現代日本で一生を終えた主人公は、異世界・ヴィーアナに一少女・満月(デュライア)として転生する。そこは魔法文明が栄え、エルフやら獣人やらが暮らすファンタジー世界だった！　育ての親から旅に出る事を提案された主人公は、自身の見聞を広めるため、自由気ままに旅をする―― 　だが、彼女は知らなかった。世界に潜む謎も、自らに課せられた運命も。全てを悟る時、彼女は大きな決断を迫られる。 　ちょっと変わった主人公や仲間達が旅をしつつ人助けをしたり、成長していく物語。 　※不定期更新になるかも知れません。R15は保険です

ある施設で事件が起こった。『実験体Ｆ』と呼ばれる少女が脱走したのだ。そんな事とは関係無しに、田中幸一は本日も不幸な事ばかり起きていた。三歩歩くだけで何かに引っかかって転んだり、犬に噛み付かれそうになったり、それでも高校生活を過ごしていた。そんな日常がこのまま続くかと思われていたが、家に着くと何故か家の前で倒れている少女の姿が……。

戦争で、人類が激減してから数百年後、ある遺跡から、錬金術の賜物である、原子操作ができる石が発掘された。「ヌーチャーストーン」と呼ばれている。それは、様々なところで発掘され、、様々な兵器に使われていた。そして、古くに作られ、芸術品や工芸品などに紛れたヌーチャーストーンを狙う怪盗がいた。その名、怪盗・Ｗｉｓｅ。今宵も青を纏い、石を攫っていく。 連載中止しました。

　片目が猫科の不思議な瞳。ズボンからトラの尻尾を覗かせる、黄金瞳の少年と、冴えない警部補が織り成すハートフル・ストーリー。

黄色い線をはみだしたばっかりに、もうすぐ私は電車に轢かれる。家出をしたまま命を落とすんだ。ストーカーにこの姿を見られ命を落とすんだ。「さよなら、私の世界」決まり文句が決まったからには世界には死んでもらわなきゃ。そう思って目を閉じた私、匂神唯（におがみゆい）。しかし目を開けた先には、ストーカーの男、七宮智（しちみやとも）の姿が。私はまだ知らなかった。これが大きな物語の幕開けになろうとは――――『人間の五感の超越』を目的として造り出された人間達による抗争の物語。幸せになれるのは一体誰でしょう？

　時は20xx年の初夏。図書委員である少年坂本龍馬は、同じ図書委員である少女天宮聖子を探すために図書室へと向かうが、姿が見当たらない。司書室にあるのは普段と変わらぬ風景に、見慣れない分厚い本のみ。怪しいと思い調べてみると、なんと龍馬は本の中へ入り込むことに。ミカドと名乗るその本は、自身を「所有者の想像力で世界を創り出せる本」であると言い、所有者となった龍馬と聖子は二人の世界を創り出すことに。果たして、二人は創り上げた世界『幻界(ファンタリオン)』でどのように生きていくのか……これは、青春真っ盛りの二人が紡ぎだす準異世界バトルファンタジーである。(一巻、二巻完結済み)