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連載 完結済 69エピソード
鮎川紗枝はフリーライター。おひとり様人生の覚悟を決め、相続で手に入れた築五十年の古くて傷んだ家に引っ越した。しかし引っ越し当日に家は全焼してしまう。 放心状態の紗枝を見かねた隣人の桂木総二郎が声をかけ、労わられる。 その桂木が怪我をしたのをきっかけに、桂木の家に紗枝が一ヶ月間だけ間借りすることになった。対価は一日三時間の家事。 美しい顔と莫大な資産を持つ桂木は五十歳。経済的に苦しいが結婚をする気が全くない紗枝は三十歳。 互いに恋愛感情はなく間借り暮らしが始まる。 二人は自分が抱える苦い過去を隠しながら、少しずつ距離を縮めていく。一見順調に見えた二人の関係は、互いの過去によってときどき波が立つ。 海辺の穏やかな町の暮らしと美味しい地元ごはんのある暮らし。田舎町の空気と、ゆっくり進む大人の恋をお楽しみください。 ©守雨 Syuu All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年10月14日
短編
 美濃と尾張との国境近く、黒田の宿村にある油屋の奥座敷で、そこの主人と手下の二人が、一人の侍風情の男と、何やら秘密めいた話をしている。
作品情報
歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年09月23日
連載 完結済 106エピソード
暴れん坊将軍として有名な徳川吉宗。 低迷していた徳川幕府に再び力を持たせた。 民の味方とも呼ばれ人気を博した将軍でもある。 徳川家の序列でいくと、徳川宗家、尾張家、紀州家と三番目の家柄で四男坊。 本来ならば将軍どころか実家の家督も継げないはずの人生。 数奇な運命に付きまとわれ将軍になってしまった吉宗は何を思う。 本人の意思とはかけ離れた人生、権力の頂点に立つのは幸運か不運なのか…… 突拍子もない政策や独創的な人事制度。かの有名なお庭番衆も彼が作った役職だ。 そして御三家を模倣した御三卿を作る。 決して旧来の物を破壊するだけではなかった。その効用を充分理解して変化させるのだ。 彼は前例主義に凝り固まった重臣や役人たちを相手取り、旧来の慣習を打ち破った。 そして独自の政策や改革を断行した。 いきなり有能な人間にはなれない。彼は失敗も多く完全無欠ではなかったのは歴史が証明している。 破天荒でありながら有能な将軍である徳川吉宗が、どうしてそのような将軍になったのか。 おそらく将軍に至るまでの若き日々の経験が彼を育てたのだろう。 その辺りを深堀して、将軍になる前の半生にスポットを当てたのがこの作品です。 ※カクヨムにも掲載しております。 ※史実をベースにしていますが創作小説としてお読みいただけますと幸いです。
作品情報
歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年10月26日