気がつくと俺は異世界の空から落っこちていた。
空を征くはドラゴン、地に満ちるは巨人、地平線の先には天を衝きすぎて大気圏から飛び出た大木。
おまけに目の前には、俺と一緒にノーロープバンジーに興じるとっても可愛い女の子。
その女の子は自称女神様で、女神様曰く、俺たちはこれから地に落ちて死んでしまうとのこと。
こんにちは異世界。そしてさようなら異世界。
……なんてこともありましたが。
どうにか女神様の上司である創造主様に助けられて、辛くもあの世行きのチケットをキャンセル。
ただ残念なことに、元の世界に帰るチケットも一緒にキャンセルしちまったらしい。
おかげで、いまは帰れませんときたもんだ。
そのうち帰れるようになるから頑張ってねと、創造主様に異世界へと放り出された俺たちふたり。
放り出されたその場所は、バケモノはびこる樹海のド真ん中で、この世界でも有数なデンジャゾーンだった。
そしてよっぽどはびこっていたのか、俺たちの目の前に早速登場モンスター。
あのね。俺ってば、戦う術がないんですけど!?
あ、女神様がやっつけてくださいます?
え?女神様も無理だって?
……俺たちいったい、どうなっちゃうんだろうねぇ?
※ 上記されている文章はあらすじであり、実際の文章を読んだときには齟齬が発生する場合がございます。
※2 その◯となっている説明回を、どうにか解体して本編に入れようと頑張っていますが、まだ先は見えません。頑張ります。