ブックマーク一覧 カテゴリ1 全36件
連載 136エピソード
少女ソアリスは魔術の天才だった。十歳を超える頃には国内の上位に名を連ねる宮廷魔術師となる。十六歳となった今は人々から尊敬されて聖女と呼ばれるようになった。 魔物の大軍、魔王、邪神。国を脅かすものであれば何であろうと討伐してきた。 そんな彼女だがある日、同じ宮廷魔術師である実の妹に陥れられてしまう。 ソアリスの室内から違法とされている超魔水《エリクサー》が見つかったとして、無実の罪を着せられてしまった。 信じていた妹に陥れられて、罠にも気づかずにソアリスは最強の神話級魔導具にて封印されてしまう。 ところが数百年は続くはずの強力な封印を、ソアリスはたった二十年で破って出てきてしまった。更には封印中、脱出する為に編み出した空間魔術をひっさげて王国へ足を向ける。 封印中は歳をとっておらず、16歳の少女のままのソアリス。二十年もの間に王国は魔物の侵攻を受けて危機的状況に陥っていた。 犯罪者として扱われていると予想して、ソアリスは自身の正体を隠して聖女をやり直す。 次第に人々は聖女の帰還を知る。彼女を陥れた者達は報いを受ける。 最強の聖女による世直し物語、ここに開幕。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年09月21日
連載 116エピソード
※書籍化&コミカライズしました! 人間をはるかに超越する『竜王族』に育てられた人間の子供、アイレン。 ある日、人類による略奪行為が限界を超えたと判断した竜王族は、人類を生かすか滅ぼすかを16歳になったアイレンに見定めさせることに決めた。 生殺与奪の権を与えられたアイレンは王都学院の入学試験を受ける。 「ハッ、田舎者が! お前のような者がセレブラント王都学院の土を踏むな!」 そこでアイレン待っていたのは特権意識の塊となった貴族の子供たちだった。 竜王族に鍛え上げられたアイレンは難なく試験を突破してみせるが、彼らに「田舎者ごときがこんな力を使えるわけがない。不正だ」と騒がれてしまう。 そこに心配になって見に来た竜王族の姉がやってきてしまい……?   これは人間をはるかに超越した種によって鍛え上げられたアイレンと、人類をたやすく滅ぼす力を持つ竜王族の『家族』たちが人類と織りなす爽快な物語。   ※文字数は予約投稿を含みます。 ※旧タイトル「【悲報】生殺与奪の権を竜に握られた人類、竜国の使者を「田舎者」呼ばわりしてしまう ~俺は学院生活を楽しみたいだけだから気にしないけど、俺を溺愛する竜王族の姉は黙ってないかもしれません〜」
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年06月10日
連載 完結済 40エピソード
※白泉社マンガpark様でコミカライズ連載中です。 ※カクヨムにも掲載。カクヨム版は追加エピソードの一部を本編に組み込み、ヒロイン名をコミカライズと同名にし、更にエピソードを追加した再編集版です。 コミカライズ版から来た方には、カクヨム版を強くオススメします。  父を魔王に殺され、その仇討ちを誓う青年エリウスは、スキル取得の儀式を終えた夜に 「本来魔王討伐には十年の期間が必要だが、取引すれば年数を五年に縮めることができる」  と持ちかけてくる『クロ』と名乗る謎の男と出会う。  疑わしく思いながらも少しでも早い父の仇討と、魔王軍による犠牲者を減らすためにエリウスは取引を受け入れた。  彼が取引で手にしたのは 「導(しるべ)」  という、十五歳から二十歳の人生を何度も繰り返しながら、魔王討伐に必要な因果を発見することのできるスキルだった。  何度も五年間を繰り返しながら、聖女や槍の名手といった強力なスキルの持ち主達と出会い、魔王討伐への確かな手応えを感じるエリウスだったが⋯⋯。  エリウスは繰り返す中、冒険者としてはハズレスキルだとされる「会計」スキルのエレインと出会う。  そして「導」により、彼女を自らのパーティーに加入させたのち、追放しなければならない運命だと知る。    追放をきっかけに「数字の支配者」という最強スキルに覚醒し、活躍し始めるエレイン。  一方エリウスは、周囲から「見る目のない無能」と蔑まれ、落ちぶれる。  だが、彼女が最強スキルに目覚めるだけでは魔王の命には届かなかった。  エリウスは更に人生を繰り返しながら、必要な因果を探し続ける。  