長き眠りから目覚めた魔剣ティルフィング。
第二の剣生ともいえる日々を憂鬱に過ごしていたティルフィングはある妖狐族の少女に拾われる。
その矢先少女が千年もの間守っていた封印が解かれ、最凶の妖怪、空亡が解き放たれてしまう。
少女はなんとか空亡と戦おうとするが、圧倒的力を前に恐怖で足も動かない。そんな少女の窮地を救ったのは拾われた魔剣、ティルフィングだった。
ティルフィングは少女の為、三度まで持ち主の願いを叶える願いの力を使うのであった。
この物語は、持ち主を破滅に導く魔剣、ティルフィングがなんとか持ち主の為に生きてみる、そんな旅の記録である。
旧タイトル(もしも、持ち主殺しの魔剣が持ち主のために生きてみたら? ~呪いの魔剣だが、妖怪少女に拾われたので一緒に旅に出てみることにする~)
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