「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう命じられ、勇者の称号を剥奪されてしまった主人公ディール。王女との婚約も破棄されてしまい、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世界から新たに勇者達が召喚された為だった。
ところが、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
国王は、ディールを呼び戻そうとするが。当の本人は今さら王家を救う気など微塵も無かった。しかし、民の事を思う彼は、大量発生した魔物共から人々を守る為に立ち上がる。
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。
主人公ディール……勇者だけどレールガンを扱う。大魔道士の要素が高い。
正ヒロイン……低身長で巨乳。少々ヤンデレ気味。
その他のヒロイン達……ツンデレ騎士、元王女、猫耳獣人族、邪悪な竜、吸血鬼の幼女、などなど。