彼女を追放し、魔王討伐を押し付ける罪悪感と使命感の狭間で苦しむエリウスだったが、それでも何度も 「ハズレスキルの持ち主はいらない」  と、彼女を追放する傍ら、自分にできることは他にないかと検証し続けた。  いつか彼女が、魔王を倒すと信じて⋯⋯。 2021年度に新規投稿されたハイファンタジー作品において、総合評価pt上位100作品中、読者満足度の指標となる評価平均点(評価pt÷評価人数) 『第1位(9.7/10.0)』です。 ※本編完結 ※追加エピソードあり ※本作は、同じメインタイトルの【簡易版】に、追加エピソード、新エンディングを加えた【完全版】です。サブタイトルを変更しております。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年04月19日
連載 5エピソード
 魔獣喰者、それは死んだ魔獣や死にかけの魔獣を吸収することで、そいつが持つ固有スキルを扱う事が出来るようになる希少職。  私は、本来なら男がなる筈であるその職業を、唯一女性の身として選ばれた人物である。  だが、どうやら私は力を上手く扱えなかったようで、勇者パーティを壊滅に追いやってしまう。その結果、国からも追放される身となってしまう、まあ当然だよね。  あれから十数年。――私は、山奥の遺跡で死にかけの女神と出会う。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年07月22日
連載 218エピソード
S級冒険者パーティ『残忍な刃(ブルータル・エッジ)』に所属するアルクス。 彼が持つスキル<スライム>には二つの能力があった。 一つはスライムの姿に変身できる『擬態』。もう一つは自分の分身を作成できる『分裂』。 そのどちらも弱く、<スライム>は外れスキル扱いされていた。 唯一の取り柄である『分裂』を買われてパーティに参加していたが、ある日パーティリーダーのダンから追放を言い渡されてしまう。 「俺はな!! お前みたいに弱い奴を見てると虫唾が走るんだよ!! このスライム野郎!!」 暴力を振るわれ、罵倒の言葉を投げられ、アルクスはダンに復讐し、強くなることを誓う。 強くなるためにモンスターを倒していたアルクス。その時、彼はとんでもないことに気づいてしまう。 「まさか……分裂した数だけ経験値が倍になってるのか!?」 アルクスのスキルには、『分裂』した数だけ経験値が増えるという隠された能力があった。 まさにチート級のその事実に気が付いたアルクスは、誰よりも早くレベルアップを繰り返していく! 「いける……! これならダンに追いつくことができるぞ!」 着実に強くなっていくアルクス。レベルが上がっていくにつれて、<スライム>はさらに成長していく。 分裂できる数が増え、スライムのレベルが上がり、ますますレベルアップの効率が上がっていった。 一方、パーティリーダーだったダンはアルクスの成長に追いつけず、破滅の道を進んでいく。 気が付けば、アルクスは誰も追いつけない『最強』の領域へと到達してしまう――。 主人公がサクサク強くなっていく、爽快感あふれる追放ストーリー。 ★日間ハイファンタジーランキング1位達成★ ★日間総合ランキング1位達成★ カクヨムにも掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2022年07月16日
連載 377エピソード
「そうかそうか。やはり今日がルインの誕生日だったか! ……よしっ!それじゃお前は今日でクビだ」  五年間、虐げられながらも必死に働いていた治療師ギルドを、十五歳の誕生日である今日クビと宣告された。  悔しさと自分への情けなさに絶望するが……絶望していているだけでは明日のご飯は食べることはできない。  治療師ギルドで薬草の仕分けと雑用だけをしてきた少年が、治療師ギルドをクビにされたことで、植物の仕分けでしか使用していなかった最強スキルが開花する。  これは明日を生きるために必死に藻掻き、藻掻いた最強のスキルを持つ少年の最底辺からの大逆転の物語。 総合日間1位 総合週間1位 総合月間1位 総合四半期1位 ジャンル別年間1位 カクヨムにも掲載
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年12月01日
連載 59エピソード
