ブックマーク一覧 カテゴリ1 全60件
連載 12エピソード
転落事故で頭を打ち、記憶喪失になった医療魔術師エミリー。昏睡から目覚めると、見知らぬ婚約者と親友が寄り添い合っていた。 以前のエミリーは婚約者を愛していたらしいが…… 「エミリー、ごめんね……」 「記憶を失ったなら好都合です。僕と別れてください」 エミリーが眠っている間に親友と浮気していた婚約者は、記憶喪失に乗じて婚約解消を申し出てきた。エミリーはそれを受け入れることに。 記憶喪失によって婚約者への恋心をすっかり失い、前に歩む決意をしたエミリーだったが、転落事故には秘密があるようで……?
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月03日
連載 6エピソード
 男爵令嬢、アイラの想い人に婚約者が出来てしまった。何故自分を婚約者に選ばなかったのかを聞くと、婚約者は笑いながら答えた…。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2024年05月03日
連載 6エピソード
 リヒター帝国の末姫ヴィクトーリアは、隣国アディソン王国のスチュアート伯爵に嫁いだ。彼は帝国の皇妹を妻にした恩恵で、侯爵に叙爵される。  騎士団長を務める夫は優しく、可愛い娘も生まれた。何もかもがうまく行っていたある日、ヴィクトーリアはあり得ない事実を知る。婚姻届が出ていない? ということは、私は未婚で私生児を産んだ? 驚いた彼女は、すぐに実家へ戻った。  強大な帝国は、戦争以外の方法で報復に出る!  主人公はハッピーエンド確定 【同時連載】小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、エブリスタ 2025/06/02……カクヨム、恋愛日間 5位、週間 9位 2025/06/01……なろう、恋愛日間 2位、週間4位 2025/05/31……エブリスタ、トレンド恋愛 6位 2025/05/31……アルファポリス、女性向けHOT 10位 2025/05/29……連載開始
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月02日
連載 12エピソード
「この日、ここにおりますレオンハルト・アルヴィスとエリシア・ヴァンデールは夫婦となり──……」気付けば、そこに立っていた。……えっ、どういうこと!? 気が付いたら結婚式の真っ最中だった。しかし、すぐにズキリと頭が痛み、覚えのない記憶が流れていった。わたしは社交界で毒婦と呼ばれるエリシア・ヴァンデール伯爵令嬢で、現代人でもあった。……ここは女性向け小説の世界? 「この結婚は政略に過ぎない。他の男と子を生さない限り、好きにすればいい」結婚相手の公爵は冷たいが、とにかく義理の息子に殺されたくない! ……って、え!? 「だぁれ?」「……何故、こんなことになっている?」まさかの幼女になってしまった毒婦と呼ばれる令嬢が幸せを掴むお話。(25P完結、毎日更新します)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月03日
連載 132エピソード
それは待ちに待った15歳のデビュタントの日の事。 他の女性に跪き、愛を乞う自分の婚約者を目撃してしまった子爵令嬢、マーシャリィ・グレイシス。 まさかの浮気現場に悲しみにくれるけれど、当の婚約者からは言い訳も謝罪もない。婚約破棄になるかと思いきや、それすらもなくて、気が付けば未婚のまま10年の月日が経っていて…。 25歳のマーシャは、結婚することを諦めて王妃付き侍女になっていた。ただいま第2章連載中。 ■令和6年1月15日 コミカライズ4巻
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月10日
連載 33エピソード
ホンス伯爵家にはプリシラとリリアラという二人の娘がいた。 黒髪に茶色の瞳の地味なプリシラと、金髪で明るい色彩なリリアラ。両親は妹のリリアラを贔屓していた。 救いは、祖父母伯爵は孫をどちらも愛していたこと。大事にしていた…のに。 プリシラは幼い頃より互いに慕い合うアンドリューと結婚し、ホンス伯爵家を継ぐことになっていた。 それを。 あと一ヶ月後には結婚式を行うことになっていたある夜。 アンドリューの寝台に一糸まとわぬリリアラの姿があった。リリアラは、彼女も慕っていたアンドリューとプリシラが結婚するのが気に入らなかったのだ。自分は格下の子爵家に嫁がねばならないのに、姉は美しいアンドリューと結婚して伯爵家も手に入れるだなんて。 …そうして。リリアラは見事に伯爵家もアンドリューも手に入れた。 けれどアンドリューは改めての初夜の夜に告げる。 「君を愛することはない」 と。 わがまま妹に寝取られた物語ですが、寝取られた男性がそのまま流されないお話。そんなことしたら幸せになれるはずがないお話。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月20日
