四神高校文芸部に在籍する少女青滝龍子。
コンテストで奨励賞を取るほどの実力がありますが、文芸部には同じコンテストで入選や佳作を取る凄い女性の先輩が三人もいます。
その先輩方はいずれも劣らぬ強烈な個性の持ち主たち。
圧倒される龍子。まあ自分は自分だからと言い聞かせます。
ところが背後から声が。
「本当はそんなこと思ってないんだろう。おまえの創造力、想像力、表現力はあの三人に劣っていないはずだ。そして、おまえは俺の番だ。龍子」
声の主は四神の一人青龍。青龍に一方的に番と言われた龍子は青龍に乗せられ異世界に旅立つことになりますが。
第一章は、ありま氷炎様主催の「第九回春節企画」参加作品です。
第一章冒頭に自作AI生成イラストを掲示しました。
第六章末尾にかぐつち・マナぱ様から拝領したFAを掲示しました。
この作品が「心のどこかに『文学少女』を住まわせている全ての人に届きますように」