 冒険者のロアはみんなから『無能』と有名な底辺冒険者である。  所持スキルは【アイテム作成】のみ。  能力はレベルと引き換えにアイテムを作成する、というものだった。   ロアはこのスキルのせいで、他の人に比べてレベルが上がった時の恩恵が雀の涙ほどしかない。  それこそロアが『無能』とバカにされている大きな理由だった。  しかし、ロアは少しでも自分の実力を上げようと【アイテム作成】の能力を使うことなくレベルを上げ続けた。  スライムやゴブリンなどの低級モンスターを狩り続けて1年。  50レベルに到達したロアにとんでもない変化が訪れた。 『【アイテム作成】が【魔法創造】に進化しました』  手に入れた【魔法創造】はレベルと引き換えに魔法を創造できるというもの。  消費するレベルが高ければ高いほど、強力な魔法を創造できる。  つまりレベルを消費すればするほど、レベル上げの効率はドンドン上がるのだ。  更に【アイテム作成】の能力も利用することで、強力な装備でステータスを補ったり、価値の高いアイテムを作成できたり、超便利!  【アイテム作成】と【魔法創造】──二つのスキルが相乗効果を生み、ロアは驚異的な成長を遂げていく。 ◆日間総合1位 ◆週間総合1位 ◆月間総合1位 ◆四半期ジャンル別1位 ◆四半期総合2位
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年06月23日
連載 7エピソード
※定期的にタイトル変更を試します。ご了承を。 旧題:【何も特徴がないから】ってパーティーを追放されたんだけど、親戚の誘いで暗殺者ギルドに所属したら『天職』だった。~誰にも記憶されない少年、悪徳貴族やパーティーを駆逐することで【影の英雄】となる~ 【同名タイトルの連載版です(無理矢理【連載】を捻じ込みました)】  リーシャス・アトレストは、極めて普通の少年だった。  そんな彼の夢は、誰かの助けになること。そのためにリーシャスは、その日も冒険者パーティーの一員としてのクエストを終えた。しかし、その帰り道にリーダーはこう告げる。 「何も特徴がない。なにやってるか分からない奴は、必要ない」  突然の宣告に驚くリーシャスだったが、思い当たる節はあった。  たしかに少年は、すべてにおいて平凡だ。身体能力も剣技も、魔法に外見さえも。そのため仲間以外には、その存在を認知されぬことが多かった。  果たして、取柄のない少年は追放される。  しかしそんなリーシャスに、とある親戚の男――ダイスがこう声をかけた。 「その平凡さを、人助けのために使わないか」――と。  その誘い文句に少年は飛びつき、やってきたのは暗殺者ギルド。  ダイス曰く、そこでは極悪人を秘密裏に抹殺しているとのことだった。その話を聞いたリーシャスは自分で大丈夫なのかと不安に思うが、一人の少女のために立ち上がる。  そして、その瞬間から役立たずの少年は覚醒することになった。  【何も特徴もない】というのは、裏を返せば印象に残らず【誰にも記憶されない】ということ。暗殺者という職業は、リーシャスにとっての『天職』。悪徳貴族やパーティーを駆逐した少年はやがて、ギルド最高の暗殺者となった。  これは多くの人々を救った一人の平凡な少年が【影の英雄】と呼ばれるまでの物語。  
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年03月18日
短編
【なんか、連載版始まりました(なぜ。詳しくはあとがきに】  リーシャス・アトレストは、極めて普通の少年だった。  そんな彼の夢は、誰かの助けになること。そのためにリーシャスは、その日も冒険者パーティーの一員としてのクエストを終えた。しかし、その帰り道にリーダーはこう告げる。 「何も特徴がない。なにやってるか分からない奴は、必要ない」  突然の宣告に驚くリーシャスだったが、思い当たる節はあった。  たしかに少年は、すべてにおいて平凡だ。身体能力も剣技も、魔法に外見さえも。そのため仲間以外には、その存在を認知されぬことが多かった。  果たして、取柄のない少年は追放される。  しかしそんなリーシャスに、とある親戚の男――ダイスがこう声をかけた。 「その平凡さを、人助けのために使わないか」――と。  その誘い文句に少年は飛びつき、やってきたのは暗殺者ギルド。  ダイス曰く、そこでは極悪人を秘密裏に抹殺しているとのことだった。その話を聞いたリーシャスは自分で大丈夫なのかと不安に思うが、一人の少女のために立ち上がる。  そして、その瞬間から役立たずの少年は覚醒することになった。  【何も特徴もない】というのは、裏を返せば印象に残らず【誰にも記憶されない】ということ。暗殺者という職業は、リーシャスにとっての『天職』。悪徳貴族やパーティーを駆逐した少年はやがて、ギルド最高の暗殺者となった。  これは多くの人々を救った一人の平凡な少年が【影の英雄】と呼ばれるまで。  その始まりの物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年03月15日
