ブックマーク一覧 連載中 全16件
連載 108エピソード
公爵家の一人息子、ラルフ・ドーソンは、王都の学園を卒業するや否や、領主を引退した両親から領地運営を丸投げされてしまう。しかし、ラルフは転生特典こそないものの、前世の知識を活かした桁外れの事務処理能力で、膨大な領主の執務をあっという間に片付けてしまう。さらに、娯楽の少ないこの異世界で、魔法の研究に没頭する彼は、賢者の塔からも一目置かれるほどの魔道士でもあった。 あまりに早く仕事が終わるため、連日暇を持て余すラルフは、仕事終わりにサクッと飲める場所がないことに気づく。そして、閃いた。 「居酒屋、自分でやればよくね?」 かくして、領主館の一階を大胆に改装し、時間を持て余していたメイドや孤児たちを巻き込みながら、前世の知識をフル活用した異世界初の「居酒屋領主館」が誕生する。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月29日
連載 180エピソード
伯爵の娘アナベルは父伯爵が亡くなった途端、従兄から不貞を理由に婚約を破棄される。 それはまったくの濡れ衣であるが、アナベルも従兄が嫌いだったので婚約破棄はこれ幸いと受け入れる。 ところが、不貞を立証するためとして従兄がアナベルに填めた腕輪には強力な呪いがかかっていた。 解呪には特別な品が必要であり、アナベルはその品を手に入れるため、地方より王都に居を移す。そこでアナベルは偶然その品を持つ公爵と出会う。ありがたくも品を譲ってもらえることとなり、アナベルはお礼として公爵の求めに応じ、偽りの婚約者となる。 2016年11月11日。(株)フロンティアワークス アリアンローズ様より、書籍にしていただきました。 2022年4月28日。同じくアリアンローズ様より漫画として電子書籍で配信されることとなりました。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年02月26日
連載 136エピソード
ビクトリア、ノンナ、ジェフリーが五年ぶりに帰国した。 ビクトリアは「もう私は工作員じゃないのだから」と自重しようとするが、彼女の才能・知識・技術がビクトリアを次々に厄介な事件へと導いてしまう。  ジェフリーは才能あふれるビクトリアを見守りながら彼女がのびのびと生きられることを願い、迷っているビクトリアの背中を押す。 ビクトリアとジェフリーの間に生まれた愛は結婚後も変わることなく続いている。互いに迷いながら悩みながら、相手を尊重し、守ろうとする気持ちにあふれている。 三十三歳になったビクトリアが、問題に向かい合って成長する姿、活躍する様子をお楽しみください。 もちろんノンナも活躍します。 ©守雨 Syuu All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月24日
連載 13エピソード
 父親が管理している領地運営の手伝いをして、領民が喜ぶ姿を見ることが大好きなレイチェル=ヴィニア。  少しでも領地のためにと、自らがヴィニア伯爵家の家事や料理を率先して行って、それもまた楽しんでいるレイチェル。  しかしレイチェルは、悪い噂が目立つ相手から求婚され続け困っていた。  そんなとき、隣国との紛争を止めて国の救世主となって絶大な人気を誇るハイド=ラフィーネ公爵第二令息から突然の求婚。  互いに恋愛感情がないからという理由でお飾り結婚と堂々宣言。  しかし男性に全く興味をもたないレイチェルとしては、自由を約束された結婚は大変ありがたい提案だったため、婚約成立して結婚。  ラフィーネ公爵家で生活が始まると同時にハイドは隣国へ遠乗り。  本当に興味がないことに安心してレイチェルは公爵家でマイペースに過ごしていく。  ところが、肝心の公爵家内部事情は暗かった。レイチェルが使用人たちと仲良くなることをキッカケに公爵家の雰囲気も変わっていく。  ハイドが帰還したときにはすっかりと雰囲気の変わった公爵家。  レイチェルが来たからだと確信したハイドは徐々にレイチェルのことが気になってきて……?  いっぽう、レイチェルに無理強いで求婚ばかりしていたガルム=バケットは、公爵家に嫁いだことを知ってもまだ諦めきれていなかったようで……?  これは互いに興味のなかった二人が、いつのまにか大事な存在へと変わっていくお話。 ※恋愛要素は物語中盤からとなります。 ※今回は、mixi2異世界恋愛作家部・氷雨そら先生主催の『愛が重いヒーロー企画』参加作品です。なのですが、愛が重くなるのは物語がそこそこ進んでからになっちゃいます。申し訳ありません。 ※今回は不定期更新です。いつもの勢いある更新はありません。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月13日
