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連載 442エピソード
独立したばかりのルリユールであるイシュカは、黒森之國の北東にあるリグハーヴスに越して来た。開店準備の大掃除をしていた晩、イシュカの元に黒髪の少年とケットシーが訪れる。 行く当てがない二人とイシュカは同居する事を決め、彼らと共にルリユール<Langue de chat>を開業する。 <Langue de chat>ではルリユールの仕事ぶりを見て貰う為、孝宏が物語を書き、イシュカが製本した本で貸本を行う事にする。 一回一冊ハルドモンド銅貨三枚。貸出期間は二週間。早めに返却した場合は期間内にもう一冊無料で借りられる。 小さなルリユール兼貸本屋さんのお話。 *不定期更新になります。のんびりとお待ち下さい。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写ありボーイズラブ
最終更新日:2025年06月28日
連載 67エピソード
戦国時代、父の戦死で困窮した若い武士・大江小十郎は、石見銀山の記録係として本城家に仕官する。しかし初日に目にしたのは、想像を絶する過酷な現実だった。 赤茶色に汚染された山、独特の臭気が立ち込める鉱山で、大勢の人々が命がけで銀を掘り続けている。そして起こる大規模な坑道崩落事故。 「真実を記すことしかできない」記録係という閑職で、小十郎は命を軽んじる現場と、不正に手を染める上役たちの姿を目の当たりにする。 そして、やがて知ってしまった主家の秘密に、彼は深い困惑を抱く。 果たして本城家は尼子家に忠実なのか、それとも——。 混乱の中で小十郎は、自分がどう振る舞うべきかという重大な選択を迫られることになる。 名もなく力もない一人の青年が、戦乱と陰謀渦巻く中で生き抜こうとする。 命が欲と野望に喰われていく戦国の世で始まる、記録係からの成長物語。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月29日
連載 完結済 301エピソード
★「冬嵐記」新紀元社モーニングスターブックス様より、4巻目出ます! 8月20日発売です★ 【1,400万PVありがとうございます】 今川家の内情が安定し、伊豆の戦火も落ち着いてきた。 勝千代改め孫九郎は、日々国内の政に邁進し、忙しい日々を送っていた。 その知らせは、梅雨入りも間近なとある日にもたらされた。 急使によりもたらされたその一通の書簡が、信濃での騒動の始まりだった。 「冬嵐記」「春雷記」に続く第三部です。  前作から二年後、数え十二歳の孫九郎視点でお話は進みます。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月25日
連載 完結済 397エピソード
★「冬嵐記」新紀元社モーニングスターブックス様より、4巻目出ます! 8月20日発売です★ 【2400万PVありがとうございます】 福島勝千代は京に来ていた。 荒廃した街並み、戦火の匂い途絶えぬ時代。 無法地帯と化した京でも、人々は逞しく生きている。 しばらくは平穏な日々を過ごしていた勝千代だが、再び目まぐるしく物騒な時代の荒波に揉まれることになる。 前作「冬嵐記」と同じ主人公、視点固定です。 四年後からの再スタートです。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年02月20日