ブックマーク一覧 カテゴリ1 全39件
連載 528エピソード
それはありふれたクラス召喚だった。異世界の王国に突然クラスごと呼び出された『道立山士幌(やましほろ)高校一年一組』二十一名と先生がひとり。入学式から三日目の出来事である。ただし山士幌町は面積こそ広いものの人口が少なく、小中高は一校ずつでしかも一学年一クラス。つまり全員が十年近くの顔見知り。 そんな学生たちの中、この春に山士幌に引っ越してきたばかりでまだ友達も少ない主人公、八津広志(やづこうし)は、召喚の際にこちらの世界にあるルール『神授職』に基づき【観察者】という職を得ていた。どうやら直接戦闘には向いていなさそうで実に微妙だ。他のクラスメイトたちが【聖騎士】や【聖導師】などという強そうな神授職を持つのを知り、この手の物語に造詣がある八津は追い出されてしまうのではないかと不安を持つ。 だがこのクラスの連中は違った。八津と一緒で【鮫術師】というこれまた微妙な職を得た綿原凪(わたはらなぎ)は言う。「大丈夫、ウチのクラスは頼りになるわ」。そしてそれは事実だった。 これは普通だけどちょっと普通じゃない高校一年生たちが、ゲームチックな異世界なのになぜかへんなところで生々しい現実や文化、大人たちの都合に振り回されながらも日本への帰還を目指す、そんな物語。キーワードは友情と努力と勝利だ。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月17日
連載 148エピソード
◆KADOKAWA エンターブレインの単行本より1巻発売中!&2巻制作中! 来たる大戦と破滅を回避する方法はただ一つ。 圧倒的最先端技術で主人公を制圧し悪役皇女を救うこと。 敗戦国ウェールランドの少年、グリム・フィリオンは5歳の時、この世界が前世ではまっていた『ギア×マジック』の世界だと気が付いた。 そこは半機半人の怪物『ガーゴイル』との壮絶な生存競争の中、工業と魔法が発達した世界。ガーゴイルに対抗するために開発された魔法動力式の鎧『ギア』が戦いの規模を変え、巨大なガイナ帝国が絶大な力を誇っていた。 グリムは、この先の未来、ガイナ帝国の崩壊によって人類に破滅が訪れると気が付く。 そのきっかけとなるガイナ帝国皇子の謀反を阻止するため、グリムは物語の筋書きを変えることにした。 全ては第二皇女の死から始まる。 皇女の死を回避するには『ギア』の性能を大幅に上げる必要がある。 グリムは『ギア×マジック』の知識を駆使して技師として成り上がり、第二皇女ルージュのギアを大幅にスペックアップする計画を立てた。 帝国民に差別されながらも、グリムは天才的整備力で駐屯軍の軍人に信頼を得て、『ギア』の整備まで任せられる。 やがてその力は大規模な戦闘で発揮されていく。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月14日
連載 391エピソード
※※書籍2巻が2025年2月25日に発売されました※※  相羽 走(あいば はしる)は異世界に召喚された勇者である。魔王討伐後のトラブルにより元の世界に帰った走は、勇者としての能力を持ったまま元の新人教師としての生活に戻ることになった。しかし受け持った生徒の中に、化物や宇宙人や謎の犯罪組織と戦う者たちがいて――。勇者の力を特に隠したり出し惜しみしたりはしない、ちょっとゆるめの元勇者の教員生活のお話。【この小説について】基本的に一人称視点の小説です。時々違う視点での話が入ります。元勇者が現代(かなりファンタジー要素あり)で活動する話です。主人公は長い勇者生活で多少変なところがありますが基本常識人です。舞台は小中高一貫の女子校です。ただし学校生活の話はあまりないかもしれません。戦闘シーンは基本一瞬で終わります。ハーレム要素はじわじわと出てくる予定です。主人公はヒロインには手は出さない可能性が高いです。カクヨム様にも掲載しています。【書籍版のタイトルは、「異世界帰りの勇者先生の無双譚 1 ~教え子たちが化物や宇宙人や謎の組織と戦ってる件~」です】
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月19日