連載 41エピソード
【本作はLINE漫画にて、縦読み漫画化をしています。ぜひそちらもお楽しみください】 伯爵家の令嬢であるリリアナは「役立たずの落第聖女」と言われ、聖女の学校で落第した落ちこぼれだった。 さらに実母が死んでから父が娶った後妻と一個下の義妹のせいで、家でも不遇の扱いを受けていた。 そんなある日、遊び呆けている父親が久しぶりから縁談話が持ち込まれた。 相手は隣国の辺境伯で、代々聖女を娶っているのだが、現当主のシリウス・ルンドヴァルは「聖女が大嫌いだ」と明言している。 それでも断ることも出来ないリリアナは、縁談を受け入れ隣国の辺境伯まで嫁ぎに行く。 その道中、魔獣に襲われて騎士が怪我を負う。回復魔法は聖女にしか出来ないのだが、「役立たずの落第聖女」であるリリアナが、簡単に騎士の怪我を治す。 リリアナが落第した理由は、義妹に魔力をずっと奪われ続けていたからだったのだ。 さらに伯爵家でも「雑用の仕事」と任されていたのは財政管理の仕事だった。 ルンドヴァル辺境伯家に嫁いだリリアナは、シリウスに直接「聖女である君を愛するつもりはない」と言われたが…。 徐々に二人の距離は近づいていき、シリウスがなぜ聖女が嫌いなのか明らかになっていく――。 「君が好きだ」「えっ、契約でお互いを愛さないって……」「あれは破棄する、無効だ」「えっ!?」
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月18日
連載 295エピソード
R7年月1月25日にオーバーラップノベルス様より 書籍第3巻発売になります、よろしくおねがいします! 1月22日コミックシーモア様にて、八月ヤ子先生によるコミカライズ先行配信となりました。可愛いので見てね…!! リディア・レストは、レスト神官家の長女で、王太子殿下であるステファン・ベルナールの婚約者だった。 けれど王立学園の卒業式の日に婚約破棄をされて、ステファンは腹違いの妹であるフランソワと結婚するのだという。 もともと魔力がなくおちこぼれとして神官家でも捨て置かれていたリディアは、出奔を決意。 王都に逃げ出して半年。使用人から食事を作ってもらえなかったので、自分で料理を作っていたリディアは、食堂を開いて生活していた。 毎日恨みつらみと憎しみと悲しみを料理にこめていたら、気づいたらリディアの食堂は、『美味しい上に妙に力がみなぎる料理』を提供する店として評判になっていた。 評判にならなくて良いし、できれば静かに暮らしたい。 それなのに、騎士団長様は毎日雇いにやってくるし、宮廷魔導士様は助けを求めてくるし、公爵様やら、果ては、隣国の王子様まで噂を聞きつけてやってくる始末。 おちこぼれだったリディアに、別に求めてもいないモテ期が到来しようとしていた。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月26日
連載 188エピソード
書籍1巻&2巻ドラゴンノベルスより発売中。 コミカライズが7/31よりFLOS COMIC様にて連載中です! 【一行あらすじ】 追放された元聖女の侯爵令嬢が、自由気ままにダンジョンでモンスターを食べて「おいしい!」ってするお話 【あらすじ】 侯爵令嬢のリゼットは、妹に聖女の力と婚約者を奪われ、更には身に覚えのない罪で身分も奪われダンジョンに捨てられる。 事実上の死刑宣告だったが初期スキル【貴族の血脈】で獲得スキルポイントが3倍になり、スキル【全体攻撃魔法】と【先制行動】でソロでさくさくとダンジョンを攻略していく。 そんなリゼットの前に立ちはだかったのは食料問題。 「……モンスターって食べられるのかしら?……――な、な、なんておいしいの! よし、私はダンジョンの恵みをおいしくいただくことにしますわ!」 モンスター料理の効果もあって探索は絶好調。リゼットは出会う冒険者たちにモンスター料理を振る舞いながら、ダンジョン生活をエンジョイする。 一方そのころ聖女になった妹は、力の謎の弱体化に苦しんでいた。 【旧題】「捨てられた令嬢はダンジョンで覚醒しました〜聖遺物の使い手?真の聖女?いいえ私はただのモンスター料理愛好家です!」 【第四章】7/31より不定期連載
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月18日