連載 完結済 6エピソード
ある日、サイラス宛に元同級生より手紙が届く。中には、婚約破棄の原因となった事件の驚くべき真相が書かれていた。 かつて侯爵令嬢アナスタシアは、誠実に婚約者サイラスを愛していた。だが、サイラスは男爵令嬢ユリアに心を移していた、 卒業パーティーの夜、ユリアに無実の罪を着せられてしまったアナスタシア。怒ったサイラスに婚約破棄されてしまう。 ユリアの主張を疑いもせず受け入れ、アナスタシアを糾弾したサイラス。 後で真実を知ったからと言って、今さら現れて「結婚しよう」と言われても、それは無理。だって、あなたは……、 アナスタシアは失った名誉も、未来も、自分の手で取り戻す。一方サイラスは……。自業自得の物語。 誤字報告ありがとうございました!助かります!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月14日
連載 16エピソード
リディアーヌにはモーリスという幼馴染がいる。婚約こそしていなかったものの、将来二人は結婚するのだろうと、周囲の誰もが思っていた。リディアーヌ自身も当たり前のようにそう思っていたが、ある日、モーリスと友人の会話を聞いてしまい、その将来が音を立てて崩れていった。リディアーヌは彼の婚約者ではないし、親同士が仲が良いだけで将来を誓い合った仲でもない。そのことに気が付いたリディアーヌは、モーリスから離れることを決意した。周囲が思う当たり前に逆らうことを決めたリディアーヌは、同じ皇宮仕えをしているドロシーに成り行きで男性を紹介してもらうことになったのだった。GW中の完結を目指しています。←すみません、無理でした。延長します。電子書籍化が決定いたしました。詳細はまたお知らせいたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月02日
連載 完結済 106エピソード
「お前との婚約をここで破棄する!  平民の研究者が功績を上げて勲章を与えられたからな。お前をその褒美として嫁がせよう!」  王太子の婚約者であった公爵令嬢ヴィルヘルミーナは、夜会の席で婚約を破棄されて平民との結婚を命じられる。  王太子に嵌められ、実家である公爵家からも僅かな手切れ金だけ渡して追放され、顔も見たことのない平民の研究者の元へと嫁がされることとなった。  ーーこれがわたくしの旦那様、ダサい男ですわね。  身長は高いがガリガリに痩せた猫背で服のサイズも合わず、髪はもじゃもじゃの男。それが彼女の夫となるアレクシであった。  最初は互いを好ましく思っていなかった二人だが、ヴィルヘルミーナは彼の研究を支え、服装を正すなかで惹かれ合うようになる。そして彼女を追放した実家や王太子を見返すまでに成り上がって幸せになっていく。  一方、彼女を追放した者たちは破滅していくのであった。 【書籍化】しました! アーススター・ルナより発売です! 【コミカライズ】しました! コミックアーススターで連載開始! 日間・週間総合ランキング1位 月間総合ランキング2位達成 皆様の応援に感謝いたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年05月30日
連載 完結済 131エピソード
 2025.3.10Mノベルスfより5巻発売です!  次にくるライトノベル大賞2023 単行本部門3位・女性読者投票1位  次にくるライトノベル大賞2024 単行本部門9位・女性読者投票2位  をいただきました!  みなさまの応援のおかげです。ありがとうございます。 ****     「君を愛することはないだろう」  政略結婚の初夜、生真面目軍人ジェラルドにそう言い渡された伯爵令嬢アビゲイル。  前世は魔王のアビゲイルだが、魔王とはいえ食生活は貧しかった。  憧れの人間に転生して、これで豊かな食生活がと期待するも、継母と義姉は餓死ギリギリを狙って攻めてくる。  虐げられた生活を送っていた彼女にとって、政略とはいえこの結婚はそんな生活から脱出するための希望だった。  だからせめて、せめてこれだけは確認させてほしい。 「……ごはんは欲しいです」  黒髪青目でいかつい系の軍人旦那様は、ひもじい子には意外と優しかった。庇護欲にあふれた使用人にも大切にされ、アビゲイルの美味しい食生活がはじまる。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月11日
