ブックマーク一覧 連載中1 全199件
連載 25エピソード
「この婚約は無かったことにしてほしい」 結婚のためはるばる王都までやってきたその日、オーレリアに突きつけられたのはそんな言葉だった。 家族もなく故郷も半ば捨ててきたオーレリアにあるものは、付与術と前世の記憶のみ。 幸い付与術師は仕事に困ることだけはない。 何ももたないオーレリアは一人、王都で生きていこうと決めるのだった。 恋愛までたどり着くのに時間がかかります。 誤字脱字、設定のミスは誤字報告機能をご利用ください。 コメント欄に先のストーリーの予想、乱暴な言葉での書き込みはご遠慮下さい。予告なく削除・ブロックいたします。 舞台は19世紀半ばから20世紀前半の文化、風習を参考にしていますが、魔法のある世界で色々と違う歴史を辿っている設定です。現実の歴史とは一切関わりがありません。 作中に出てくる文化・習慣・宗教・風俗等は全て架空のものです。 あくまで創作上のものとして楽しんでいただければ幸いです。 カクヨム様でも投稿しています。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月24日
連載 24エピソード
乙女ゲーム"この花束を君に"、通称『ハナキミ』の世界に転生してしまった。 しかも悪役令嬢に。 シナリオどおりヒロインをいじめて、断罪からのラスボス化なんてお断り! 私は自由に生きていきます。 ※この作品は以前投稿した『空気にされた青の令嬢は、自由を志す』を加筆・修正したものになります。以前の作品は投稿始め次第、取り下げ予定です。 ※改稿でき次第投稿するので、不定期更新になります。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月23日
連載 26エピソード
政略結婚とは、お互いの歩み寄りがとても大切。 それを放棄したお子様な王太子には、退場前に色々思い知ってもらいましょう。 設定・背景ともにゆるゆるです。 どうぞ生暖かく楽しんでいただければ嬉しいです。 6/27 [日間]異世界〔恋愛〕 - 連載中 ランキング1位となりました! 初めての事で舞い上がっております(^^) お読みいただいた皆様、本当にありがとうございます! また、誤字脱字報告、とても感謝しています。!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月22日
連載 65エピソード
 ゲームの悪役令嬢に転生し、ストーリー通り生贄になったエリザベス。魔王城の謁見室、魔族に囲まれている中、彼女は叫んだ。 「私を食べるより、料理させた方が美味しいものを長く食べられるわよ!!」  食われるわけにはいかない。なぜなら彼女は前世で料理人として生きるはずだった、つまりは調理する側なのだから。  前世の知識を活かし、冷たいのにどこか優しい大食漢の魔王や曲者ぞろいの四天王、ほかにも個性豊かな魔族たちと送る社員食堂立て直しライフ! 「……おいしい、おかわり」  いっぱい食べてくれる魔王に絆されてしまったのは……仕方ない。  ※この作品は短編で投稿していた「前世料理人は生贄になりません」のリメイク&長編verです  ※色々ありまして一章完結です
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月21日
連載 399エピソード
【コミックス12巻、2025年7月24日に発売!】【コミカライズ最新話「聖職者編」第73話にて、祝・連載7周年&60万部突破記念のカラーイラストの扉絵掲載!】/二十七歳の若さで死んだ、最強にして最凶の黒騎士オブライトは、大きなリボンが似合う可憐なメイド、マリアとして生まれ変わる。戦闘メイドとして侯爵家で楽しく過ごす日々だったのだが、世話をしているリリーナ様の見合い話から、十六年ぶりに迷惑で厄介だった後輩や同僚兼友人達と遭遇していくことになり、真相が判明していない、オブライトだけが知る前世の死にも関わっていくことに・・・・・ --つかお前ッ、人様ん家で迷子になるなよ迷惑だから!というかお前も、いきなり可弱い乙女に切りかかるとか阿呆かぁぁあああ!【書籍版1~5巻、コミックス1~10巻発売中】
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月13日
連載 完結済 21エピソード