連載 129エピソード
【3/7文庫小説1、2巻&コミックス2巻発売です!書籍は大幅加筆しております!また、コミックPASH!neo様先行で毎月第2・第4火曜日更新のコミカライズも連載中です】 私ではなく、義理の妹が真の聖女であるらしい。 そんな妹をいじめたとして、私は王子に婚約破棄され、魔物が猛威を振るう辺境の地を守る第一騎士団の寮で働くことになった。 ……なんて素晴らしいのかしら! 今まで誰にも言えなかったのだけど、実は私、男らしく鍛えられた騎士様(筋肉)が大好きなの! 王子はひょろひょろで全然魅力的じゃなかったし、継母にも虐げられているし、この地に未練はまったくない! 喜んで行きます、辺境の地!第一騎士団の寮! 今日もご飯が美味しいし、騎士様は優しくて格好よくて素敵だし、私は幸せ。 だけど不思議。私が来てから、魔物が大人しくなったらしい。 それに私が作った料理を食べたら皆元気になるみたい。 ……復讐ですか?必要ありませんよ。 だって私は今とっても幸せなのだから! 騎士が大好きなのに騎士団長からの好意になかなか気づかない幸せなのほほん聖女と、勘違いしながらも一途にヒロインを想う騎士団長のラブコメディ。 ※設定ゆるめ。軽い気持ちでお読みください。 ※ヒロインは筋肉が好きすぎて興奮しすぎたりちょっと変態ちっくなところがあります。苦手な方はご注意ください!あたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。 ◆5/6日間総合、5/9~12週間総合、6/1~4月間ジャンル別1位になれました!ありがとうございます!(*´˘`*) ※感想の返信が追いついておりません……。余裕のあるときのみお返事してますが、すべて大切に拝見しております!とても励まされ、執筆の力になっております!!いつもありがとうございます!!( ;ᵕ;)
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年03月18日
連載 181エピソード
『醜穢令嬢』『傍若無人の人でなし』『ハグル家の疫病神』『骨』──それらは、伯爵家の娘であるアメリアへの蔑称だ。 その名の通り、アメリアの容姿は目を覆うものがあった。 骨まで見えそうなほど痩せ細った体躯に、不健康な肌色、ドレスは薄汚れている。 義母と腹違いの妹に虐げられ、食事もロクに与えられず、離れに隔離され続けたためだ。 陞爵を目指すハグル家にとって、侍女との不貞によって生まれたアメリアはお荷物でしかなかった。 誰からも愛されず必要とされず、あとは朽ち果てるだけの日々。 今日も一日一回の貧相な食事の足しになればと、庭園の雑草を採取していたある日、アメリアに婚約の話が舞い込む。 お相手は、社交会で『暴虐公爵』と悪名高いローガン公爵。 「この結婚に愛はない」と、当初はドライに接してくるローガンだったが……。 「なんだそのボロボロのドレスは。この金で新しいドレスを買え」「なぜ一食しか食べようとしない。しっかりと三食摂れ」 蓋を開けてみれば、ローガンはちょっぴり口は悪いものの根は優しく誠実な貴公子だった。 幸薄くも健気で前向きなアメリアを、ローガンは無自覚に溺愛していく。 そんな中ローガンは、絶望的な人生の中で培ったアメリアの”ある能力”にも気づき……。 「ハグル家はこんな逸材を押し込めていたのか……国家レベルの損失だ……」「あの……旦那様?」 一方アメリアがいなくなった実家では、ひたひたと崩壊の足音が近づいていて──。 これは、愛されなかった令嬢がちょっぴり言葉はきついけれど優しい公爵に不器用ながらも溺愛され、無自覚に持っていた能力を認められ、幸せになっていく話。 ※オーバーラップf様から①②巻発売中。コミカライズ企画進行中。 ※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。 ※カクヨム、アルファポリス、ノベルアップにも掲載中。 日間・週間・月間・四半期 年間ランキング1位。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月25日
連載 53エピソード