連載 382エピソード
 親に捨てられてから、暗殺稼業を生業とする組織のボスに拾われ、幼少期から暗殺者となるために育てられた俺。  暗殺というのは決して簡単なものではなく、失敗すれば死ぬか殺される生死を懸けた仕事。  そんな生死のやり取りを行う殺し屋として、俺は三十年以上も生き残って人を殺し続けてきた俺に課された依頼は――勇者の暗殺。  この暗殺稼業から足を洗えるという報酬の下、過去最難の依頼に挑み……俺は無事に勇者の暗殺を成功させた。  約束通り、育ての親であり暗殺稼業を生業とするボスから解放されたものの、服はボロボロ、髪はボサボサ、子供の小遣いくらいの金しかない状態。  しかも、幼少期から暗殺しかしてきてないため社会経験はなく、年齢も四十近いおっさん。  金なし家なし職もなし。  とんでもない状態で世間に放り出されたが、これまでの過酷で凄惨で地獄のようだった人生を良かったと思えるものにするため、俺は人生のやり直しを図ることを決意した。 ※他サイトでも掲載しております。 ※コミカライズ第一巻8/27発売
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月16日
連載 88エピソード
【書籍版発売中】【コミカライズ企画進行中】 「ゾンビが人を噛む理由を知ってるか? あれは――祝福なんだ。ゾンビになった俺が言うんだから、間違いない」 ゾンビパニックに見舞われた剣と魔法の世界の話。 ただし、誰もが想像するような、生き残りを掛けた激闘の日々を描く物語ではない。 主人公アルは、最強を目指す聖騎士の青年。 だがある日、彼はあっけなくゾンビに噛まれ、当然のように『動く死者』になった。 妙なのはここから。 アルはゾンビになっても人の心を失わなかった。 聖騎士として、人に危害を及ぼすゾンビを狩って狩って狩りまくり――気づけば数百年。 肉は腐り落ちて、残ったのは骨だけ。 スケルトン剣士となった青年は、結界により隔離された街に、ただ一人佇んでいた。 ある日、そんなアルのもとに一人の――生きた少女が現れる。 「貴方には、わたしの聖騎士になって頂きたいのです」 被害地域十二箇所を結界で封印することによって、ゾンビパニックを乗り越えた異世界。 いまだ魂を囚われた死者たちを救うべく設立された、祓魔機関。 死者を還す『聖者と聖騎士』を育成する学園に、少女と共に通うよう提案される。 そして――「全ての封印都市には特別な死者がいます」 「いいぜ。十二体の特別な死者を、俺が殺そう」 「……それは出来ません」 「なんでだよ」 「その内の一体は、貴方だからです」 「……あぁ」 特殊な魔法で、再び人の身を得るアル。 ゾンビ化の呪いを振りまいた悪しき魔女の血を引く少女、アストランティア。 最強の剣士と魔女の末裔は契約を結び、殺せぬ死者を殺しつくす。 ※最高順位【ハイファンタジー】日間1位、週間3位、月間3位※ ※カクヨムにも掲載※現在週1更新※08/05サブタイ変更※
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年12月26日
連載 完結済 230エピソード
 ※コミカライズ決定!!  かつて、四人の魔王が率いる魔族との戦争に敗れて住む地の大半を失った人間たちは、残された土地を七分割し、人間を創造した女神が鍛えし七本の聖剣を『守護聖剣』として、それぞれの大地を守って過ごしてきた。  女神が残した七本の聖剣を模倣して作られた数多の『模造聖剣』……これを手に、人類は今も襲い来る魔族たちと戦いながら暮らしていた。  模造聖剣に選ばれし剣士を『聖剣士』と言い、七つの国最大である『トラビア王国』に作られた『聖剣レジェンディア学園』で武を、剣を学ぶ。  かつて、『聖剣王』と呼ばれた伝説の聖剣士、エドワード・ティラユール。そのティラユールの血を引く一人の少年、ロイ……彼は、剣の才能というものに全く恵まれず、素振りすらまともにできない『落ちこぼれ』だった。  だが、ロイは諦めずに剣を振った。共に聖剣士になると誓った幼馴染、エレノアのために。