連載 完結済 39エピソード
 貴族学園に入学した公爵令嬢ステファニー・カニンガムは、ランチェスター公爵家の次男マルセルとの婚約の話が進みつつあった。しかしすでに婚約者のいるラフィム王太子から熱烈なアプローチを受け続け、戸惑い悩む。ほどなくしてラフィム王太子は自分の婚約を強引に破棄し、ステファニーを妻に迎える。  運命を受け入れ王太子妃として妃教育に邁進し、ラフィム王太子のことを愛そうと努力するステファニー。だがその後ラフィム王太子は伯爵令嬢タニヤ・アルドリッジと恋仲になり、邪魔になったステファニーを排除しようと王太子殺害未遂の冤罪を被せる。  なすすべもなく処刑される寸前、ステファニーは激しく後悔した。ラフィム王太子の妻とならなければ、こんな人生ではなかったはずなのに………………  ふとステファニーが気が付くと、貴族学園に入学する直前まで時間が巻き戻っていた。混乱の中、ステファニーは決意する。今度は絶対に王太子妃にはならない、と───── (※※この物語の設定は史実に一切基づきません。作者独自の架空の世界のものです。) ※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年04月19日
連載 完結済 78エピソード
王国の片田舎にある小さな町から、八歳の時に母方の縁戚であるエヴェリー伯爵家に引き取られたミシェル。彼女は伯爵一家に疎まれ、美しい髪を黒く染めて使用人として生活するよう強いられた。以来エヴェリー一家に虐げられて育つ。 十年後。ミシェルは同い年でエヴェリー伯爵家の一人娘であるパドマの婚約者に嵌められ、伯爵家を身一つで追い出されることに。ボロボロの格好で人気のない場所を彷徨っていたミシェルは、空腹のあまりふらつき倒れそうになる。 そこへ馬で通りがかった男性と、危うくぶつかりそうになり────── ※いつもの独自の世界のゆる設定なお話です。何もかもファンタジーです。よろしくお願いします。 ※後半キュンなシーン多めの、明るく楽しいストーリーにしていく……予定です! ※この作品はアルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月13日
連載 完結済 75エピソード
 父であるクルース子爵が友人に騙されて背負った莫大な借金のために困窮し、没落も間近となったミラベルの実家。優秀なミラベルが隣のハセルタイン伯爵家の領地経営を手伝うことを条件に、伯爵家の嫡男ヴィントと結婚し、実家と領地に援助を受けることに。ところがこの結婚を嫌がる夫ヴィントは、ミラベルに指一本触れようとしないどころか、ハセルタイン伯爵一家は総出で嫁のミラベルを使用人同然に扱う。  夫ヴィントが大っぴらに女性たちと遊ぼうが、義理の家族に虐げられようが、全てはクルース子爵家のため、両親のためと歯を食いしばり、耐えるミラベル。  しかし数年が経ち、ミラベルの両親が事故で亡くなり、さらにその後ハセルタイン伯爵夫妻が流行り病で亡くなると、状況はますます悪化。爵位を継いだ夫ヴィントは、平民の愛人であるブリジットとともにミラベルを馬車馬のように働かせ、自分たちは浪費を繰り返すように。順風満帆だったハセルタイン伯爵家の家計はすぐに逼迫しはじめた。その後ヴィントはミラベルと離婚し、ブリジットを新たな妻に迎える。正真正銘、ただの使用人となったミラベル。  ハセルタイン伯爵家のためにとたびたび苦言を呈するミラベルに腹を立てたヴィントは、激しい暴力をふるい、ある日ミラベルは耳に大怪我を負う。ミラベルはそれをきっかけにハセルタイン伯爵家を出ることに。しかし行くあてのないミラベルは、街に出ても途方に暮れるしかなかった。  そこでミラベルは、一人の少女がトラブルに巻き込まれているところに出くわす。助けに入ったその相手は、実はこのレミーアレン王国の王女様だった。後日王宮に招かれた時に、ミラベルの片耳が聞こえていないことに気付いた王太子セレオンと、王女アリューシャ。アリューシャを庇った時に負った傷のせいだと勘違いする二人に、必死で否定するミラベル。けれどセレオン王太子の強い希望により、王宮に留まり手当を受けることに。  王女アリューシャはミラベルをことのほか気に入り、やがてミラベルは王女の座学の教育係に任命され、二人の間には徐々に信頼関係が芽生えはじめる。そして王太子セレオンもまた、聡明で前向きなミラベルに対して、特別な感情を抱くように。  しかし新しい人生を進みはじめたミラベルのことを、追い詰められた元夫ヴィントが執拗に探し続け……。 ※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月16日
