ブックマーク一覧 カテゴリ1 全6件
連載 232エピソード
四十二歳のおっさんにして村の英雄、グレアム・ウォード。 グルザルム王国の辺境にあるフーロ村で生まれ、一度も村から出ることなくこの歳まで生きてきた。 平穏に暮らせていたのなら良かったのだろうが、このフーロ村は魔王領の真隣に位置しているという史上最悪の立地の村。 魔王領からやってくる魔物の数は半端ではなく、更に魔王軍が王国を攻めてくる際には必ずこの村を通る。 グレアムには王国を守るという気持ちは一切なかったが、村を守るために魔王軍とは幾度となく戦い、一度でも進行を食い止めれば勇者と呼ばれるであろう偉業を、これまで五度に渡って魔王軍の進行を食い止めた。 ただ、グルザルム王国は地図にもないフーロ村のことを把握しておらず、影の英雄の存在には気づいていない状態。 このまま人知れることなく、フーロ村で密かに死ぬ運命であったグレアムだったが、五度目の魔王軍の進行を食い止めた時に片腕を失ってしまった。 英雄であろうと農業を強いられる村であり、片腕となったことで以前のように体が動かせず足手まといになると悟ったグレアムは、四十二歳にして村を出る決断をした。 世界中の誰も知らなかった英雄が今まさに井の中から飛び出し、グレアム・ウォードの名を大海に知らしめることとなる――。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月28日
連載 28エピソード
斯くして本来であれば婚約破棄され公開処刑される筈だった悪役令嬢セルベセリアは人生をやり直すことに成功し、旅の途中で死んでしまった不甲斐ない聖女の代わりに頼れる仲間たちと共に魔王を討伐しこの世界に恒久の平和をもたらしたのでした。 めでたしめでたし。 ――本当に?
作品情報
現実世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年07月02日
連載 70エピソード
「勇者たちの心臓と引き換えに、貴女の家族を生き返らせてあげますわ」  地図にも載っていない小さな農村で、大切な家族と穏やかな日々を送っていた村娘アリソン。ある日、村を出て王都へ行った幼馴染が突如帰郷し再会を喜び合うものの、その夜、彼女は勇者レインナートによる理不尽な断罪で一夜にして家族全員を失った。  絶望する彼女を救ったのは、人間の敵であるはずの魔人たち。  勇者を殺せば家族を生き返らせられると知ったアリソンは、魔人の手を取ることを決意し、同じく勇者によって愛する人を殺された少女ラズと手を組み、復讐を始める──。  これは、ただの村娘が勇者を殺すまでの物語。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月16日
連載 完結済 1031エピソード
 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公ケルヴィンは極度のバトルジャンキーであり、より良いバトルライフを送る為に全力を尽くしていく。レベルを上げ、スキルを会得し、次々と仲間を増やしていき―――その上でケルヴィンは、対等以上の強敵を欲していた。そんな戦闘狂、ケルヴィンの向かう先にあるものは……? ◇2024年12月25日にオーバーラップ文庫様より『黒の召喚士21 黒鉄の吸血姫』が発売されます。 ◇2025年2月25日にコミックガルド様よりコミカライズ版『黒の召喚士21』が発売されます。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年07月01日
連載 完結済 113エピソード
【「マンガUP!」様にて漫画版掲載中!】  ――装備によって人生が決まる世界。  そんな世界に“呪いの装備”というものが存在していた。  触れただけで強制装備され、一生外すことができない武具のことだ。普通の人には1枠しかない装備枠を食い潰すうえに、装備したときの代償が大きすぎることもあり、呪いの装備は忌み嫌われていた。  そんな世界で暮らしている少年・ノロアは、装備枠が9999ある代わりに呪いの装備しかつけられず、周囲から疎まれ、蔑まれていた。  しかし、呪いの装備は代償がある代わりに強力なものばかり。9999個の呪いの装備をつけられるノロアは、どんどん強くなっていく。その力はすぐに勇者や魔王をも超え、あっと言う間に世界最強に……。  ――これは、呪いの装備を求めて旅する少年(装備フェチ)が、可愛い装備たちとともに世界を引っかきまわしていく物語。 ※カクヨムにも投稿しています。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年11月09日
連載 445エピソード
【ドラマCD化! 令和元年、年間1位の人気作! 書籍版1~10巻が富士見ファンタジア文庫より発売中!】  剣術学院の落第剣士に『一億年ボタン』を持ちかけた謎の老人がいた。押せば一億年修業したのと同じ効果が得られる魔法のボタン。落第剣士が疑い半分でボタンを押した次の瞬間、その身に絶大な力が宿るのを感じた。彼は喜んで何度もボタンを押した――押してしまった。  それは呪われたボタンだ。押した瞬間、彼は一億年という『時の牢獄』に閉じ込められた。最初の百年はこれ幸いと修業に明け暮れた。千年が経ち、自分が何故剣を振っているのかわからなくなった。一万年が経つ頃には、考えることをやめていた。  一億年後、廃人同然となった彼は、ついに現実世界へ戻った。同時にこれまで過ごした一億年の記憶は忘却され、残ったのは研ぎ澄まされた剣技のみ。「ボタンを押しただけで強くなれる!?」そう勘違いした彼は何度も一億年ボタンを押し、そのたびに愚かな自分を呪った。そうして地獄の一億年をループし続ける中で、彼はあることに気が付いた。 「この世界さえ斬れれば、ここから抜け出せるんじゃないか……?」  数億年後、時の牢獄を『斬った』彼は一億年のループから脱出した。  これは剣術学院の落第剣士が極限の剣技で汚名を晴らし、世界にその名を轟かせる物語。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月26日