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。 そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。 しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。 ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。 そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。 「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」 別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。 そして離婚について動くマリアンに何故かフェリクスの弟のラウルが接近してきた。 異世界日間1位、週間2位有難う御座います。 アルファポリスでも連載しております。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月30日
連載 22エピソード
♡4/5(金)コミカライズ2巻発売♡ 聖女モニカは王太子との婚約直後、陰険な騎士により『聖女の異能』の副作用『癒した対象(対象がいない場合は聖女自身)が発情してしまう』をバラされてしまった。王太子は「発情聖女」と罵り即刻婚約破棄。平民に戻ったモニカは再び魔物討伐前線基地に帰還したが、基地は解散するという。居場所を失ったモニカに声をかけたのは、帝国出身の傭兵リチャードだった。 「よかったら帝国に一緒に来ない?兄貴夫婦の不妊をなんとかして欲しいんだ」 リチャードの提案に乗ったモニカは気づいていない。彼が皇弟殿下であることを。そして兄貴夫婦というのはもちろんーー 溺愛執着皇弟殿下と、真面目で努力家な『発情聖女』の物語です。 エブリスタ、カクヨムにも投稿しています。 日刊総合&日刊異世界恋愛2位ありがとうございます
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年11月01日
連載 221エピソード
「ノエル・スプリングフィールド。役立たずのお前はうちの工房にいらない。クビだ」 名門魔術学院を卒業後、体調を崩した母を看病すべく故郷の魔道具師ギルドに就職したノエル。 母は無事元気になったものの、ギルド長の偏見と嫌がらせのせいで職場での待遇は悪化する一方。 遂には、解雇されてしまうことに。 「生きるって大変だなぁ……」 途方に暮れつつ仕事を探すノエルに声をかけたのは、学院時代の友人だった。 王宮魔術師として歴代最速で聖金級魔術師まで出世。 今や有名人の彼はノエルに言う。 「これまでの人生で、僕が唯一勝てなかった君に力を借してほしいと思って」 かくして、王都に出て王宮魔術師として働き始めたノエル。 日の当たるところに出た彼女は大活躍。 気がつくと王国中から注目を集める存在になっていって――
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月06日
連載 78エピソード
【退院しました!※しばらくは不定期更新です】 【コミック版第4巻がコミックシーモア様3/8先行配信中。4/4全国書店にて発売】 【白泉社 漫画Park、ヤングアニマルWEB他各漫画アプリで連載配信中】 20歳の誕生日、もうすぐ白い結婚のまま3年目を迎えることが出来る。 家の事業による繋がりを深めるために結ばれた政略結婚だったが、式を挙げた翌日から夫は幼馴染と呼称する愛人を屋敷の中に招きいれた。 その愛人はエリザベスの居場所を奪い、女主人として君臨し、夫の愛も何もかもエリザベスから取り上げていった。 屋敷の使用人たちにすら虐げられ続けたエリザベスの最後の希望は白い結婚の継続による婚姻の解消だったが、夫の卑劣な罠に嵌まりその希望は簡単に手折られてしまう。そして乙女の証と命を無残に散らされることになった。 心無い仕打ちに運命を呪いながら炎に囲まれ命が尽きたはずなのに、気が付けば結婚直前の王都へ向かう馬車の中にいた。 時が巻き戻りやり直すチャンスを得たエリザベスはもう二度と選択を間違えないと誓い行動を起こす。目指すは白い結婚ではなく円満な……円満でなくても構わないからとにかく離婚。 3年間の記憶を武器に自分の状況を変え切り開いていく。 虐げられていた間身を削りながら覚えた仕事の術。身に着けた知識を使い、自立した女性を目指していたのに、再会した幼馴染の大公閣下がどんどん溺愛モードになっていて。 あの、私バツついちゃってるからね――――!。 どん底の絶望から幸福の絶頂まで目まぐるしく変わるエリザベスの第二の人生。 