ブックマーク一覧 読んでる 全6件
連載 完結済 24エピソード
生まれながらに目が見えない朱里は、幼い頃に毒殺されかけた皇太子を己の毒の知識で救い、成人してから皇帝となった彼に求婚されて後宮に入ることに。 だが皇帝に恋慕する義妹が邪魔な朱里を殺そうと蠱毒を薬と偽り飲ませる。 何故か朱里はそれをきっかけに毒を無効化する体質を手に入れ、蠱毒の影響で目が見えるようになり、毒食の美味しさに目覚める。 朱里は飲まされたのが毒だと知っても「毒と薬は紙一重。妹は私の目を見えるようにするために……!」と義妹に感謝し、義妹は「どうしてこうなった」と悔しがる。 朱里は「毒殺の危険がある後宮ならば毒が山ほど食べられるのでは」と期待して後宮入りし、皇帝の毒殺未遂の危機を救って感謝される。 妃でありながら皇帝の毒見役となった朱里は、後宮で起こる問題を無自覚に解決しながら毒食生活を満喫するのだった。 これはのほほんとしている朱里が後宮の毒殺事件を楽しく美味しく(本人が気付かないうちに)解決してしまう勘違いコメディ。 要素◆後宮×毒グルメ×勘違いコメディ×ミステリ×恋愛 (2023.6.18)月間推理ランキング1位、四半期3位になりました!応援ありがとうございます!
作品情報
推理[文芸]
最終更新日:2023年05月18日
連載 完結済 50エピソード
旅する薬師(くすし)の少女・ハナが出会ったのは、オルク(オーク)の血を引く大男。 この世でたった一人の姉のため、大男は死病を癒す秘薬を求めた。 その巨体と剛腕で、どんな障害をも打ち砕き。 いかなる犠牲もいとわず。あらゆる対価も惜しまず。 たとえ誰かの大切なものを壊しても。 たとえかけがえのないものを奪っても。 二度と戻らないものを屠(ほふ)っても―― ただ喰らい摘み取るだけのその怪物を、“診極める”者などいなかった。 だからこれは〝彼女〟にしか書けない診療録(カルテ)。 ―――――――― ◆ガール・ミーツ・オークから始まる暗黒おとぎ草子。死病と余命が倫理を狂わす秘薬探し! ◆終わらぬ宿命は、この世すべての病を癒すまで! ◆壊れた願いの残り香――《呪詛》(じゅそ)がすべてを叶える不条理な世界で、医療者であることに意味はあるのか? 薬師の使命と存在は、その価値を問われ続ける……!! “剣《きぼう》も魔法《きせき》もこの幻想にはありえない。  ここから始まるのは、愚かしき薬《どく》と病《のろい》の原罪録――” <本作の特徴> ・原野広がるどこかの異世界。ゲーム色はありません。 ・真面目で健気で礼儀正しい女の子が主人公。 ・どこへ嫁に出しても恥ずかしくない高女子力の主人公。 ・人を助ける仕事に誇りと使命感を抱く職業意識の高い主人公。 ・そんな主人公が、異世界ならではの理不尽な“症例”と幾度となく向き合い、向き合うたびに苦悩していく物語です。 ・何度も打ちのめされながら、新米薬師の自分に何ができるのかを自問しつづけます。 ・薬師なんかやめてもいいんだよ?と言いたくなるようなつらいことばかりが待ち受けています。彼女はそれでも踏みとどまるでしょう。 ・目を覆いたくてもつい応援してしまう――そんなあなたに、自信を持っておすすめいたします! ※事故回避※ ・純粋な医療モノではありません。病気よりも呪いがメインのダークファンタジーです。「医療者志望の若者」の心の闘いを書いています。 ・登場する症例や薬物は創作ですが、現実の医療とも関係のあるシビアな話題には触れています。依存性薬物、尊厳死、堕胎、移植医療など。 ・チートによる解決はありません。むしろチートによって事態は悪化する傾向にあります。 ・異種恋愛要素はちょっぴりあります。同種は百合しかありません。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年07月19日
連載 完結済 119エピソード
 高校に入学したばかりの「僕」は、行きの電車に乗っていた別の高校に通う「彼女」に一目惚れをする。しかし、名前すら分からない「彼女」と1日の中で一緒にいることができるのは、学校へ行くときに乗る電車内でのたった15分間だけ。この時間を積み重ねることで、「僕」は「彼女」との距離を少しずつ縮めていくことに。果たして、「僕」と「彼女」の関係はどうなっていくのか?  ※最後の特別編となる特別編-Graduated from university-を公開しました。7年間ありがとうございました!(2021.3.25)  ※カクヨム、アルファポリスでも公開しています。  ※恋人編と特別編で『ハナノカオリ』のネタバレ要素が含まれています。  ※お気に入り登録、評価、感想、レビューなどお待ちしております。
作品情報
現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年03月25日
連載 107エピソード
「レベルの高い人間が偉い。低いやつはゴミ」という世界で、ジュニッツ(25歳・男)は、いくら努力してもレベル1のまま。最弱のG級冒険者としてバカにされていた。 だが、実はジュニッツの前世は、数々の謎を推理で解き明かしてきた名探偵だったのだ。 ある日、前世を思い出したジュニッツは、S級冒険者すら勝てない魔王が「ある方法を使えば実は簡単に倒せる」ことを推理で見抜き、本当に倒してしまう。 驚愕する世界。 けれども、ジュニッツの快進撃は止まらない。 戦闘力はゼロでも、推理力は世界一。邪竜だろうが破壊神だろうが、攻略法を推理で見抜いて次々と撃破し、実績を重ね、驚異的な速さで成り上がっていくのだった。 ※4章まで投稿済み(謎解きは章ごとに完結しています)
作品情報
推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年05月03日
連載 22エピソード
 伯爵令嬢ミーティアは、王太子ラインハルトの婚約者だ。ある日城の大広間に向かうと、そこで待っていたのはまさかの婚約破棄。身に覚えのない罪により、城の地下牢に幽閉されてしまう。そしてあろうことか、そこに一人やってきたラインハルトは、ミーティアの喉元に剣を突き付けてきたのだ。だが恐怖で目を瞑った次の瞬間――なぜか彼女は、最初の婚約破棄場面に戻ってきていた。  以降このループが繰り返され、現在それは《25回目》。  でも、今回は何かが違う!!  導かれるようにして出会ったのは、【  卵  】の中で眠り続けていた、美しき魔術師だった。
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月27日
連載 232エピソード
【第一章あらすじ】  ある日の放課後。  嫌われ者の男子高校生・戸山望は、クラスメートの七原実桜に呼び出しを受ける。  戸惑いながらも、七原に指定された教室に出向いた戸山は、彼女から驚くべき事実を告げられた。それは七原が『他人の心の声を聞く力』を持つ能力者であるというものである。  七原は戸山に、その打ち明け話を信じた上で、彼女が抱える問題の解決を手伝って欲しいと迫った。七原の強引さに根負けした戸山は、渋々ながら彼女に協力する事を約束する。  しかし、その日を境に七原は何者からかの嫌がらせを受けるようになり、事態は思わぬ方向へと進んでいく。 【二章以降あらすじ】  七原の問題は無事解決し、彼女は戸山の『活動』を手伝うことを申し出た。  二人は次々と現れる能力者に苦戦しながら、彼らを説得し、『解決策』を見つけ出していく。 ※現代の学園を舞台としたファンタジーミステリー×ラブコメ×ヒューマンドラマです。 ※一章ごとに区切りの付く話です。第一章だけでも御一読いただければ幸いです。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2022年03月06日