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連載 完結済 20エピソード
拙作「水属性の魔法使い」の主役涼と、準主役アベルの会話を、つらつらと、なんとなく、ぐだぐだと書いていくものです。 肩の力を抜いて読んで欲しいです。 「なあ、リョウ」 「なんです、アベル」 「その、ものすごく物欲しそうな目で見るのは、なんとかならんか?」 「アベルの気のせいじゃないですか? 僕はいつも通りですよ」 涼の爛々と輝く目は、アベルの手元のイチゴのショートケーキに向いたままだ。 そして言葉を発する。 「ケーキは、一日一個までと決まっています」 「うん、俺は何も言っていないぞ」 「でも、権力者が、どうしても二個目を食べろと言えば、それは不可抗力というかなんと言うか……」 「……」 (第一話より抜粋) 各話1000字~3000字程度で、さらっと読んでいただける……はず……予定……多分。 もちろん、全部新作です。 web版にも書籍版にも載っていません。 初出。 舞台は、本編最終章、ルンのアベル執務室です。 基本的に、「水属性の魔法使い」本編読者向けのものではあります。 そのため、本編を読むと、より一層楽しんでいただけると思います。 とはいえ、「本編、100万字超えてるじゃないか、長いよ!」と思い、 読むのを躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。 そんな方向けに、配役の説明 涼(リョウ)=ボケ役:水属性の魔法使い、C級冒険者、本編主役 アベル=ツッコミ役:剣士、A級冒険者、ちょっと偉い立場、本編準主役 二人の関係性=いうなれば戦友? 涼はアベルの護衛的立場でもある 上記の配役を頭に入れておけば、読むのに役立つかと思います。 本編読了の皆様は、本作を読み、二人の会話を懐かしんでいただければ嬉しいです。 本編未読了の皆様は、本作を読み、「水属性の魔法使い」本編に興味を持っていただければ嬉しいです。 「午後の会話」ですので、ケーキとコーヒー成分が多めです。 本編「水属性の魔法使い」には、こんな会話をいっぱい入れております。 面白いなと思っていただけたなら、ぜひ本編を……。 (ちなみに書籍版は、web版の数割増しで、こんな会話が増えております) とりあえず、書籍版が出版されるまで更新予定です……2021年2月26日 完結しました
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2021年02月26日
連載 268エピソード
◆2025/3/27 SQEXノベル様より書籍第9巻発売◆ ◆2025/3/27 コミカライズ第7巻発売◆ ◆2025/3/27 フィッセルスピンオフ、スレナスピンオフ第1巻発売◆ ◆秋田書店発「どこでもヤングチャンピオン」にてコミカライズ連載中◆ ◆2025年4月、テレビ朝日系列にてアニメ放送開始◆ 【一言で分かるあらすじ】 自身の強さに無自覚なおっさんが、元弟子たちになんやかんや持ち上げられて活躍しちゃってだんだんと名声と評価を得ていくお話。 【ちゃんとしたあらすじ】 ベリル・ガーデナントは、レベリス王国の片田舎に道場を構えるしがない剣術師範である。 自分の強さに気持ちの折り合いを付け、のんびりと田舎生活を過ごしていた。 だが、元弟子の一人であるアリューシアが突如訪ねて来て、ベリルを騎士団付きの特別指南役に推薦したと伝えられてから生活は一変する。 騎士団長、最上位冒険者、魔法師団のエースなどなど、とんでもない大物に大成した元弟子たちと久々の再会を果たすわ、実家である道場からは追い出されるわ、指南役以上の依頼が次々に舞い込んでくるわで激動の日々。 そして、こんな自分を慕ってくる元弟子たちに嬉しく感じながらも、大して強くもない自分とは不釣り合いだと謙遜を重ねるベリル。 しかし本人が気付いていないだけで、ベリルは類い稀な才能の持ち主であった。 自分の力に無自覚なベリルは、彼の力を知っている弟子たちに囲まれながら、徐々にその力を世界に知らしめていく。特に自覚のないまま。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月20日
連載 236エピソード
※書籍化します! 10/1にKラノベブックス様で発売! コミカライズも決定してます! 史上最強の勇者である俺・ユージーン。 魔王を討伐した後、気づけば俺は貴族の息子・ユリウスとして転生していた。 どうやらこの世界の俺は、魔力ゼロの忌み子として、家から見捨てられていたらしい。 優秀な双子の弟と比べられ、わがまま王女な婚約者を寝取られ、学校や屋敷の人たちからは無能とさげすまれる。散々な日々を送っていたみたいだ。 しかし別人に転生した俺は、それらを全く気にせず、2度目の人生を気ままに過ごすことを決意する。 このときの俺は知らなかった。 ここが勇者のいた時代から2000年後の未来であること。 平和な世界では、魔法も剣術も、すさまじくレベルが低下していたことに。 勇者としての最高の剣術、魔法、回復術、体術を引き継いだ状態で転生した俺は、衰退した未来の世界で、自覚なく最強の力を振る。 周囲の悪評と常識をことごとく覆し、恋人や家族、そして俺を馬鹿にしていた弟からは嫉妬される。 けれどそんなこと全く気にせず、俺は今日も自由をただ謳歌するのだった。 ※書籍化に合わせてタイトル変更しました 旧「落ちこぼれの兄の方が実は最強〜史上最強の勇者、未来の世界へ転生する。優秀な弟に婚約者を寝取られ、家や学校からも無能と蔑まれてたが、前世の力を引き継ぎ気ままに生きてたらいつの間にか目立ってた」
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月05日
連載 完結済 56エピソード
 都内某所の駅舎の上、今日もあくせく動く人間の頭を見つめながらカラス先輩とハトはあくびをする。  カラス先輩がゴミをあされば、ハトがつつく。絶妙なコンビネーションを見せる二羽に向かうところ敵はない。  網? ぐるぐる回るオブジェ? そんなもので彼らの動きは止められないぞ。 「人間ってバカっすねえ。先輩」 「そうだな」  二人は今日もくあくあと鳴き声をあげるのだった。 ※カクヨムにも投稿してます。
作品情報
コメディー[文芸]
最終更新日:2018年06月24日