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連載 完結済 125エピソード
「我々ポーンドット家はまさしくチェスのポーンのように力が無いから一つ一つ懸命に前に進んでいくしかないんだ。だが、よく考えてごらん? キングもクイーンも全てはひとつの駒にすぎない。ポーンだって立派な駒のひとつなんだ。みんな同じで、みんな一緒なんだ。だから決して貴族たる誇りを忘れてはいけないよ? そうすればきっと幸せになれるから。分かったね? ローレライ?」  幼い頃から何度もそう言い聞かされていたポーンドット男爵令嬢ローレライ・ポーンドット。  決して高位とは言えない身分の中、父の言いつけを守り貴族たる誇りを持って真っ直ぐに育った彼女は近々、サーキスタ子爵令息のアシュトレイ・サーキスタ卿と結婚する予定だった。  だが、とある公爵家にて行われた盛大な茶会の会場で彼女は突然、婚約破棄を突きつけられてしまう。  突然の出来事に理解が出来ず慌てるローレライだったが、更なる困難が彼女を苦しめていく。  貴族たる誇りを持って生きるとは何なのか。  人間らしく生きるとは何なのか。  今、壮絶な悪意が彼女に牙を剥く。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2020年04月09日
連載 485エピソード
第二部公爵夫人編、投稿開始します 概ね、新月と満月の日に更新予定です ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」 気づいたら異世界の令嬢でした!  何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。  使用人たちから『妖精姫』と慕われる一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?  日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。  リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。  王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。  そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!  待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です? 【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ ●ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】● 第一部令嬢編:第1章~第5章まで【完結】 第二部公爵夫人編:第6章~ ※ムーンライトノベルズにて先行して第7章投稿中 (ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です) ※アルファポリス・ノベルアップ+・カクヨム・魔法のiらんどでも投稿しています
作品情報
異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月11日