連載 完結済 59エピソード
「愛しているよ、エルシー…。たとえ正式な夫婦になれなくても、僕の心は君だけのものだ」「ああ、アンドリュー様…」  王宮で行われていた晩餐会の真っ最中、公爵令嬢のメレディアは衝撃的な光景を目にする。婚約者であるアンドリュー王太子と男爵令嬢エルシーがひしと抱き合い、愛を語り合っていたのだ。心がポキリと折れる音がした。長年の過酷な淑女教育に王太子妃教育…。全てが馬鹿げているように思えた。  嘆く心に蓋をして、それでもアンドリューに嫁ぐ覚悟を決めていたメレディア。だがあらぬ嫌疑をかけられ、ある日公衆の面前でアンドリューから婚約解消を言い渡される。  深く傷付き落ち込むメレディア。でもついに、 「もういいわ!せっかくだからこれからは自由に生きてやる!」 と吹っ切り、これまでずっと我慢してきた様々なことを楽しもうとするメレディア。ところがそんなメレディアに、アンドリューの弟である第二王子のトラヴィスが急接近してきて……?! ※作者独自の架空の世界の物語です。相変わらずいろいろな設定が緩いですので、どうぞ広い心でお読みくださいませ。 ※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年03月15日
連載 完結済 35エピソード
 公爵令嬢のフィオレンサ・ブリューワーは婚約者のウェイン王太子を心から愛していた。しかしフィオレンサが献身的な愛を捧げてきたウェイン王太子は、子爵令嬢イルゼ・バトリーの口車に乗せられフィオレンサの愛を信じなくなった。ウェイン王太子はイルゼを選び、フィオレンサは婚約破棄されてしまう。  深く傷付き失意のどん底に落ちたフィオレンサだが、やがて自分を大切にしてくれる侯爵令息のジェレミー・ヒースフィールドに少しずつ心を開きはじめる。一方イルゼと結婚したウェイン王太子はその後自分の選択が間違いであったことに気付き、フィオレンサに身勝手な頼みをする──── ※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年05月13日
連載 完結済 74エピソード
 オールディス侯爵家の娘ティファナは、王太子の婚約者となるべく厳しい教育を耐え抜いてきたが、残念ながら王太子は別の令嬢との婚約が決まってしまった。  その後ティファナは、ヘイワード公爵家のラウルと婚約する。  しかし幼い頃からの顔見知りであるにも関わらず、馬が合わずになかなか親しくなれない二人。いつまでもよそよそしいラウルではあったが、それでもティファナは努力し、どうにかラウルとの距離を縮めていった。  ようやく婚約者らしくなれたと思ったものの、結婚式当日のラウルの様子がおかしい。ティファナに対して突然冷たい態度をとるそっけない彼に疑問を抱きつつも、式は滞りなく終了。しかしその夜、初夜を迎えるはずの寝室で、ラウルはティファナを冷たい目で睨みつけ、こう言った。「この結婚は白い結婚だ。私が君と寝室を共にすることはない。互いの両親が他界するまでの辛抱だと思って、この表面上の結婚生活を乗り切るつもりでいる。時が来れば、離縁しよう」  一体なぜラウルが豹変してしまったのか分からず、悩み続けるティファナ。そんなティファナを心配するそぶりを見せる義妹のサリア。やがてティファナはサリアから衝撃的な事実を知らされることになる────── ※※腹立つ登場人物だらけになっております。溺愛ハッピーエンドを迎えますが、それまでがドロドロ愛憎劇風です。心に優しい物語では決してありませんので、苦手な方はご遠慮ください。 ※※不貞行為の描写があります※※ ※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月18日
連載 完結済 69エピソード
★書籍化進行中です★  ハートネル侯爵家の長女エリッサは、フルヴィオ王太子の婚約者。やがては王太子妃となりフルヴィオを支えるために、幼い頃から自己研鑚を重ねてきた。外交が苦手なフルヴィオをフォローするためにと、エリッサは学園を休学しながら近隣諸国を飛び回り、外交や異文化の勉強に努め、次期王太子妃として人脈も広げていた。  そんなある日、国外にいたエリッサの元に国王陛下崩御の知らせが。慌てて帰国すると、自分の婚約者であるはずのフルヴィオ王太子の隣には、エリッサの実妹キャロルが寄り添っていた──── 「君がこの国にいない間、キャロルはいつも俺のそばで、俺を支えてくれていた」「フルヴィオ様があたしを必要だと言うの。ごめんなさい、お姉様……!」  