王城で仕事をするオフェリアは父から結婚の催促を受け、かつて慕っていた幼馴染に助けを求めたが…。

かつての革命家エリクスと、彼を慕った僕らの話。――『赤色勇士』の赤は、生命の色だった。

子どもたちだけの残酷な秘密の話。 ――きっと、僕ら以外は知らないだろう。

ことごとく無表情の小学生、田丸少年と、おっとり綺麗な琴子お姉さんの超短編。

ヒューバートはくまのぬいぐるみである。親友ケビンから頼みで、持ち主のリーゼと一緒に街へ行く事になった。『第三話』

ヨハンの幼馴染、イリットは聖女として神殿に迎えられ、その力の代償として不自由な生活を強いられていた。

いつも捻くれている少年（紫苑）が、仲良しの少女（舞夜）に誘われて、季節外れの海辺に来てしまった話。 素敵なもの。大きなシーグラス、変わった形の貝、珍しい雰囲気の石ころ！ 「小さい頃の小さい傷に、いつまでも傷つく必要なんてないよ」

三つの頭部を持つ人外が気紛れで死に、人間に転生し、たった一人の「姉」ができた話

街を守るため竜に変身して戦う女の子と、その相棒のお話。 鳴田るな様主催、「純愛短編企画」に参加させていただきました。

ヒューバートは熊のぬいぐるみである。持ち主のリーゼと友達のケビンが大きくなっても、相変わらず仲良しのまま暮らしている。『第二話』

私の不用意な行動のせいで家が没落し、大好きな人との婚約がなくなった。 絶望の淵に立った私はその命を散らそうとして――次の瞬間、私は大好きな人の腕の中にいた。 ※蛞蝓になりません 　他サイト様でも公開しております。

生まれた時からエビフライという未知の食べ物の知識を持っている侯爵令嬢、ジュリア・オイル。彼女はエビフライを求めて突き進み、遂に第一王子の婚約者の座を射止めた。しかし、婚儀の半年前、王子から婚約破棄を切り出されてしまう。なんと、原因はエビフライ！？これは、エビフライに人生を捧げたジュリア・オイルの半生を描いた物語。

　ヒューバートは、熊のぬいぐるみである。喋れなくても、持ち主リーゼの友達だと自負している。

ルイーズは、離れた場所にいる会ったことのない婚約者に手紙を書こうと思い立つ。