これ以上はないほどの田舎から、上京してきた小野もも子。その訛りと発言の田舎っぷりから、付いたあだ名は、小野イモ子。そんな女の子に、面白いことが大好きな瀬永一臣が目を付けた。
からかっている内に、その子が気になってきてしまった瀬永一臣とそんな心情の変化に全く気付いていないその子の、ほのぼの恋愛物語。
…ではなく、好きと言えない瀬永一臣に、同郷と言うだけで嫉妬される僕の苦労話。
「は?はぁ?お前、何言ってんのっ?イモなんて好きじゃねぇし!そんな趣味ねぇしっ!」(ももちゃんの悪口エンドレス)
「……………」(ももちゃんの肩をポンとしてみる)
「触るな、てめぇ」(凄まれた)