伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。
絶望したクローディアは「アレク様を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」
アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)