ブックマーク一覧 カテゴリ1 全4件
連載 完結済 17エピソード
わたしにはパパがいない。ママはわたしが嫌いだ。顔しか知らないパパのことを想いながら、ママの顔色をうかがいながら、わたしは小さな幸せを集めて平凡に生きていくのだと思っていた。──ある日、居住区が「日本国人口に関する管理調査委員会」通称「人口管理委員会」の巡回地域に指定されるまでは。※現代より少し未来、夜9時以降に外出すると「殺人鬼さん」がやってくるという歪な日本を舞台にした、とある女子高校生の物語です。純粋なホラーというよりも、ホラーサスペンスに近いです。■12/05/15:アルファポリス様の第5回ホラー大賞にて読者賞を頂戴いたしました。応援ありがとうございました。■18/10/26:あちこち改稿。
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ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2012年01月17日
連載 20エピソード
目が覚めたら、全く知らない場所に居た。それ以前に、自分には今、記憶が無い――。 追いかけてくる《何か》から逃げ続けるのか。立ち向かい己の糧とするのか。記憶を無くした少年の、選んだ道の先に有るものとは――。 学生なろう作家の二人が紡ぐ、先行き不明のファンタジーがここから始まる。
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ノンジャンル[ノンジャンル] 残酷な描写あり
最終更新日:2012年08月13日
連載 38エピソード
近隣諸国の中でも魔法大国として知られている国・ヴィアーレ。 国内に多数ある魔法学校の中でも五本指の中に入るほどの実力と歴史を持った学校、アルシェルラ魔法学校に通い、トップクラスの実力を持っている主人公、アルシア・ブレッドは過去の出来事が原因で、卒業後の進路が決まらずにいた。 そんな中、路地裏で見つけた求人チラシに記載されていた民間企業に惹かれ、無茶な就職試験を通り抜けて入社した彼女だが、その会社の裏の実態は実はとんでもない物で……? 主人公と仲間達が送るファンタジー物語。
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2014年07月06日
連載 59エピソード
★剣? 魔法? 魔物? 依頼? 討伐?  そんなものよりも微生物。  そもそもの話、僕は微生物を愛でていたいのだよ!★  三度の飯よりも微生物の観察が大好きな院生は、地球ではない場所の、土薫る雨上がりの草原にいた。土の香りがする、これは非常に重要なことだ。実は雨の後に漂うあの匂いは、土に住む微生物の産物だ。その匂いを感じる、それはつまり、ここにも微生物は間違いなくいるということなのだ。  草原に残る水たまりを覗けば、様々な微生物たちがいた。この星の微生物たちも、地球となんら変わりなく神秘的な造形をしている。光に透けたもふもふの繊毛、水をかき回すように力強く振るわれる鞭毛、水に漂うことに適した無駄のない形……試験やレポートの心配もなく、ひたすら微生物の観察できるこの世界は――  ――あぁ、なんて幸せなんだ。 「こんなところで何をしているんだ?」 「……観察の邪魔だ、あっちへ行けよ」  邪魔をしてきた人物を睨み付けたが、視界に入ってきたのは馴染み深い哺乳類な人類ではなく、鱗を持つ爬虫類型の人類だったのだ! 「――あ、これは常在菌かな」  彼の鱗に住む微生物を発見した。初めて獣人に出会ったが、それはとにかく、やはり微生物は良いものだ。 「……俺の鱗がそんなに気に入ったのか?」 ★★★  世話好きな獣人(竜種)や、相棒となった精霊(液体)、いたずら好きの妖精(草花)といった者たちに観察の邪魔されつつも、「現代知識」と「神に願った3つの能力(道具がなくとも微生物を見ることができる能力、食事の時間も惜しいので飲食不要、体調不良で観察できないのは困るので過酷な環境に対する耐性)+オマケ(筆記用具など)」を活用しつつ、欲望のおもむくまま、気の向くまま、町で部屋で草原で森で洞窟で、ところかまわず微生物の観察をし、微生物をスケッチしたり、微生物を培養したり、微生物の観察をしたり、微生物を観察したり、アウトドア系インドア派なマイペース生活を満喫しようとする、微生物にしか興味が無い者の、ぐだぐだまったり日常系な話。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2016年11月22日