連載 190エピソード
★ツギクルブックス様にて書籍化!! ★書籍版 1~4巻発売中!! ★カドコミ&ニコニコ漫画にて、12月18日(水)よりコミカライズ連載開始!! ★コミカライズ1巻 3月27日発売!! 私──リリィ・オーランドは奈落の底へ落ちました。 ある日のこと、私は昔からの幼馴染みで結成したパーティーから戦力外通告を受けます。 私の職業は『白魔道士』。仲間の治療ができるパーティーには欠かせない職業です。 ただ、戦闘に参加しても魔物を一人で倒すことが難しい私は他のみんなよりも獲得できる経験値が少なく、徐々にですが確実に差が開いていくばかり。 だからこの通告も仕方ないのです。 最後の冒険だからと私は幼馴染みパーティーと共に【オルフェノク地下大迷宮】というダンジョンへと向かいます。 そこで遭遇してしまった強敵。 私は彼らが逃げるための囮にされ、命からがら逃げ延びるも奈落の底へと転落。気が付けば見知らぬ建物内にあったベッドの上で寝ていました。きっと誰かが私を助けてくれたのでしょう。 そこから早三年。 私を助けてくれた方は結局最後までわからないままでしたが、謎の上位職業──『聖魔女』となり、昔とは比べ物にならないくらい強くなった私はいよいよこの奈落の底から脱出しようと決意します。 ダンジョンから脱出したら何をしましょうか。美味しいものを食べる? 新しい洋服を買う? まあ、そこは追々考えてもいいでしょう。今は地上で出ることが最優先です。 これは周りから『聖女』と呼ばれ崇められたり、強力な魔術を使うことから『魔女』と恐れられるようになったり。奈落の底へ落ちて人生が変わった私の物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月18日
連載 完結済 241エピソード
パーティーでお荷物扱いされていたトールは、とうとう勇者にクビを宣告されてしまう。最愛の恋人も寝取られ、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人喪失感を抱いたまま街を出ることにした。だが、実は彼は世界を揺るがす超レアスキル【経験値貯蓄】の所有者だったのだ。勇者も超える力を手に入れたトールは、傷心の旅も兼ねてのんびり世界を回ることにした。 一方、追放した勇者達はなぜか次々と活躍の機会を奪われ、次第にどん底へと追い詰められていく。 オーバーラップノベルスより1~6巻(完結済み)絶賛発売中です。電撃コミックスNEXTよりコミカライズ6巻発売中!【祝】シリーズ累計100万部突破!! ※本編完結済みです。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年03月23日
連載 101エピソード
【書籍化決定】【コミカライズ決定】 双葉社 モンスター文庫より 2021年6月30日 1巻発売 2021年12月27日 2巻発売 2022年6月30日 3巻発売予定←New モンスターコミックスより 2022年4月15日 1巻発売←New 漫画アプリ がうがうモンスターより 12月29日配信開始 幼馴染が邪神の生贄に選ばれたことを知ったエルトは自分が身代わりになるため邪神の元へと向かう そこで邪神と対面をしたのだが、生まれ持った『ストック』のスキルが発動し邪神の攻撃を切り抜ける カウンター攻撃で邪神を滅ぼしたエルト。邪神が貯め込んでいたお宝と【神剣ボルムンク】を手に入れ街に帰ろうとするが、来る時に使った魔法陣は一方通行 仕方なく邪神の住み家から脱出して町へと帰ろうとするが、そこは故郷からかなりはなれた場所だった 彼は無事に町に戻って幼馴染に会う事ができるのか? ※ハイファンタジー2位・総合4位達成!(2/13 20時ランキング時) ※ハイファンタジー1位・総合2位達成!(2/14 20時ランキング時)
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年08月06日