リディアーヌにはモーリスという幼馴染がいる。婚約こそしていなかったものの、将来二人は結婚するのだろうと、周囲の誰もが思っていた。リディアーヌ自身も当たり前のようにそう思っていたが、ある日、モーリスと友人の会話を聞いてしまい、その将来が音を立てて崩れていった。リディアーヌは彼の婚約者ではないし、親同士が仲が良いだけで将来を誓い合った仲でもない。そのことに気が付いたリディアーヌは、モーリスから離れることを決意した。周囲が思う当たり前に逆らうことを決めたリディアーヌは、同じ皇宮仕えをしているドロシーに成り行きで男性を紹介してもらうことになったのだった。GW中の完結を目指しています。←すみません、無理でした。延長します。電子書籍化が決定いたしました。詳細はまたお知らせいたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月18日
連載 88エピソード
伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。 絶望したクローディアは「アレク様を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」 アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月23日
連載 31エピソード
 カージン王国で文官として働く孤児のリャーナ。文官として採用されている筈なのに、同じ魔術師第1部隊で働く魔術師カーラが押し付けてくる仕事でフラフラだ。  今日もカーラが押し付けてきた結界魔術陣の魔力充填の仕事を熟していたら魔力欠乏に陥り、魔獣がはびこる山の中で倒れてしまった。  人の好さそうな冒険者ダルカスに助けられ、自分の境遇をぽつぽつと話している間にリャーナは気づく。アレ? もしかして私、冷遇されていたのでしょうか。  清く貧しく逞しい文官が、理不尽な待遇から抜け出すべく、努力するお話です。 
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月07日
連載 86エピソード
 シルヴィアは歴代魔獣討伐筆頭魔術騎士である公爵家の第一令嬢だったが、七歳のときに授けられたスキルが『魔物を倒したら魔力が溜まる』というものだった。しかも、属性魔術は未知の【生活】。  自分と同じ強い攻撃魔術を期待した父親は激昂し、当主である母親からは「使えない」と言われ、領地の端にある廃墟と化した城塞へ行くように命じられ、数匹の家畜に荷車を引かせて出発する。  エドワードは侯爵家次男で第三王子の近衛騎士だったが、親友と思っていた男から陥れられ、冤罪で捕まってしまう。父に無実を訴えたが、父は金を払ってエドワードを釈放させ、勘当してしまった。  絶望したエドワードは出奔し、詐欺師として放浪していた。  ジーナは幼少の頃事故に遭い両親を亡くし、助けてくれた町の縫製工房に身を寄せていた。  ある日、結婚すると思っていた一人息子が別の女性と婚約したことで、自分はいいように扱われていることに気づき、これ以上飼い殺しにされないように彼の婚約者の手を借りて逃げ出した。  三人は道中で出会い、廃墟と化した城塞にたどり着く。  シルヴィアの魔術とエドワードとジーナの助力で城塞や孤立していた都市を修繕、発展させていくと、ヴェールをかぶった神官が城塞に訪れた。この神官を見たシルヴィアは、とんでもないことを言いだしたのだった――。 ※日間ランキング、ジャンル別1位、総合6位  週間ランキング、ジャンル別1位、総合8位  月間ランキング、ジャンル別1位、総合2位  四半期ランキング、ジャンル別総合ともに3位  年間ランキング、ジャンル別10位  までのぼりつめました!  応援ありがとうございます! ※GCノベルズ様より、書籍化決定!  現在改稿作業中でして、落ち着いたら再開しますのでお待ちくださいませ……!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月05日
連載 116エピソード
ルパート商会の娘、五歳のセシリアはエメラルドのような瞳に淡い栗色の髪の綺麗なヘンリーとお見合いをした。セシリアはこんなに綺麗な男の子とお見合いをするのかと胸をときめかせたが、ヘンリーは言った。「こんなブス嫌だ。髪が暗くてモジャモジャだし、顔に点々がついてて汚い」と。  ……セシリアは深く傷ついたまま大人になった。  大人になったセシリアは、メイドとして王城に勤めていた。そこでいつも馬車が一緒になるライオンの鬣のような金色の髭に、青空を吸い込んだような瞳のバルドと仲良くなる。  セシリアはヘンリーと結婚しなくてはならなくなった時、バルドの言葉が浮かんだ。  そして、思った。  好きな仕事を辞める価値がこの人にある?  私の人生にこの人は必要?  そこから始まるセシリアの恋と王城での新たな仕事への挑戦の物語ーーというようなお話です。 本編完結済みです。不定期で番外編を投稿しています。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月30日