でも───やはりロイは、落ちこぼれのまま。後から剣を習い始めたエレノアにさえ負け続け、父からは「出来損ない」と言われ続ける。  それでも聖剣士になることを諦めきれず……一年に一度開催される『聖剣選抜の儀』に望む。  ここで、自分に適合する模造聖剣を手に入れる。聖剣を手に入れさえすれば、聖剣士になれる。  そう思い参加した『聖剣選抜の儀』で……ロイが手に入れたのは、粗末な木刀。  不殺の聖剣と呼ばれた、ただの木刀だった。  それに対し、幼馴染のエレノアが適合したのは……長らく適合者がいなかった、七本の聖剣の一つ。『炎聖剣フェニキア』  ロイは、聖剣士になる夢をあきらめかけた。  そんなある日だった。 「狩りにでも行くか……」  生きるためでもあり、ロイの趣味でもあった『狩り』  弓で獲物を射る、なんてことの狩りなのだが……ロイが見せたのは、数キロ先から正確に獲物の急所を射抜く、神技級の『弓技』だった。  聖剣こそ至上の世界で、神技の如き弓を使う少年、ロイ。  聖剣士にはなれない。でも……それ以上になれる。 『お前しかいない』 「え?」  そんなロイを認め、『不殺の聖剣』と呼ばれた粗末な木刀が真の力を発揮する。それは、人間を滅ぼしかけた四人の魔王たちが恐れた、『五番目の魔王』だった。  これは、聖剣士になりたかったけど弓矢に愛された少年と、四人の魔王に封じられた最強最悪の魔王が、世界を救う物語。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年09月30日
連載 118エピソード
中学の卒業式を迎えた日。 勇気蓮人(ゆうきれんと)は突如異世界へと召喚される。 ――それから5年。 必死に生き抜いた彼は、勇者となって異世界を救う。 そして魔王を倒した事で、彼は元の世界に帰る事が出来た。 「へー。俺の居ない5年間の間に、ダンジョンなんて出来てたのか。ま、もう戦いはこりごりだし。俺には関係ないな」 ダンジョン。 5年前から発生するようになったそれは、人類に多くの影響を齎していた。 だが戦いに疲れた勇気蓮人は興味を示さず、適当にバイトしながらのゲーム三昧の放蕩生活を送る。 だがそんな彼を、ダンジョンブローカーとなったかつての悪友は放っておかなかった。 「おいおいおい!何だよ蓮人!お前のステータスの異世界帰りの勇者って!?」 「ああ、気にするな」 「気にするわ!ってか、俺今困ってるんだよ!頼む!ダンジョン攻略してくれ!」 泣きつく悪友に押し切られ、渋々ダンジョン攻略を手伝う事になる蓮人。 「しゃあねぇなぁ。けど面倒ごとに巻き込まれたりしたくないから、仮面付けて身分は伏せさせろよ」 「おう!まかせとけ!」 こうして始まる、規格外の力を持った異世界勇者のダンジョン攻略が。 そして彼はやがて周囲からこう呼ばれるようになる。 規格外のダンジョン攻略者――ストラテジーと。 ☆コミカライズ情報 11月22日よりweb漫画として『規格外のダンジョン攻略者、実は異世界帰りの元勇者』というタイトルで配信予定になってます。 もしよかったらそちらも読んで頂けると嬉しいです><
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月19日
連載 112エピソード
★1月13日コミカライズ連載開始! ★1月14日書籍第一巻発売! 旧タイトル:【最強ギフトで領地経営スローライフ】ハズレギフトと実家追放されましたが、『見るだけでどんな魔法でもコピー』できるので辺境開拓していたら…伝説の村が出来ていた~うちの村人、剣聖より強くね?~ 【簡単なあらすじ】『ハズレギフト持ちと追放された少年が、”これは修行なんだ!”と勘違いして、最強ギフトで父の妨害を返り討ちにしながら領地を発展させていくお話』 【丁寧なあらすじ】 「メルキス、お前のようなハズレギフト持ちは我が一族に不要だ!」  15歳になると誰もが”ギフト”を授かる世界。  ロードベルグ伯爵家の長男であるメルキスは、神童と呼ばれていた。  しかし、メルキスが授かったのは【根源魔法】という誰も聞いたことのないギフト。 