※注意
この小説は
「僕のクラスは厨二病 ~厨二病でもまともに青春したい。が無理のようです~」
https://ncode.syosetu.com/n9471ep/
および
「僕の学校は厨二病 ~厨二病でも平穏に学生生活を送りたい。が無理のようです~」
https://ncode.syosetu.com/n0001fk/
の続編です。
そちらを先に読まないと五里霧中になります(笑)。
厨二病。
それは恐ろしい病。
だがその厨二病が本物? だったらどうなるのだろうか。
これは厨二病と何とか折り合いをつけつつ社会生活を営もうとする者どもの日常ドラマである。
※チートはありません。
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僕は矢代大地、今年私立宝神総合大学を卒業したばかりの社会人だ。
本当なら希望と不安を抱えて新卒社員として仕事を始める所なんだけど。
実は僕、宝神の特任教授で理事長なんだよね。
しかも大学を所有する矢代興業の役員で矢代財団の理事長でもある。
なぜ僕がどんな馬鹿げたラノベにも出てこないような理解不能の状況に陥っているのかというと、語るに涙の事情があって。
実は、秘密だけど前世持ちという厨二病に取り憑かれている。
問題は僕だけじゃなくて、僕の周りの人達が僕よりもっと酷い厨二病だということで。
どうすればいいんだよ!