、見る目のない無能」と世間に評価され、遂にはパーティーは解散して彼は落ちぶれてしまう。  しかしエリウスには誰も知らない秘密があった。  彼が「剣豪」のスキルの他に、彼にのみ与えられた第二のスキル「導(しるべ)」の持ち主であったことを。  彼がスキル「導」のせいで「魔王が死ぬ」という結果を迎えるまで、何度もその人生を繰り返すという、過酷な運命に縛り付けられているという事を。  そしてそのために彼は何度も死に戻りながら試行錯誤を繰り返し、ついにアランによる魔王打倒、その兆しが見え始めていることを⋯⋯。  そしてアランの追放は、魔王討伐のために必ず行わなければならないことだと⋯⋯。  これは、魔王を倒した勇者アランの華々しい功績の陰で、理不尽な運命に敢えて従うことで、世界の破滅という運命を変え、魔王討伐に多大な功績を残したにもかかわらず──その功績が歴史の表舞台に出ることはなかった、ひとりの男の物語。 ※ブックマーク、評価をしていただいた皆様のおかげで 2021/2/22の日間ランキング ハイファンタジー部門二位 総合二位 となりました! この小説を多くの方へ読んでいただく機会を頂いたこと、心より感謝申し上げます。 ありがとうございます。 ※2020/2/27追記 30000pt達成のお礼になればと思い、短編「ファランのだいぼうけん」を投稿しました。 本編読了後、やや時間を置いて読むことをオススメします。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年04月28日
連載 146エピソード
【おかげさまで、第一部完結しました!】  都市アイザック最強のパーティー『黄金の旋風』に所属する“アデル”は、突然、リーダーである“エリアル”に追放を言い渡される。  それは、エリアルだけでなく、幼馴染で恋人の“カルラ”を含めた全員の総意であると。  到底納得できず、理由を尋ねるアデルだが、そんなカルラから返ってきたのは無情な答え。 『私達は、ガラクタや“役立たず”なんていらないの』  そう……アデルの職業[技術者(エンジニア)]は、一般的な大量生産品しか作れないような全く使い物にならない能力だった。  失意のままギルドに戻ったアデルは、受付嬢から一枚の依頼紙を手渡される。  その内容は、腕の良い職人を探しているというもので、依頼主は、領主である“カートレット伯爵家”。  不審に思うも、興味が湧いたアデルは依頼主のいる領主邸へと向かう。  侍女の“ハンナ”に案内され、出逢ったのは……車椅子に座り、両腕と両脚をもがれ、唯一残った右眼で虚空を見つめる一人の少女——“ライラ=カートレット”伯爵令嬢だった。 「殺したい……お父様とお母様を殺したアイツ等を。私を穢して、壊して、こんな姿にしたアイツ等を。アイツ等に関わる、全てのニンゲンを!」  困惑するアデル。だが、そんな少女の魂の叫びを聞き、 「……僕が、あなたの望み……叶えてみせます」  アデルは自分の職業[技術者]の力で、誰にも手折ることができない最高で、そして最強の翼を【製作】しようと決意する。  ——たとえそれが、自分の命を引き換えにするものであったとしても。  これは、翼をもがれ、絶望と憎悪に苦しむ少女と、そんな彼女を救おうともがく『役立たず』と呼ばれた男の、復讐の物語。 ※アルファポリス様でも連載開始しました!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年05月16日
連載 318エピソード
【Web本編完結&番外編不定期更新】 【コミック版①~⑨発売中&⑩は11/7発売!(ガンガンコミックスUP!)】 【書籍版①〜③発売中!(GAノベル)】 『人と魔族が争って勇者が魔王を討伐……』なんてのは遠い昔の話。 現代では冒険者も魔族も勇者も魔王も命を懸けない職業に過ぎない。 世界が平和になり、ダンジョン攻略がエンターテインメント化した時代。 冒険者も魔物も魔力で作られた分身を用いて戦う、誰も死なないダンジョン攻略が大人気に。 大陸中で攻略映像が配信されている中、僕の所属する勇者パーティは世界第四位の人気パーティだった……のだが。 パーティーメンバーは五人という規程があり、黒魔導士なんて不人気ジョブは三位以上に登りつめるには邪魔だと言われてしまう。 そうして無職になった僕は次のパーティーを探すがまったく見つからない。 ある日、そんな僕の前に金髪紅目の美女が現れて仕事があると言った。 かつての仲間よりも能力を高く評価してくれた美女に感激した僕は、詳しい内容を聞く前に面接を受け入れてしまう。 足を運ぶとそこは最深部到達パーティーゼロを誇る最高難度ダンジョン・魔王城で、四天王と魔王が僕を待っていた。 これは勇者パーティーを追い出された黒魔導士が、魔王軍に入り勇者たちを撃退する側に回る話。 ※最高順位【総合】日間1位、週間1位、月間1位、四半期1位※ ※カクヨムにも掲載※
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2024年12月25日
連載 完結済 205エピソード
【アニメ化決定!】 【小説5巻5/30電子刊行、コミックス7巻4/28発売!】 少女フラムは、神の予言により、魔王討伐の旅の一員として選ばれることとなった。 全員が一流の力を持つ勇者一行。しかし、なぜかフラムだけは戦う力を持たず、ステータスも全て0。 肩身の狭い思いをしながら、それでも彼女は勇者たちの役に立とうと努力を続ける。 だがある日、パーティのうちの1人から騙され「もうお前は必要ない」と奴隷商人に売り飛ばされてしまう。 奴隷として劣悪な環境の中で生きることを強いられたフラム。 しかし彼女は、そこで”呪いの剣”と出会い、最弱の能力”反転”の真価を知る。 戦う力を得た彼女は、正直もう魔王とかどうでもいいので、出会った奴隷の少女と共に冒険者として平穏に暮らすことを決めるのだった。 ――これは一人の少女が、平穏な日常を取り戻すためにどん底から這い上がってゆく、戦いの物語である。 日間最高1位、週間最高1位、月間最高2位にランクインしました。みなさんの応援のおかげです、ありがとうございます! カクヨムとノベルバにも投稿してます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写ありガールズラブ
最終更新日:2025年06月10日