『曹操』とは、後漢王朝末期に生まれた、千年に一人の風雲児であった。
『三国志』の覇者でもあった。
覇道を進む者として、決して正義のヒーローとは言えない。
しかし彼の多熱的な生涯と、革新的な価値観が、歴史に燦然と輝いているのも事実。
ある日のこと。目が覚めると、俺はその憧れの世界に居た。
だが俺の知っている世界ではなかった。
この時代の覇者である『曹操』が、死んでいたのだ。
『宛城の戦い』
本来、死ぬはずのなかった『曹操』が死んだ。
そして死ぬ運命であった『曹昂』が生き残った。
俺はそんな『曹昂』として、覇者の死んだこの時代を、生きていかなければならなくなったのだった。
※この物語はフィクションです。歴史のリアリティに関しては努力しますが、至らない点も多々あるかと思います。
※作者は心が弱い動物なので、刺激しないでいただけると幸いです。
※あと、地形図や勢力図、戦場図を提供していただけると泣いて喜びます。
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