「信じられません、この国は娼婦をあがめているのですか?」
シータランド王国の聖女ルカシアは、政略結婚で嫁いできた隣国令嬢から「『聖女』は『娼婦』と同じ意味の不適切な職業名」と糾弾され宮廷を追われることに。国の要である聖女の危機に、ルカシアと気心知れた王太子オリヴァーが密かに協力。二人で東屋での密談を重ね対策を練るが、隣国世論は「差別的だ」「名称変更しろ」とさらに激化して……?
マイペースな聖女と、温和な仮面の下で策を巡らせる王太子がなんだかんだハッピーになる話です。
※娼婦や性器の名称などが出るのでR15ですが、言葉が多少下品なだけです
※ざまあじゃないつもりだったのでふんわりでしたが、ざまあを求める声が多いのでざまあ要素増やしました。