ブラック企業の社員をしていた主人公、黒崎零は、毎日死ぬ気で働いていたが、ある日本当に過労死してしまう。
しかし、色々あって異世界へ行くことになった。
異世界では冒険者として活躍しようとするも、早々に挫折。
それでも、一目惚れしたギルド受付嬢に何とか良いところを見せたい主人公は、冒険者ギルドの職員募集の貼り紙を見つけ、ギルド職員になる事を決める。
それが運の尽きだった。
地獄の研修を何とか乗り越えたその先に待っていたのは、面倒な雑用に減らない書類、ギルド内の派閥争いと、残業だらけで憧れの受付嬢にアピールする時間もない毎日。
黒髪黒眼の最弱スペックが原因で、とにかくトラブルに巻き込まれるブラックな環境に身を投じてしまった主人公は、それでも異世界を生きていく。