「よくもハズレギフトを授かりよって! お前は追放だ! 辺境の村の領地をくれてやるから、そこに引きこもっておれ」  こうしてメルキスは辺境の村へと追放された。  そして、そこで国の第4王女が強力なモンスターに襲われている場面に遭遇。  覚悟を決めてモンスターに立ち向かったとき、メルキスは【根源魔法】の真の力に覚醒する。【根源魔法】は、見たことのある魔法を、威力を爆発的に上げつつコピーすることができる最強のギフトだった。 「偉大な父上が、僕の【根源魔法】の力を見抜けなかったのはおかしい……そうか、父上は僕を1人前にするために僕を追放したんだ。これは試練なんだ!」  こうしてメルキスの勘違い領地経営が始まった。  一方、ロードベルグ伯爵家では「伯爵家が王家に気に入られていたのは、第四王女がメルキスに惚れていたから」という衝撃の事実が明らかになる。 「メルキスを連れ戻せなければ取りつぶす」と宣告された伯爵家は、メルキスの村を潰してメルキスを連れ戻そうと、様々な魔法を扱う刺客や超強力なモンスターを送り込む。  だが、「これも父上からの試練なんだな」と勘違いしたメルキスは片っ端から刺客を返り討ちにし、魔法をコピー。そして、その力で村をさらに発展させていくのだった。  こうしてロードベルグ伯爵家は破滅の道を、メルキスは栄光の道を歩んでいく……。  ※この作品は他サイト様でも掲載しております
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年08月15日
連載 78エピソード
【注意】※完結済みではありますが、こちらは第一部のみの完結となっております。(第二部は別の小説としてスタートしております!お手数ですが、作者ページからお探し頂けると幸いです) 【あらすじ】 Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所属する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。 しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。 回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や学術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。 また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。 朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。 夜は皆が寝静まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。 現にレイの努力の甲斐もあり、死傷者が出て当然の冒険者パーティーで、生還率100%を実現していた。 しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出来ない、役立たずとしてパーティーから追放される事になる。 このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。 ◆◇◆◇◆◇ ※成り上がり、主人公最強です。 ※ざまあ有ります。タイトルの横に★があるのがざまあ回です。 ※1話 大体1000~3000文字くらいです。よければ、暇潰しにどうぞ! ☆誤字報告をして下さいました皆様、ありがとうございます、助かりますm(_ _)m ☆皆様の応援のお陰で、ハイファンタジーランキング日間、週間、月間1位を頂けました! 本当にありがとうございます! ☆1000万PV達成!ありがとうございます! ☆【書籍化】【コミカライズ】皆様の応援の力により書籍化とコミカライズしました! KADOKAWA電撃の新文芸様より発売中!イラストは眠介先生です! コミカライズはヤングエースUP様!上下瑞樹先生に描いて頂いてます!無料で読めますので、ぜひぜひ!応援もよろしくお願いします!
