ブックマーク一覧 カテゴリ1 全2件
連載 完結済 605エピソード
 能力(スキル)と呼ばれる超常現象を扱う者達――能力者(ホルダー)が認知され始めた現代日本。  ただの高校生であった主人公・道敷出雲(みちしき いずも)は能力者に襲われ、自身もまた、能力者として覚醒してしまう。  少年が手にしたのは“不死身”という力。  【黄泉渡(リヴァイヴ)】と名付けられた、他に類を見ない特異な能力の根源を求め、政府によって監禁された少年を救ったのは、能力者達の地下組織だった。  政府の手を逃れ、迎坂黄泉路(むかえざか よみじ)と名を変えた少年は自らの“特別な力”と向き合ってゆく。  能力が宿る条件とは。何故黄泉路が手にしたのか。そもそも能力とは――?  無力な少年を守ったのは公的機関でも権力でもない、同じ“傷”を持った同胞たち。  力を身に着けた少年が守るのは、手を差し伸べてくれた人々が願う“未来”への希望。  ――生と死を巡る少年の“生き方”を描いたダーク&シリアスな現代超能力バトル。 ※亀進行・人死に描写・鬱要素有 ◆本編完結 ◆評価、感想いただけると励みになります。 ◆主人公の成長過程をすっ飛ばしたい方は序章・1章・2章を読んだ後に6章まで飛ぶと大幅ショートカットになります。 ◆キャラクタープロフィール等の資料公開をしました。タイトル上部のシリーズ管理にて設定資料集を公開していますので興味がありましたらどうぞ。
作品情報
空想科学[SF] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月05日
連載 51エピソード
はるか太古に生まれた荘厳なるタマラの森。 神々が住まう神殿のごとく、巨木は林立し、その間を浮遊魚の群れがいくつもすり抜ける。 精霊が行き交い、力ある獣たちを獣王が統べるタマラの森。  その中に虹の輝きを放つパロミラル湖がある。  中程に浮かぶ聖ロラ島に聳える巨大な巻き貝の城。淡緑色の巻貝城を囲む塔群。今やそれらは全て消え失せ、伝説上のこととなりつつあった。  遥か千年の昔、突然巻き起こった降星大戦。一つの島ほどもある岩塊が天空より降りて来た。パロミラル伯王領に襲い掛かる蛇竜騎士、植物兵。黒竜に打ち跨り、カルガの弓と竜槍で、果敢に挑んだ小さな民、アードラ族の黒竜騎士を先頭に、水棲種族のクウィーカ族、地精族が立ち向かった。  アードラ族がパロミラル湖の守護者であったのもかつてのこと、前の大戦で黒竜を失い、一族の誇りを喪失して以来、古の文化を伝えながら樹海に没しようとする山城でほそぼそと暮らす日々。  森の少年ピウィが出会してしまった、森の上空を駆け抜ける浮遊樹、そしてそこから始まる異変に、地精族の仲間とともに深く関わることとなる。久方ぶりに称号を受け継ぐ精霊院の青巫女パミラとの出会い。パロミラル湖をとりかこむ樹海地方をピウィが駆け抜け、弓がうなる。最後の黒竜が咆哮を上げ、ピウィは再び始まる大戦に挑む。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月11日