連載 完結済 58エピソード
「トール。お前気づいてるだろ? 俺達、最強の勇者パーティーに何もしない荷物持ち(ポーター)は必要ないんだよ」 15歳の時に天職を与えられる世界。幼馴染の俺達五人は勇者パーティーとして旅立つ事になった。 『ジョブ・レンダー』という職業を貸与する天職を与えられた俺。他のパーティーメンバーは外れ職業しか授かっていなかったのである。 俺は幼馴染の4人にチート職業を貸与する。 『ジョブ・レンダー』には四人までの使用制限があった。俺は四人に職業を貸与しているため、無力な存在となってしまう。仕方なく俺はパーティーの荷物持ち(ポーター)をする事に。 チート職業を得た勇者パーティー連戦連勝を繰り返す。 その事を自分達の力だと思い始めた勇者達は、俺を何もしないただの荷物持ち(ポーター)だとして糾弾を始める 「本当にいいのか? 俺はただの荷物持ち(ポーター)なんかじゃない。ジョブ・レンダーとしてお前達に職業を与えてたんだぞ」 「いいから、出てけよ。俺達のパーティーに何もしない無能は必要ないんだよ!」  「そうか。わかった。出てくよ」 仲間達からそう言われ、パーティーをあとにすることを決めた俺は去り際に呟く。 「お前達に貸した職業は返して貰うからな」 その直後、勇者パーティーは絶体絶命の危機に直面することになる。 「お、俺が実は勇者じゃなくて村人だと!?」 「う、嘘! 私って大魔法使いじゃなくてただの遊び人!?」 「お、俺は聖騎士じゃなくてただの農民だったのか!」 「え!? 僕って大僧侶じゃなくて、ただの無職だったの!?」 勇者パーティーがチート職業に就けたと思っていたのは俺がジョブ・レンダーとして職業を貸していたからであった。 ただの外れ職業に成り下がった勇者パーティーは連戦連敗。周囲からの評判も地の底へと落ちていく。 そんな時、俺は幼馴染の王女と再会を果たす。俺は彼女に『聖女』を貸し与えた。 「う、うそ! わ、私が聖女! こ、こんな事が!!」 こうして俺と彼女は危機に陥っている王国を救う事に。 それから俺は自由で気ままな冒険者ライフを楽しむ事を決めた。 『ただのお荷物』として馬鹿にされていた少年が『ジョブ・レンダー』として大陸中にその名を轟かせる。 これはそんな成り上がりの英雄譚である。 ※コミカライズ原作を募集している出版社様、お声かけください
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2021年04月25日
連載 76エピソード
適性の儀で、「スキルの成長速度が著しく遅い」「スキルを同時に一種類しか発動できない」という<ノースキル>であると言い渡されたアルトは、父親によって実家を追放され、雑用係としてギルドで働くことになる。 しかしユニークスキル“オートマジック”が覚醒。 それは意識せずともプログラムした魔法を発動しっぱなしにできることができる超レアスキルであった。 オートマジックのおかげで、働いてる間も寝てる間もずっとスキルを発動しっぱなしにして経験値を稼ぐことができることがわかり、どんどん成長していく。 そして発動しっぱなしのバフによって、いつのまにかギルドにも貢献するようになる。 だが、ある日「ノースキルの無能はいらない」とギルドからも追放されてしまう。 しかしアルトのバフを失ったギルドは急速に落ちぶれていくことになる。 しかもそのころにはアルトのオートマジックはさらに覚醒していた――。 完全同時発動によりスキルは16倍の威力。 そして毎日スキル発動しっぱなしでMPがどんどん上がっていき強化魔法を自身にかけ放題に。 「俺、ノースキルだけど、最強の騎士になって見せる!!」 アルトは幼馴染のリリィとそう約束した。 そしてアルトは王女に才能を認められ、騎士として――英雄としての道を歩み始める。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年11月12日
連載 完結済 315エピソード
