「わたくし、白の魔女が命じる――この男に魔女の魔法《呪い》を行使する。即ち、男の魔女である――“魔女《わたし》”を殺して……」
これは、奪われた魔法の力を取り戻し、魔女を討ち滅ぼす戦い。
約千年前に、突如として発症者が現れた病のような呪い"魔女症候群"。
厄災と呼ばれる魔女が蔓延る魔法界で、死刑執行者《ラモール》に所属するサフィールは魔法界一と呼ばれる最強魔導師の男だった。
だが、三大都市インフィニートで、何度目かに対峙した“白の魔女”に"魔女の魔法《呪い》"を掛けられてしまう。そして、一切の魔法を使えなくなってしまった。
自慢の魔法を失い酒場で飲んだくれていたとき、ある男の助言で魔法の代わりとして魔導具を相棒にする。
魔導具店からの帰り道、自称美少女魔導師を名乗るネフリティスとの出会いによって、すべての魔女を倒す旅に出ることを決断した──。
第3章〜毎日1話連載中
20時〜投稿予定です。
投稿日:2025年07月12日
※別サイトにて同じ世界線での小説連載しています。そのため、一部同じ名前や単語が出てきます。