ある日、父親の転勤で別居していた姉と妹のところへと引っ越してきた神泉正太郎は、祖母の葬式以来に姉と妹に会う。姉はいつもどおりで、妹もそうなのだが、なんとなく妹の様子がおかしい気がする。
そんな中、シャイな少女みずきと出会う。きっかけとなったのはみずきが自分の屋敷から投げた金属片。それを拾って届けに行くが、今度は姉の様子が少しおかしい。
武術と神様の物語。正太郎とみずきの関係。家族に何を求めるのだろうか。
みずきと出会ったことで正太郎の運命は激しく回り始める。
作中に出てくる流派と技名は実際のものをモデルにしていますが、名前や細かい動きはあえて変えてあります。あまり詳しく書くと問題なので(汗)あくまでもフィクションとしてお楽しみください。武術に詳しい方にとってはおかしなところもあるかと思いますが、多めに見てくださると嬉しいです。
一部一部は短いですが、これから長くなる予定。
あ、序章を読んで引かないでください。それ以降は普通の文章です。