『災厄の数字(ナンバーズ)』
それは人類を含めあらゆる種族、魔王すらも恐れる一騎当千の人間9人が成す最凶の組織である。
主人公、クレス・アリシアは齢15歳ながらそんな『災厄の数字』の1人。
ある日のこと、クレスはボスから特殊任務を科せられる。
それは魔法学園の生徒に紛れ、王国に召喚された勇者を監視しろというもの。
意気込んで隠密に励むものの、その実力差を隠せるはずもなく、学園では一気に有名に。
監視対象である勇者たち、はたや王族貴族からも気に入られる始末。
これは最凶の魔法使いでありながら、良いように勘違いされてばかりの男の話である。
※webと書籍でストーリー展開が異なります。