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年12月02日
連載 241エピソード
【コミックウォーカー、ニコニコ静画でもコミカライズ第1話配信中!】 【ファンタジア文庫様から、絶賛発売中です!】 【コミカライズもコンプティーク様で好評連載中!】  サウザンクレイン皇国の数ある貴族の一つであるグレンヴィル侯爵家の長男として生まれた“ヒューゴ”には、壮絶な過去……いや、人生があった。  実は、彼は死ぬたびに決まって十四歳の同じ日に戻ってしまうのだ。  しかも、毎回家族の誰かによって殺されて。  それでも、物心ついた頃から家族に愛されたこともない彼は、ひたすらに家族の愛情を求め続けた。家族の一員として認めてもらいたかった。  でも……そんな彼の想いは、六回目の人生の最後の時を迎えてようやく悟る。  家族の愛情など……所詮は幻想でしかないのだと。  だから彼は誓った。  もし、また同じように十四歳のあの日に戻ることになったのなら、その時は。  ――全てをコワシテヤル、と。  そして、ヒューゴは七回目の人生を歩み出す。  今度は、家族への愛情など捨て去ったまま。  そんな壊れてしまったヒューゴは復讐を果たすため、皇室に次いで最も権力を持つウッドストック大公家に自身を身売りした。  その先で出逢ったのは――“怪物”と噂される人間とヴァンパイアの混血の令嬢、“メルトレーザ”だった。  これは、六回の人生で絶望した男が、七回目の人生でついに幸せをつかむ物語。 ※ハイファン日間1位、週間1位、月間1位、四半期1位 ※総合日間2位、週間2位、月間2位、四半期1位 ※書籍化に伴い、タイトルを変更しました。 旧タイトル:僕は、七度目の人生で家族を捨てることにした ~過去六回の人生全てにおいて家族に裏切られて殺された僕は、復讐のために怪物と噂される大公家の令嬢に自分を身売りした結果、最高に幸せになりました
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年10月13日
連載 74エピソード
「記憶力など、剣を振るうのになんの役に立つ! 出ていけ、この無能め!」 剣術と魔術が反目しあう世界。 デュランダルは世界でも有数の剣士の一族に生まれる。 しかし、デュランダルが持って生まれたスキルは『絶対記憶』。 一度見聞きしたものは忘れないというものだったが、力がすべての剣術では役立たずだった。 そのためデュランダルは一族でも最弱、弱肉強食の一族では家事を押しつけられ、外の犬小屋で寝かされ、妹からはからかわれていた。 しかしある日、デュランダルは魔術の入門書を拾い、魔術の楽しさを知る。 家族に隠れて魔術の勉強をしていたのだが、父親に見つかり追放を言い渡されてしまう。 着の身着のままであてもない旅に出るデュランダル。 旅先で魔術の盛んな街にたどり着き、そこで『氷菓姫』と呼ばれるアイスクリンを盗賊の手から助け出す。 アイスクリンが得意とする氷結魔術を、デュランダルは即興でマネしてみせた。 そう、『絶対記憶』のスキルは魔術との相性が抜群。 いちど見た魔術を再現することなどたやすいことだった。 しかもデュランダルは規格外の才能を発揮し、氷菓姫を上回る氷結魔術を放ってしまう。 魔術の楽しさを再認識したデュランは『王立高等魔術学院』に入学。 ライバルたちと魔術を競い、切磋琢磨……するはずだったのだが、デュランダルの魔術は他の追随を許さなかった。 デュランダルはオリジナルの魔術を編みだすようになり、ますます魔術を極め、ついには世界最高の魔術師の座へと登りつめていく。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2023年03月02日
連載 87エピソード
【角川スニーカー文庫様より、第一巻が2022年12月28日発売決定です!! イラスト:福きつね先生】 「オーリン・ジョナゴールド君。悪いんだけど、今日づけでギルドを辞めてほしいの」 「わ――わのどごばまねんですか!?」 巨大冒険者ギルド『イーストウィンド』の新米お茶汲み冒険者レジーナ・マイルズは、先輩であった中堅魔導師オーリン・ジョナゴールドがクビを言い渡される現場に遭遇する。 原因はオーリンの酷い訛り――何年経っても取れない訛り言葉では他の冒険者と意思疎通が取れず、パーティを危険に晒しかねないとのギルドマスター判断だった。追放されることとなったオーリンは絶望し、意気消沈してイーストウィンドを出ていく。だがこの突然の追放劇の裏には、美貌のギルドマスター・マティルダの、なにか深い目論見があるようだった。 