コミック第7巻が3/12(水)発売予定! https://amzn.to/4hALz0M シリーズ累計40万部突破! コミックはくりもとぴんこ先生にガンガンONLINEで連載頂いてます。 小説7巻発売中(完結済み) 小説のイラストは柴乃櫂人先生にご担当頂いております。 小説・コミックともども宜しくお願いいたします(*^-^*)  ▼ガンガンONLINEで【無料試し読み】だけでもどうぞ! フェアも開催中‼ (7巻予約)https://amzn.to/4hALz0M (コミック)https://www.ganganonline.com/title/1252 (フェア開催中)https://magazine.jp.square-enix.com/top/event/detail/3473/ (小説)https://magazine.jp.square-enix.com/sqexnovel/series/detail/yuusyaparty/ アリアケ・ミハマは全スキルが使用できるが、逆にそのことで勇者パーティーから『ユニーク・スキル非所持の無能』と侮蔑され、ついに追放されてしまう。 仕方なく田舎暮らしでもしようとするアリアケだったが、実は彼の≪全スキルが使用できるということ自体がユニーク・スキル≫であり、神により選ばれた≪真の賢者≫である証であった。 そうとは知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで楽勝だった低階層ダンジョンすら攻略できなくなり、王国で徐々に居場所を失い破滅して行く。 一方のアリアケは街をモンスターから救ったり、死にかけのドラゴンを助けて惚れられてしまったりと、いつの間にか種族を問わず人々から≪英雄≫と言われる存在になっていく。 これは目立ちたくない、英雄になどなりたくない男が、残念ながら追いかけて来た大聖女や、拾ったドラゴン娘たちとスローライフ・ハーレム・無双をしながら、なんだかんだで英雄になってしまう物語。 ※勇者パーティーが没落していくのはだいたい第12話あたりからです。 ※カクヨム様でも連載しております。 ※本編【完結】しました。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年10月03日
連載 完結済 187エピソード
【小説3巻&コミック7巻(どちらも完結巻)発売中です!】 【コミック1,2巻同時重版決まりました、ありがとうございます!】 【全自動・英霊召喚】 それは最強の魔術師一族の当主である青年フレイだけに使える超絶スキルだ。 どんなトラブルがあっても、それを解決できる英霊が自動的に召喚され、フレイ自身も知らないうちに解決してしまう。 そんなチートスキルを持つフレイだが、理不尽な理由から仕えていた国を追放されてしまう。 次の就職先を求めていると、ホワイトな労働環境の小国アーシアにスカウトされる。 アーシアの宮廷魔術師として再就職したフレイは、英霊たちが自動的に活躍してくれるおかげで労せずして出世する。同僚も前に仕えていた国とは違って優しく、癒され、温かな時間を過ごしていく。 フレイはそんな仲間たちのために奮起し、やがて魔法後進国のアーシアを世界最高の魔法王国に成長させていく――。 一方、フレイを追放した国は、彼の英霊の力を得られなくなったことで急速に落ちぶれていくのだった……。 最高順位:日間ハイファンタジー1位/総合2位 週間ハイファンタジー2位/総合5位
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月30日
連載 93エピソード
 【第二回ドラゴンノベルス新世代ファンタジーコンテスト最終選考作品】  VRMMORPG『ブレイブ・クロニクル』。数多のジョブが存在する中、魔物や精霊と契約できる確率は激渋、装備アイテムもレアアイテムばかりで入手困難で売却しても二束三文という、Nо.1不遇職である『召喚士』を選び、契約した魔物や精霊達を愛でまくることに全力を傾けていたアレンは、パートナーを組んでいる馴染みの少女と別れてログアウトするが、目を覚ました先は謎の遺跡の中だった。遺跡の魔法陣を誤作動させてアレンを召喚してしまった二人の少女が暮らす村でお世話になることになるが、そこはある理由で国軍に粛清されて住民が皆殺しにされた廃村で、二人は村の復興作業に追われる日々を送っていた。そんな少女達のヒモにならずに衣食住を提供してくれる彼女達への恩返しを考えたアレンが出した答えは──「召喚士のスキルをフル活用してこの村を誰もが立ち寄るようなそんな場所に絶対にしてみせる」。チートスキルを持ったまま異世界召喚された主人公と彼と契約した様々な能力を持つ精霊、魔物、幽霊、付喪神……等々、多種多様な『隷属者(チェイン)』達、寂れた村で小さな冒険者ギルドを営む二人の少女、そして彼が有り金全てをはたいて救出した3人の奴隷の少女達が、戦火で焼け落ちた廃村を再興していく異世界ファンタジー、オープンです。 ※バトル要素が多めとなっております。カクヨムでも連載中。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年02月08日
