※現在、追放モノ要素を消去したいという衝動から一章序盤を修正いたしました。
※2章と3章の投下順やらかしから、一部時系列が初期連載順とは異なります。
実家が嫌で飛び出した少女、シンシアは冒険者となり、Aランクパーティーに勧誘されるものの、儲け話に利用されて売られてしまう。
窮地のシンシアを救ったのは、規格外のSランク魔術師である謎の幼女、フレアだった。
シンシアを自身の所属組織に招き入れたフレアがシンシアに与えたのは日に三回限り、一瞬の儚い疑似魔剣術。
「見て下さい!この宝剣を持てばシアは最強ですよ!」
「待って。本国からの依頼内容はそれの奪還だったよね?」
妙に過保護な最強幼女同伴の旅は依頼も敵もトラブルも全部が規格外。
今日も今日とて、シンシアは『自力』の定義に疑問を抱きながら戦います。