ブックマーク一覧 カテゴリ3 全105件
連載 16エピソード
 この世界には神が人に与えた神器があった。  魔王を倒すための3つの神器。勇者の聖剣、聖女の杖、賢者の魔導書だった。  それらの神器は使い手を選ぶと言われていた。  主人公のシアンは、そんな神器に選ばれた幼なじみ達の勇者パーティに入っていたが、シアンだけは選ばれておらず、しかもジョブは無職とまで馬鹿にされるほど弱いジョブ。  そしてある日無能の烙印を押されて追放される。  しかしその日の夜酒を飲んでいたら前世の記憶を思い出した。 「あ、このジョブ、ゲームだと時間はかかるけどこんな小技あるんだ」  そうして試しに特訓してみたシアン。  すると見事に小技はこの世界でも可能だった。  調子に乗ったシアンはどんどんその小技を繰り返して、みるみる強くなっていく。  そして神器達の所有権はシアンに移ってしまう。  勇者の使う剣も聖女の使う杖も賢者の使う魔導書も全て使えなくなっており、魔王討伐どころではなくなって、魔王軍に蹂躙されて人間の領地はどんどん減っていく。  一方その頃中身はおっさんである主人公のシアンは新たな土地で、美少女と共に毎日を日曜日にするための準備に入っていた。  そしてそのせいで世界はどんどんと乱れていき。  勇者達がシアンに与えてはいけないのが膨大な時間だということを理解したときにはもう遅かった。  これは1人の無職が夏休みを終わらせないために好き勝手やって無自覚に世界を振り回す物語。  無職の終わらない夏休みが始まる。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月29日
連載 完結済 41エピソード
【7/16】電撃の新文芸様より書籍版1巻(書き下ろし収録!)が発売!  書籍版は書き下ろしなど、web版と比べて色んなものを追加しています!  その英雄――座右の銘は「他力本願」。  人脈という名の武器を使いこなし、最強の冒険者パーティを結成してみせたネットは、数々の世界的偉業の陰で暗躍してきた。  しかしある日、国王に呼ばれたネットは残酷な宣言を告げられる。 「貴様の冒険者パーティを、我が国の勇者パーティに任命する。ただし貴様はいらん。追放だ!」  国王はネットをただの腰巾着と考え、勇者パーティには不要な存在だと判断した。 「あのパーティは俺が制御しないと、めちゃくちゃに暴れ回りますけど、いいんですか?」 「腰巾着の言い訳など聞きたくない!」  最後の忠告も無視されたネットは、一人パーティから追い出される。  ネットは他国へ向かい、別の仲間たちと自由に過ごすことにした。  他国に渡ったネットは様々な活躍をしてみせる。王子、王女、騎士団長、名うての冒険者……あらゆる者たちとの縁があり、彼らから慕われているネットのもとには、毎日のように非日常的な事情が転がり込んできた。  一方……国王は知らなかった。  ネットが集めた勇者パーティは、実力こそあるが、とんでもない問題児だらけであることを。  ネットが消えた今、勇者パーティは制御不能に陥り、国王にとてつもない負担をかけることになった。  ネットのことをよく知る者たちは、彼のことをこう評価する。 「あの男は、勇者にはなれないが――誰かを勇者にできる男だ」  これは、他力本願をモットーとする英雄が、あらゆる異変の裏で暗躍し、世界中に影響を与えていく物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2020年12月09日
連載 完結済 263エピソード
※本編完結してます。 精霊の加護を受けて、スキルや魔法が使えるようになる世界。 Sランクパーティに所属するテイマーのぼく、エレン。15歳。 戦う力はないけれど、索敵、荷物持ちなどでパーティに貢献していた。 けれどパーティのリーダーから、戦闘に使えない役立たずだからと追放宣言される。 しかも挑んだ高難易度ダンジョンで、大量の強敵から逃げるためのエサとして、ぼくを置き去りにしていった。 モンスターに襲われ絶体絶命のピンチをむかえたぼくは、秘められた【精霊使い】の力を覚醒させる。 精霊たちから無限にスキルをゲット。 さらに精霊王の娘である不死鳥と契約し、最強となる。 その一方で、パーティメンバーたちは、ぼくを追放したことで、精霊に嫌われ、持っていた力を全部没収。 最弱までなり下がり、不運が連続するようになる。 後からパーティに戻ってくれと泣きつかれるけど、もう遅い。 契約した美しい精霊たちに溺愛されながら、ぼくは新しい仲間と、気ままな冒険者生活を送るのだった。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年08月10日
連載 4エピソード
主人公の轟光一は不幸な事故により死んでしまう。女神に転生させられることによりクラスが決まるとなんと8が多く最低な「クラス」だった。その途端、女神はあまりのクラスの低さに腰を抜かした。クラスをステータスに書き込んでいる時に俺がたっていて女神が横になっていたため8と書かれるものが∞になっていた。 転生し、教会でステータスを確認すると、やはり『8』であったが後々確認すると、『∞』になっていた! そこから光一のハーレム無双劇が始まる! 更新等が都合により不定期です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年01月08日
連載 完結済 29エピソード
「聞こえないのか? 貴様はクビだと言ったのだよ」  結界師として国に仕えていた俺(リット)は、この国の王女にクビを宣告される。  国の守りのかなめとも言える重要な職人だが、愚かな王族たちはそんな事実を忘れ去っていたのだ。 「俺を追放して、本当に国は大丈夫なのか?  結界をメンテナンスできる人が居なければ、あっという間に綻びが生じるだろう。下手すると一か月も保たないぞ?」  俺の忠告は聞き入れられず、俺は弟子とともにあっさり国を追放される。  立ち去ろうとしたところで謁見の間の扉が開け放たれ、突如としてエルフの少女が飛び込んできた。 「会いたかったです、旦那さま!」  彼女はエルフの里の王女さま。俺がフリーになるのを待って、わざわざ迎えに来たのだ。  フリーの結界師は貴重な人材なのだ。フリーになるタイミングを見計らってスカウトに来たのだとしてもおかしくはない。  ほかにも獣人族の族長や、ドワーフ族の鍛冶連合のリーダーからも熱いスカウトを受けることとなる。  俺はエルフの里に迎えられ、エルフの王女さまとスローライフを謳歌することになった。  エルフの里の『守護神』などと呼ばれるほどに、その実力を遺憾なく発揮しながら。  一方、俺を追放したことで王国の結界には綻びが生じ、モンスターが続々と侵入するようになっていた。  モンスターの襲撃を受けた王国は、やがては取り返しの付かない大混乱に陥っていく。  俺に追放を言い渡した王女は、ついには責任を取らされる形で地下牢に投獄されることとなった―― ※ 他の小説投稿サイトにも投稿しています ※ 不定期連載
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月03日
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