主人公・鷹ノ目直実《たかのめなをみ》は女子プロレスラーを夢見る十三歳の少女。
舞台は1990年の熊谷。中一の春休み、直実は一人独自の筋トレをこなしていると突然、所属する女子卓球部の部長・長谷川葵に卓球の試合を申し込まれ、敗北するところから物語は始まる。
が、直実は体育教師・三浦の目に留まり、彼が顧問を務める野球部へ入部をする事になる。そして直実はラリアットを転用したサイドスローから繰り出す剛速球を武器に野球少女へと目覚めていく。
挫折・初恋・失恋・復活を交えた青春スポーツ無双活劇をご覧ください。