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短編
 「イザベラさん、私はどのようにすればよいでしょうか?」    質問をしてきたのは、エリシア令嬢であった。私ことイザベラはエリシア令嬢の相談をよく聞いていた。  ラートス伯爵とは親しくしていて、屋敷にたびたび訪れていた私はエリシア令嬢の相談にをよく聞いていたのだ。  エリシア令嬢は、厳しいしつけを受けていて、ラートス伯爵や伯爵の母君と話がよくできていなかった。  私はそのことについて話を聞くことはできたが助言はできなかった。  やがて、部屋にラートス伯爵が訪れた。エリシア令嬢は部屋から去ったが、私はラートス伯爵とよく話をした。  それは、その後も続いていき、長い間二人きりになり話をしていた。  やがて、ラートス伯爵の部屋に招かれ告白をされてしまう。  私はいけない感情の熱が渦巻く炎を消そうとしていた。  これは、ラートス伯爵と私とのいけない恋を描いた物語です。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年04月19日
連載 完結済 30エピソード
 婚約破棄をされて実家であるオリファント子爵邸に出戻った令嬢、シャロン。シャロンはオリファント子爵家のお荷物だと言われ屋敷で使用人として働かされていた。  朝から晩まで家事に追われる日々、薪一つ碌に買えない労働環境の中、耐え忍ぶように日々を過ごしていた。  しかしある時、転機が訪れる。屋敷を訪問した謎の男がシャロンを娶りたいと言い出して指輪一つでシャロンは売り払われるようにしてオリファント子爵邸を出た。  向かった先は婚約破棄をされて去ることになった王都で……彼はクロフォード公爵だと名乗ったのだった。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年05月03日
連載 完結済 15エピソード
『離縁しましょう、旦那様』 『なぜいきなりそんな事を言うんだっ!今まで上手くやっていたのに、』 『違いますよ、私が我慢していただけですから』 私は愛する夫にさらりと離縁を申し出る。目を見開き固まっている夫にとっては青天の霹靂だったに違いない。 良き妻であろうとしてずっと我慢していた。急な仕事という遊びも、騎士の妻なら笑って見過ごすことも必要だと周囲から言われていたから。それに悔しいけれど愛しているからこそ……見ないふりをしていた。 でも、時代は変わりつつある。もう妻だけが耐え忍ぶ時代はいつか終わるだろう。 だから、私は未来のために動くことを決めた。 ……愛しているからこそ変わって欲しい。 妻を心から愛しているのに悪さをしてしまった夫と、ある日突然に最終通告を突きつける妻のお話です。 ※『悪役令嬢と噂されているので、全力で逃げることにしました!〜できれば静かに暮らしたい〜』と関連のある作品です。 ※この作品の設定・世界観・倫理観は架空のものです。 ※アルファポリスにて投稿完結済み。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2023年01月25日