交通事故で亡くなった高校二年の高市晄は、天使だという金髪の青年に記憶、肉体を十七歳の状態で転生させてやるといわれる。そして青年に勧められた世界は前世とは異なるファンタジーな世界だった。
進められるがままに転生した晄は剣を持って転生したがために第一遭遇者から攻撃を受ける。だが遭遇者は晄の顔馴染みでなんと四年前同じく事故で亡くなった幼馴染、加賀優奈だった。
彼女との再会により、小さな光を見た晄は彼女のもとで、自分に降りかかる困難、災厄、悪夢も知らずにこの世界で生き抜くことを誓う。
ニ人の少年少女が、前世以上の危険を潜り抜け、前世以上に充実した道を切り開くために奮闘していく転生ファンタジー物語