その後、ギルマス直々にオーリンへの随行を命じられたレジーナは、クズスキルと言われていた【通訳】のスキルで、王都で唯一オーリンと意思疎通のできる人間となる。追放されたことで落胆し、腐って捨て鉢になるオーリンを必死になだめて励ましているうちに、レジーナたちは同じイーストウィンドに所属する評判の悪いS級冒険者・ヴァロンに絡まれてしまう。 小競り合いから激昂したヴァロンがレジーナを殴りつけようとした、その瞬間。 「【拒絶(マネ)】――」 オーリンの魔法が発動し、S級冒険者であるヴァロンを圧倒し始める。それは凄まじい研鑽を積んだ大魔導師でなければ扱うことの出来ない絶技・無詠唱魔法だった。何が起こっているの? この人は一体――!? 驚いているレジーナの前で、オーリンの非常識的かつ超人的な魔法が次々と炸裂し始めて――。 「アオモリの星コさなる」と心に決めて仮想世界アオモリから都会に出てきた、ズーズー弁丸出しで何言ってるかわからない田舎者青年魔導師と、クズスキル【通訳】で彼のパートナー兼通訳を務める都会系新米回復術士の、ギルドを追い出されてから始まるノレソレ痛快なみちのくじょっぱりファンタズー。カクヨムでも連載中。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2022年12月19日
連載 94エピソード
 暗殺一族200年に1人の逸材、御杖霧生《みつえきりゅう》が辿り着いたのは、世界中から天才たちが集まる難関校『アダマス学園帝国』。  ──そこは強者だけが《技能》を継承し、弱者は淘汰される過酷な学び舎だった。  霧生の目的はただ一つ。とにかく勝利を貪り食らうこと。  そのためには勝負を選ばない。喧嘩だろうがじゃんけんだろうがメンコだろうがレスバだろうが、全力で臨むのみ。  そして、比類なき才を認められた者だけが住まう《天上宮殿》では、かつて霧生を打ち負かした孤高の天才美少女、ユクシア・ブランシュエットが待っていた。  規格外の才能を持って生まれたばかりに、誰にも挑まれないことを憂いとする彼女は、何度負かしても挑んでくる霧生のことが大好きで……!?  霧生が魅せる勝負の数々が、周りの者の"勝ち観"を鮮烈に変えていく。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年08月21日
連載 73エピソード
「お前は今日でこのパーティーをクビだ! 何もしないで、ボーっと突っ立てるだけのデカブツが!」 ある日アスカ・サザーランドは、勇者パーティーから散々罵倒された挙句に追放される。嬉しそうなリーダーのゴーマン。しかしアスカは、モンスターの【呪い】により自由に動けないだけだった。あらゆる剣術も魔法も使えるアスカの前では、Sランクモンスターでさえ彼の敵ではない。 【モンスターを100体倒すまで、仲間と同じタイミングでしか攻撃も魔法の発動もできない】という制約の中、仕方なく仲間に合わせて剣を振るい魔法を発動していたのだ。 無事に【呪い】が解けたアスカは、真の実力を発揮し行く先々で大活躍する。モンスターに脅されている街を救い、猫耳少女を助け、ウンディーネの娘と仲間になりと、徐々に新たなパーティーは華やかになっていく。 と、そこへ幼い頃に離れ離れとなった、これまた超美人で超強い幼馴染が現れる。 一方で、落ちぶれていく勇者パーティーの面々。Dランクモンスターに苦戦し、Cランクモンスターに殺されそうになりと、彼らが行くところはトラブルばかり。ついには、とても大事な冒険者資格まで……。 これは史上最強の冒険者であるアスカが、無双に無双を重ね世界の英雄へとなっていく物語である。 ※旧タイトル:【呪い】のせいで無能と思われていた俺は、勇者パーティー追放された。~【呪い】の制約で仕方なくお前らと同じタイミングで敵を倒しては、お前らを回復させていたのだが……俺がいなくなってホントに大丈夫か!?~ ※カクヨムでも掲載中です。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2024年02月05日
連載 完結済 160エピソード
鑑定士であるロランは所属していたギルド『金色の鷹』を追放されてしまう。 ギルド長、ルキウスからの一方的な嫉妬によるものだった。 突然の解雇宣言に傷つき、打ちひしがれるロランだが、女魔導師リリアンヌによって救いの手を差し伸べられる。 ロランは彼女と一緒にルキウスに一泡吹かせることを決意し、ギルドを立ち上げることに。 やがてロランの鑑定スキルによって、才能を見出された者達は、最強のギルドを作り上げていくことになる。 オーバーラップ文庫様より第5巻まで発売中です。 コミックガルドにてコミカライズも連載中!
