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連載 126エピソード
 僕はいじめられっ子。クラスメイト全員から執拗にいじめられ、教室の窓から頭から落とされて死んだ。でも、死んだと思ったら異世界に転生していた。もういじめられないですむ。そう思っていた。でもね、運命ってのは残酷なものだよね。異世界でも僕は忌子として産まれてしまった。人の子から黒い髪、黒い翼を持って生まれてしまった僕は《魔王の子》であるらしい。そんな赤ん坊である僕に、執拗に暴力を振るう叔母。唯一の味方であった母にも見放された。対して僕の双子の妹は白い髪、白い翼を持って生まれてきた。そんな妹は天使として崇められた。理不尽だ。もう何も信じない。新しい人生にも絶望していたその時、ドラゴンが村に攻めてきてしまい、村の全てを破壊した。これで僕を縛るものは何もない。ここから僕と妹の新しい生活が幕を開ける。数々の受難が待ち受ける中、僕は幸福を夢見て日々を過ごす  ★のついている話にはイラストがあります。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年03月04日
連載 299エピソード
小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り当てられた役は、庶民である主人公をいじめ倒し、主人公と恋に落ちる通称皇帝と呼ばれる御曹司との仲を引き裂く、典型的な悪役お嬢様、吉祥院麗華だった。 物語の最後で、麗華は皇帝から報復され家ごと破滅させられる。悪役は消え、主人公達は苦難を乗り越えて結ばれる。めでたしめでたし。 ってそんなの困るー! マンガはそれで終われるけど、私には没落後の人生があるんだから! 主人公達は恋だ、愛だとどうぞお好きに騒いでいてくれてて結構。私は皇帝の怒りを買わないように、存在消してます。 えっ?悪役がいないから物語が上手く進まない? でも私は没落後を見据え、貯金と勉強に忙しいんです。少しでも破滅を回避する為に、皇帝には関わりたくないんです。運命のカップルなら、障害がなくても自力で盛り上がって下さいよ。 前世はド庶民。現世はお金持ちの家の悪役お嬢様。ジャンクフードの味が忘れられず、こっそり家を抜け出して、ポテチ買いに行ってます。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2017年10月20日
連載 完結済 206エピソード
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男という、存在意義さえ怪しい子供に憑依した彼は、幸いにも魔法の才能があったので早くに自立しようと我が道を進む。家門と領地継承も、内政無双も経験が無いから無理。魔法で金を稼いで、自由に生きて何が悪いというのか。まあ、結局人の営みで発生する柵(しがらみ)からは逃れられないのはこの世の常として。これは、そんな若造ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスターの世界なんて救わないお話である。 ※2020年4月より、八男のアニメが放送中です。 小説版は、最新第二十五巻が2022年4月25日に発売開始(まだまだ続くよ)。 八男コミカライズ版は、最新第十一巻が2022年5月23日に発売されます。 コミカライズ版は、コミックウォーカーにて好評連載中! ドラマCDも発売中です。 外伝、後日談的なお話 「八男って、それはないでしょう! みそっかす」 信吾と入れ替わったヴェンデリンは? 「八男って、それはないでしょう! 番外編『ヴェンデリンと信吾、邂逅す』」もよろしくお願いします。 ★カクヨムにて、改稿、加筆をした「八男って、それはないでしょう!(改)」も連載中なのでよろしくお願いします★ ※同じく書籍化された、銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。(全七巻発売中、コミカライズ開始、FWコミックス様より、第2巻まで発売中)と共によろしくお願いします。 ※砂漠だらけの世界で、おっさんが電子マネー二で無双する(MFブックス様より、第二巻まで発売中) ※異世界帰りのパラディンは、最強の除霊師となる(MFブックス様より、第三巻まで発売中、FWコミックスオルタにて4月15日から連載開始) ※野生のJK柏野由紀子は、異世界で酒場を開く(電撃の新文芸様より、第三巻が2022年2月に発売されます。コミカライズ版が、やわらかスピリッツにて連載中)
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月15日
連載 完結済 39エピソード
 起きたら学校に行って授業を受ける。これは学生にとっては当たり前の日常。この日常を味気のない日々だと感じるやつもいれば、放課後に部活に励んで青春の日々を送るやつもいる。  人によって色々と考え方や行動理念があるから当たり前なんだがな――教師が黒板に書いている間、窓の外を見ながらどうでもいい考えていると急に床が光り始めた。強烈な光を遮るために腕を目の前に置き、瞼をぎゅっと閉じる。光が収まったと思い、瞼を開ける。視界に広がった景色は見慣れた教室ではなかった。目の前にいた王らしき人物は俺たちに向かって告げた――勇者としてこの国を救えと。この日を境に俺たちの当たり前の日常は崩れ去った。
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ノンジャンル[ノンジャンル] 残酷な描写あり
最終更新日:2012年12月31日