連載 完結済 125エピソード
かつてサムライとニンジャという理由で仲間に裏切られ殺された男がいた。そして彼は三度目の人生で『サムジャ』という天職を授かる。しかし刀や手裏剣を持たないと役に立たないとされる二つの天職を合わせたサムジャは不遇職として扱われ皆から馬鹿にされ冷遇されることとなる。しかし彼が手にした天職はニンジャとサムライの長所のみを引き継いた最強の天職だった。サムライの居合とニンジャの忍法を合わせた究極の居合忍法でかつて自分を追放し殺した勇者や賢者の剣術や魔法を上回る刀業と忍法を手にすることとなり、これまでの不遇な人生を一変させ最強への道を突き進む。だが彼は知らなかった。かつてサムライやニンジャであった自分を殺した賢者や勇者がその後どんどんと落ちぶれていったことを。そしてその子孫が逆恨みで彼にちょっかいをかけ返り討ちにあってしまう未来が待っていることを―― ※アルファポリス、エブリスタ、カクヨムでも公開中。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年02月13日
連載 24エピソード
※第3回集英社WEB小説大賞にて、銀賞を獲得しました。 ※現在2巻まで発売中!! ※がうがうモンスター様にてコミカライズ配信中です!!(現在アプリにて先行配信中) 剣も魔法も一流だけど飛び抜けて優秀な面がない聖女ソアラは、「器用貧乏」だと罵られ、「才能なしの劣等聖女」だと勇者のパーティーを追い出される。 その後、ソアラはフリーの冒険者業に転身し、パーティーの助っ人として大活躍。 そう、ソアラは厳しい修行の結果、複数スキルを同時に使うという技術《アンサンブル》を人間で唯一マスターしており、その強さは超有能スキル持ちを遥かに凌駕していたのだ。 一方、勇者のパーティーはソアラを失って何度も壊滅寸前に追い込まれていく。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2021年01月18日
連載 136エピソード
【2025年4月7日(月)コミックス第6巻発売】 【4章前半更新中:隔週金曜日・コミカライズ更新タイミングと同期】 「俺なんて剣を振るしか能がないから、ひとりで迷宮に突っ込んだりしたら、二度と出てこられないかもしれないぞ。はは」  Sランクパーティに所属する主力剣士・ジルは最高難度迷宮の攻略中、すったもんだあった末にたったひとりで置き去りにされてしまう。  ただでさえ致命的な方向音痴のジル。そのうえ普段かけていた眼鏡がメッタメタのズッタズタに破壊され、もはや自力で地上に戻れる見込みは爪の先ほどもない。どう考えてもその場で救助を待つほか活路はない。 「ふっ……。口ほどにもないな、最高難度迷宮……!」  しかし方向音痴に特有の根拠のないトンチキ自信と卓越した剣の腕を武器にジルは進む。ずんずん進む。書物に残された歴史上、まだ誰も踏み入ったことがないはずの領域をガンガン進む。途轍もない力を持つ魔獣が出てきてもよく見えないままズバズバ斬って捨てる。  やがて現れる似たような方向音痴ども。  徐々に姿を現し始める迷宮の本当の姿。  そして訪れる「もしかして俺って何ヶ月もかけて出口から遠ざかってないか?」という悲しい気付き……。  一方地上では、彼を捨てて行った冒険者パーティにも不穏な空気が立ち込めて……?  そんな感じの準最強主人公系ファンタジー。 *コミカライズしました:ムロコウイチ先生によるコミックス第6巻は2025年4月7日発売、『マンガUP!』様で連載中です(隔週金曜日更新)。 *書籍化しました:SQEXノベル様から既刊2巻です。 *書籍化に伴い(2021年06月11日)改題しました。 旧題:最高難度迷宮でパーティに置き去りにされたSランク剣士、本当に迷いまくって誰も知らない最深部へ……。~「戻ってこい」と言われてるかどうかもよくわからない。俺の勘だとたぶんこっちが出口だと思う~
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月18日
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