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2021年08月08日
連載 65エピソード
2050年、世界中で同時に異空間へと繋がる扉が発生する出来事が起きた。異空間の中には空想上のモンスターが徘徊しており、のちに人類は異空間のことを【ダンジョン】と呼ぶようになる。ダンジョンの中は非常に危険であったが、科学技術を大きく進歩させる素材やアイテムなどが存在しており、国は軍を派遣して調査や採取を行っていた。やがて、ダンジョンからモンスターが出てくる【大氾濫】を通してダンジョンやモンスターに対する理解が深まると、探索や採取を生業とする【探索者】という職業が生まれることとなる。その結果、ダンジョン探索は軍だけの領分ではなくなり、探索者がダンジョン探索の主流となっていく・・・。そして、ダンジョン発生から約五十年の月日が経った頃、本業:会社員の澄原健一はいつも通りの業務を終え、副業としてやっていた探索者の業務をこなすため、東京・第三十八ダンジョンへと向かっていた。ダンジョンに到着した健一は、安定して狩れるモンスターを次々と倒していったが、休憩を行う際にもたれかかった壁が崩れてしまい、未知の通路を発見することとなる。健一が怪訝に思いながらも通路を進んでいくと、その先には神を祀るためと思われる、美麗な部屋が存在していた。芸術的な内装に目を奪われる中、健一はふと中央にあった祭壇へと目を向ける。そこでは一人の美しい少女が、深い眠りについているのであった。※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 日間ジャンル別1位、週間ジャンル別1位、月間ジャンル別4位になりました。ありがとうございます!
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年09月26日
連載 198エピソード
//書籍第7巻 電撃の新文芸より発売中! // 男爵家の長男、ロルフは、知勇ともに大いに優れた少年だった。その将来を疑う者はおらず、婚約者のエミリーや妹のフェリシアからも慕われていた。 当人も努力を怠らず、貴族家の嫡男でありながら騎士として叙任されることを夢見て真摯に文武を修めていた。 だがロルフは、十五歳の時に授かるはずの魔力を授からなかった。それは異例で、女神に棄てられたことを示していた。その日から、ロルフには侮蔑の視線が向けられることになった。 逆に婚約者のエミリーは最大級の魔力を授かり、即座に騎士に叙任された。彼女はロルフが優れた人間であると信じ続けたが、周囲は違った。 ロルフは男爵家を廃嫡され、婚約を破棄され、従卒としてエミリーに仕えることになった。さらに彼は騎士団で"煤まみれ"と呼ばれ、下男のような扱いを受けた。 しかしそれでもロルフは境遇を悲観せず、自分を信じて剣を振り続けた。その結果どのような未来が待ち受けるか、彼には知る由も無い。 ロルフは様々な出会いを経て、守るべきもののために、想像もしていない戦いへ身を投じていくことになるのだった。 ※カクヨム様にも投稿しています。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月19日
連載 271エピソード
【書籍2巻&単行本6巻まで発売中】 ☆月間総合ランキング1位達成!(2021/07/15)☆ ☆週間総合ランキング1位達成!(2021/06/30)☆ ☆ジャンル別日間ランキング1位達成!(2021/06/24~)☆ ☆ブックマーク2万件達成(2021/07/21)☆ ☆累計ランキング入り! 世界最強の『剣聖』を輩出してきたトリスタン家の長男として生まれたルーシェルは、将来を嘱望されながらも、身体が弱いという理由で山に捨てられてしまう。 魔獣がいる山に、たった5歳で放り出されたルーシェル。しかも病気が再発し朦朧とする中、自分を食べようとしたスライムを思わず口にする。その瞬間、病気の症状が軽くなることを知ったルーシェルは、魔獣を食べることによって不思議な力を得ることを悟る。 その後ルーシェルは『魔獣食』の研究に没頭し、いつしか自分が何故山にいたのかすら忘れてしまった。 気が付けば300年……。ひ弱で病弱だった身体は頑丈で病気に強いどころか、ドラゴンの肉を食べて不死の身体になっていった。