聖剣――多くの英雄、冒険者が追い求めた伝説の武器。手に入れるためには莫大な資金を用意し、様々な困難を乗り越え、そして何よりも強運が必要となるだろう。
たとえ手に入れたとしても使えるとは限らない。これらの武器は使い手を選ぶとされ、武器に宿る精霊に気に入られなければならない。
はずなのだが――。
小さな町で細々と武器屋を営む主人公ノアの下へ、なぜか次々と集まる伝説の武器たち。
「てめぇら、俺の店に集まるんじゃねぇ! 全く売れねぇじゃないか!」
価格が高額で売れることもなく、そのくせ人並みな生活する伝説の武器はまさに赤字が嵩む不良在庫!
勝手に居座ってしまった伝説の武器たちに、今日もノアは悲鳴を上げる!
注)あらすじの展開になるまでは、もう少し先になります。
やっと書く気が湧いてきたので改稿します。タイトルに『改』と書かれた話が改稿終了しています。改稿前の話と改稿語でしばし若干齟齬が生じるかもしれませんが、ご了承下さい。