連載 162エピソード
 【2025年9月15日、TOブックスさんより書籍第1巻発売予定】シルヴァーナ王国の直系王女は女神シルヴァーナの血を受け継ぎ、邪悪なるものを寄せ付けない破邪の力を持つため、世界中から尊敬と憧憬を集める存在である。  ある日大陸最大の勢力を誇るソベリオン帝国皇帝アンドレアスから、シルヴァーナの王女を側室にもらい受けたいと申し出があった。病弱で瘴気を集めやすく、明日の命も知れない息子のヴォルフラム皇子を救うための、形式上の妃としてである。  アンドレアスにはすでに相思相愛の皇后がいるため、側室になっても夫から愛されることはなく、一生をヴォルフラムのため皇宮で飼い殺しにされる運命だ。無礼極まりない申し出だが、国力の差を考えれば断ることもできず、女王は四人いる妹王女から十五歳の第四王女、フローラを側室に差し出すと決めた。  しかしフローラは側室入りを拒みたい一心で取り巻きの貴族子弟と密通、まんまと妊娠し、側室入りは不可能な身体になってしまった。  頭を抱える女王に、幼すぎるため候補から外されていた末の第五王女、六歳のガートルードが申し出る。 「わたしが帝国に参ります」  誰もがガートルードのけなげな決意を哀れみ、称えたが、ガートルードは己の運命を悲観などしていなかった。むしろ思うつぼだったのだ。 (これでやっと帝国に行ける。三食昼寝付き、食っちゃ寝のダラダラ生活が待っているんだわ!)  なぜならガートルードには日本と呼ばれる国で、毒親のもと、十二人もの弟妹の子育てをさせられた長女、櫻井佳那の記憶が刻まれていたのだから。  そんなガートルードにはお世話欲をこじらせた異形レシェフモートが侍り、俗世とは関わらずのんびり過ごしたい心とは裏腹の波乱だらけの生活が始まる――。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月22日
連載 23エピソード
「ティナ、君には呆れたよ。僕との婚約を破棄して、ここから出ていってくれないか」 そんな婚約者の一言で、内気な少女ティナは職とお金と家を失った。 失意に打ちひしがれるティナだったが、実はティナは竜の愛し子。 突如訪れた魔物の危機から人知れず町を救っちゃって、伝説の竜(なかよし)と一緒に王都で就活をすることにしたが……。 「うちの国で働かないか。君の力は国を変えると思うんだ」 「……はい?」 大国として名高い隣国に引き抜かれて、大好きな魔法生物に囲まれた超絶ホワイトなセカンドライフ始めます! だがその一方で、ティナを虐げていた元婚約者たちには不穏な影が迫っており──。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月03日
連載 101エピソード
【コミカライズ決まりました!】  侯爵令嬢ベルティーユが目を覚ますと、半年の月日が流れていた。その間の記憶が頭に浮かんできてわかったのは、異世界人ミノリがベルティーユに憑依し、ベルティーユを憎悪する家族や鬱陶しがる婚約者とたった数ヶ月で打ち解けたということだ。  そしてミノリは、憑依が終わったことで本来の自分の体でこの世界に現れて……。  なぜ憑依されたのかはどうでもいい。中身が他人になるとあっさりベルティーユを受け入れた家族や婚約者を恨みながら、ベルティーユは病で命を落とした――はずだった。  気づけばなぜか、三年ほど前に時間が戻っていたのだ。  そのうち死ぬ運命。それなら愛などない家族も婚約者も捨てて、残りの時間を自由にのんびり過ごそう。そう決意したベルティーユは、ユベール公爵家の若き当主に契約結婚を持ちかけたのだけれど……。 「愛していますよ、ベルティーユ」  公爵がいつの間にか、ベルティーユを本気で溺愛し始めたのである。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月01日
連載 61エピソード
※2025年6月、SQEXノベル様にて書籍①巻発売予定です!イラストは朝日川日和先生☆しっかりエピソードも加筆しております!よろしくお願いいたします! *** 「はい、ちゅーもーっく! 本日わたしは、とうとう王太子殿下から婚約破棄をされました! これがその証拠です!」  ヴィルヘルミーネ・フェルゼンシュタインは、そう言って家族に王太子から届いた手紙を見せた。  「「「やっぱりかー」」」  すぐさま合いの手を入れる家族は、前世から家族である。  日本で死んで、この世界――前世でヴィルヘルミーネがはまっていた乙女ゲームの世界に転生したのだ。  しかも、ヴィルヘルミーネは悪役令嬢、そして家族は当然悪役令嬢の家族として。  ゆえに、王太子から婚約破棄を突きつけられることもわかっていた。  前世の記憶を取り戻した一年前から準備に準備を重ね、婚約破棄後の身の振り方を決めていたヴィルヘルミーネたちは慌てず、こう宣言した。 「船に乗ってシュティリエ国へ逃亡するぞー!」「「「おー!」」」  前世も今も、実に能天気な家族たちは、こうして断罪される前にそそくさと海を挟んだ隣国シュティリエ国へ逃亡したのである。  そして、シュティリエ国へ逃亡し、新しい生活をはじめた矢先、ヴィルヘルミーネは庭先で真っ黒い兎を見つけて保護をする。  まさかこの兎が、乙女ゲームのラスボスであるとは気づかずに――