自分が国外を飛び回っていたのは全てフルヴィオのためだった。そう訴えるエリッサに、フルヴィオと妹キャロルのみならず、両親までもエリッサを咎める。 「承知いたしました。殿下、私を解放していただきます」  これからは自分のための人生を生きよう。そう思い再び国を出たエリッサの元に、両親から縁談の知らせが届き──── ※いつもの全てがファンタジーな世界です。何もかもファンタジーです。現代風にアレンジしてある箇所も多々ございます。ご都合主義なお話です。 ※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿予定です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月21日
連載 完結済 77エピソード
 一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────  私、この子と生きていきますっ!!  シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手をつけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。  幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。  時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。  やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。  それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。  けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────  生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。 ※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。 ※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月01日
連載 45エピソード
「――王女アシュリナを民衆への背信により、投獄する」  十歳になるまでは『白耀の王女』と呼ばれて愛され、輝かしい将来を 約束されていたはずの王女アシュリナは、『神器召喚』の儀式に失敗して 全てを失うこととなった。   しかしアシュリナは、十歳になるまではっきりと自覚していなかったが、 儀式の当日に自分が転生者だということ、そして前世の記憶を思い出す。 「この王女って、ストーリー本編に出てこないキャラじゃないか?」  アシュリナの前世は元ゲーマーであり、男性だった。『神器召喚』に 相当するものがあるゲームは実際に存在し、アシュリナはそのシステムの 重要性を説明するためだけに名前だけ登場し、不遇な死を遂げたとされる 人物だった。彼はアシュリナを生き延びさせられるのなら、その先に 何があるのだろうと興味を持つ。  処刑までの時を古城で幽閉されて過ごすことになった王女にとれる 選択肢はほとんどなく、持ち物といえば神器召喚で失敗した際に出てきた 古びた木刀だけだった。  この世界では無価値とみなされて蔑まれてしまうようなものだが、 それこそがアシュリナを救う鍵となり――すぎてしまい、生き延びるための レベリングは薄幸の姫をたぐいまれな強者に変えていく。 ※カクヨム様でも連載中です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月04日
連載 29エピソード
 カージン王国で文官として働く孤児のリャーナ。文官として採用されている筈なのに、同じ魔術師第1部隊で働く魔術師カーラが押し付けてくる仕事でフラフラだ。  今日もカーラが押し付けてきた結界魔術陣の魔力充填の仕事を熟していたら魔力欠乏に陥り、魔獣がはびこる山の中で倒れてしまった。  人の好さそうな冒険者ダルカスに助けられ、自分の境遇をぽつぽつと話している間にリャーナは気づく。アレ? もしかして私、冷遇されていたのでしょうか。  清く貧しく逞しい文官が、理不尽な待遇から抜け出すべく、努力するお話です。 
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月25日
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