「ごめんなさい。別れましょう? あなたにはもっと相応しい人がいるわ」
ジェイミーはその大きな青い瞳を更に大きく見開く。その色合いがまるでおもちゃみたいで、瑞穂は苦笑した。
この現実味のなさも、瑞穂が不安を感じる要素だった。
良く出来た夢のようで……。
アラサーな瑞穂と留学生のジェイミー。
瑞穂から切り出した別れに、ジェイミーは何故か笑みを浮かべて謝る。
「ごめんね。俺はあなたを離してあげられない。諦めてあげられない」
※診断メーカーで「プラネタリウム、金髪、メガネ」といただいたので、書いてみました。
※ちょっと変な話です。