「陰と陽が交わり、覚醒の時は訪れた。廻り始めた運命の歯車は止められない、たとえ創造主(ワイズマン)であろうともね……この世界に残された時間は少ない、誰も創造できない結末を君たちが導いてくれたまえ!」
世界の命運は少年と少女に託された。
彼らに待ち受けるのは希望か絶望か……
闇の魔力を発現した少年「天ヶ瀬 冬夜(あまがせ とうや)」
記憶を封じられ、謎の空間に幽閉されている少女「メイ」
二人が出会ったのは、冬夜が六歳の時に起きた「事件」
何かに導かれるように動き始めた「運命の歯車」……
何年もの月日が流れ、運命に導かれるかのように衝撃的な再会をはたした冬夜とメイ。
自分たちが世界の命運を握るとも知らず、着々と舞台は整えられていく。
まるで誰かに用意されたシナリオのように……
同じ時間軸に存在し、決して交わることがなかった二つの世界、ごく一部の人間を除いて……
科学が発展した現実世界、魔法が発展した幻想世界。
そして……両世界の狭間に存在すると噂される『箱庭』
徐々に明らかになる箱庭の正体と隠された真実。
全てが明かされる時、世界は終焉を迎えるのか、それとも……
二人は創造主(ワイズマン)が描いた未来を変えられるのか?
予測不可能な結末に向けて進み始めた……
はじまりは一枚のイラストから生まれた二百字の物語……
二つの世界を巻き込んだ新しいパラレルワールドファンタジーが幕を開ける!
カクヨム・ノベルアッププラスにおいても連載しております。