戦国武将を中心に逸話を紹介していく短編集です。 1話辺り1000文字程で執筆しています。 内容は全て史実、または歴史的文献に記されているものです。 教科書だけじゃわからない、偉人の素顔を紹介します。 たまに城の訪問記や戦国以外の逸話も挟みます。 なお、前書きは雑談のことが多いです。

ある施設で事件が起こった。『実験体Ｆ』と呼ばれる少女が脱走したのだ。そんな事とは関係無しに、田中幸一は本日も不幸な事ばかり起きていた。三歩歩くだけで何かに引っかかって転んだり、犬に噛み付かれそうになったり、それでも高校生活を過ごしていた。そんな日常がこのまま続くかと思われていたが、家に着くと何故か家の前で倒れている少女の姿が……。

空き巣の常習犯　九条　九十九（くじょう　つくも）はある政財界の大物が住んでいた屋敷に忍び込んだ。 そこで見付けたのは一つの指輪と手紙。 手紙には政財界の大物が実は異世界から渡って来た異世界人であり、指輪の力で大成した事が記されていた。 九十九は手紙の内容を信じ、異世界へ渡る事を決意するのだった。