絶対、同じ選択なんていたしませんから!! ★3/16 日間総合・ジャンル別ランキングどちらも2位を頂きました。ありがとうございます感謝です。 ★3/18 日間総合・ジャンル別ランキング5位 週間ランキング総合5位ジャンル別4位を頂きました。 ★3/20~22、週間の総合、ジャンル別ランキング2位 を頂きました。 ★3/31 月間ジャンル別ランキング5位、表紙入りました ★4/4 月間総合ランキング10位 ★4/5 8位 4/6~7位トップページ入り出来ました 日、週、月トップページ入りしました、読んでくださった方々本当にありがとうございます ツギクル様からも閲覧できます。ツギクル様のランキング参加してます。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月20日
連載 60エピソード
※おかげさまで書籍1~2巻発売中、霜月かいり先生によるコミカライズ連載中です!!ありがとうございます!  私は昔から空気を読むのがうまかった。だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。  今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。  はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。  悲鳴をあげるバルゴア令息。 「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」 「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」  そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。 ※日間、週刊、月間、四半期の総合&異世界恋愛ランキング1位  12/29 年間異世界恋愛ランキング1位にしていただけました。  ありがとうございます!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月05日
連載 328エピソード
A級冒険者のアレクは長旅から帰還し、久々に古巣のギルドを訪ねた。ちょっと挨拶するだけのつもりが、面倒な依頼とともに家政魔導士という謎の肩書を名乗る黒髪の女を押し付けられて困惑。 しかしシオリというその女は奇抜な魔法の使い方で、温かい風呂に旨い飯、寝心地の良い寝床と、野営にあるまじき快適過ぎる環境を提供し、アレクら仲間達はがっつりとその心を鷲掴みにされることになる。 すっかりシオリに惚れ込んだアレクは、日々を生き抜くことに必死な彼女を口説き落とせるのか。 【アイリスNEO様より1~8巻発売中】 【コミックゼロサム様よりコミック1~7巻発売中】 【月刊コミックゼロサム様、ゼロサムオンライン様にてコミカライズ版連載中】 下記設定に抵抗のある方はご注意くださいね。 ※主人公組は三十代前半です。その他の主要キャラクターも年齢設定が高いです。 ※このお話は「成長物語」ではなく、過去の出来事で傷付いた二人が「取り戻していく物語」です。 ※Gやら足が八本ある奴やら多足の奴やら、虫ネタがちょこちょこ出てきます。Gはもはや登場人物。 ※そして使い魔のスライムは虫も食います。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月27日
連載 完結済 102エピソード
「あれ? 私っていつ死ぬのでしょう?」 「いいから君は肉を食え」  聖女という役目を押しつけられ神殿で孤独に生きていた病弱な王女プラティナは、過酷な日々がたたり「余命わずか」と宣告されてしまう。そのうえ、聖女が国で死ぬのは不吉だからと、異母妹の策略により聖女の地位と婚約者を奪われたあげく聖地巡礼という名目で国を追放されることに。そんな旅の従者となった黒騎士アイゼンもまた不条理な呪いに犯された身の上だった。  不遇な二人の巡礼旅はそのまま死出の旅になるかと思われたが、余命わずかだったはずのプラティナは何故か日々健康そのものになっていく。しかも行く先々で無自覚に聖なる力で問題解決してしまい、いつの間にか『奇跡の聖女が巡礼している』と噂にまでなって……? 無自覚聖女のチート巡礼旅! ☆書籍版はアース・スタールナにて発売中 ☆コミカライズはガンガンオンラインにて連載中
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月26日