「商業高校なんて馬鹿が行くところだ......」
偏差値至上主義の昨今。
「偏差値の高い大学を出て、良い企業に就職する」
企業の寿命が平均30年と言われようが、40代でいきなり解雇される時代になろうが、この考えが変化する兆しはない。
そんなご時世に、主人公である境三日月は商業高校を選んだ。
坂の下の桜の木の下に現れた酔っ払い、坂下春一との出会いによって、彼の人生は大きく変化していくのであった。
明るくて美人、でもどこか影のある女子生徒の四分一さん。
普段はぼーっとしているのに、言葉にキレのある女子生徒の五島さん。
そんな愉快な仲間と共に学ぶ商業科目、そしてヘンテコな部活動。
彼の人生は、いったいどうなるのやら......
笑いあり、涙ありのハートフル群像劇。
商業高校や、簿記や財務会計、経営学を知りたい方にオススメな作品です!
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