身体も若返り、子どもの姿で過ごしていたルーシェルの下に公爵貴族の騎士たちが現れる。 その生い立ちを知った騎士たちは、主君に報告。ルーシェルは公爵家の養子として育てられ、溺愛されることになるのだが……。 「炎が全く効かないのだが……」 「火の鳥の料理を食べてもらいました」 「竜すら殺せる毒だぞ! 何故死なん?」 「毒? ちょっと強めの山椒かと思ってました」 「その落花生、見たことないんだけど……」 「体力の実です。食べますか?」 「そんな高価な実をおやつ感覚で食べないで!」 料理も、剣(包丁)の腕も規格外のルーシェルが巻き起こす無双『食』ファンタジー。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月12日
連載 完結済 130エピソード
 この世界には魔獣が闊歩している。  そして、記録があるこの数千年間の間に二度も悪魔の王・・・魔王と魔神にそれぞれ襲撃されたことがあるが、神から与えられたスキルと言う力を使って戦った。  ここ千年程は悪魔の王は現れていないが、人族は常に対応できるように上位スキルと言われている特別なスキルを持つ者達をそれぞれの国家で囲い、万が一に備えてきた。  ソレッド王国の辺境にあるナルバ村に住んでいるキグスタは、<統べる者>と言う不思議なスキルを得た。と当時に血のつながりのない妹フラウ、そして同じ村の仲間であるリルーナとホールも上位スキルを得た。  当然王都に招集され、選抜メンバーとしての活動を始める。  そこで<統べる者>の数少ない情報を得たが、スライムを扱えるだけと言う無残なスキルであることが判明した。  だが、同じ村のメンバーでパーティーを組んでいるフラウ、リルーナ、ホールは一切気にするそぶりを見せずに、鍛錬を続けていた。  そのパーティーの中に同じく上位スキルである<槍聖>のカンザが加入して、キグスタの扱いは激変する。  更に、国宝として保管している聖武具と呼ばれる人々に強大な力を付与してくれる武具が一斉に光り輝き、魔族の王が復活したことが確認された。  そんな中、鍛錬の一環としてダンジョン最下層に到達したパーティー一行。そこで対峙したのは下級ではあるが悪魔と呼ばれている種族。  全員が果敢な攻撃を仕掛けるが、少しのダメージも与えることができなかった。  その状況を利用して、キグスタはパーティーメンバー全員から裏切り行為を受ける。  だが、その行為の結果キグスタは<統べる者>の真の力を知ることになった。  この物語は、   「クズジョブだと思った勘違いジョブを手に入れて妹にも見放されるが、実は最強でした。何故か魔神も配下になっています。」    https://ncode.syosetu.com/n7814gs/  のリメイクです。 展開はゆっくりですが、スカッとする予定です。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年06月24日
連載 316エピソード
【オーバーラップ文庫様より12/25書籍八巻発売!】「貴様は出来損ないだ、二度と我が家の敷居を跨ぐなぁ!」魔法が全ての国、とりわけ貴族だけが生まれつき持つ『血統魔法』の能力で全てが決まる王国でのこと。とある貴族の次男として生まれたエルメスは、高い魔法の才能がありながらも血統魔法を持たない『出来損ない』だと判明し、家を追放されてしまう。失意の底で殺されそうになったエルメスだったがーー「血統魔法は祝福じゃない、呪いだよ」「君は魔法に呪われていない、全ての魔法を扱える可能性を持った唯一人の魔法使いだ」そんな時に出会った『魔女』ローズに拾われ、才能を見込まれて弟子となる。そしてエルメスは知る、王国の魔法に対する価値観が全くの誤りということに。5年間の修行の後に『全ての魔法を再現する』という最強の魔法を身につけ王都に戻った彼は、かつて扱えなかったあらゆる魔法を習得する。そして国に蔓延る間違った考えを正し、魔法で苦しむ幼馴染を救い、自分を追放した血統魔法頼りの無能の立場を壊し、やがて王国の救世主として名を馳せることになる。※書籍化&コミカライズ発売中です!
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月19日
前へ 12 次へ