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月20日
連載 29エピソード
 伯爵令嬢アメリアの人生は散々なものだ。  両親はアメリアに興味がなく、母親は男と家を出ていった。父である伯爵はアメリアの母が出ていくと、すぐに浮気相手を後妻を迎えた。  新しい母親にはアメリアと同い年のカタリナという娘がいて、カタリナは何でも「欲しい、欲しい」とアメリアのものを奪ってしまう。  悲惨な幼少期を終える頃には、アメリアは声を失っていた。機能的には問題ないものの、精神的なもので出なくなったのだ。  そんなアメリアの様子を、私はアメリアの中からずっと見ていた。  何度も助けようとした。アメリアの中にいるのだから、つらい時は交代をしたいと願った。  けれど、それも叶わない。  だが、転機が訪れる。アメリアは聖女の力に目覚めたのだ。第二王子ミュゲルと婚約をし、やっとアメリアが幸せになれる。  そう思ったのに、今度はカタリナが城へとやって来るように。  そして、カタリナは窓からアメリアを突き落とした。 「バイバイ、お姉様。ミュゲル様とは、私が代わりに結婚してあげるからね」  そう言って、笑いながら。  目が覚めた時、アメリアを待っていたのはひどい現実だった。  アメリアは心を閉ざし、私はアメリアと入れ替わった。  なんてことだ。こんなに心優しく美しいアメリアに、すべてのことが優しくない。  こんな国なんて、捨ててしまおう。  旅に出るんだ。  たくさんの美しいものが、楽しいことが、この世の中にはきっとあるから。  この世の美しいものをアメリアに届けよう。  いつかまた、表に出てきてくれるように。  その時、私はどうなったってかまわないから──。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年05月27日
連載 40エピソード
【7月16日よりコミカライズ配信開始】 日々、教会に通っては精力的に慈善活動を行う妹のことを、誰もが「聖女に違いない」と褒めそやします。 でもその寄付のおかげで我が家の家計は常に火の車。ボロボロのブーツや取手の取れたままの鍋をどうにかしないといけないのに、せっせと貯めたお金さえ妹は寄付してしまいました。 どうしたものかと頭を抱える私の前に現れた見目麗しい男性は王国からの遣いで、聖女を探しているのだとか。 「教会にいます。誰もが認める聖女が! どうぞよろしくお願いします!」 妹が聖女として王都へ行ってくれれば、売れ残りのパンで命を繋ぐことも古い衣服を無理に繕うこともしなくてよくなるんですから。 どうぞどうそ。お連れくださいませ、今すぐに。 ※同タイトル「N0277IO」の連載版です。 ※7月16日より毎週火曜日「マンガアプリPalcy(パルシィ)」にてコミカライズ配信。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年02月28日
連載 125エピソード
 これは、特に面識もないが無性に王子が殴りたくて仕方ない少女と、彼女(の拳)に運命を狂わされた男たち(複数形)のお話である。  前世の記憶を思い出したことで、少女は一つの願いを抱くようになる。  ――くっそあの王子超殴りてぇ!  自分の生まれた『ここ』が前世で一度だけプレイした乙女ゲームの世界だと気づいた時、『ここ』にあの殴りたくって仕方のない王子(攻略対象)達がいるのだと気づいた時……少女は『王子を合法的に殴る方法』を考え始める。  そして気付いた。  そうだ、魔法学園に入ろう。  王国でも数の少ない女騎士を目指し、王子を殴る為に拳を磨き、少女は魔法学園に入学した。  繰り返すが、王子を殴る為に。
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コメディー[文芸]
最終更新日:2025年06月30日
連載 完結済 88エピソード
次期公爵である優秀な兄と、母によく似た美しい妹。その間に挟まれた「公爵家の長女」たる私は「王太子の婚約者」でもあった。今日、婚約解消を申し出られるまでは。 いずれ王妃になるのだからと努力を重ねてきたのに、婚約者の王子の隣には噂の男爵令嬢。 「あなたはよく努力しているわ。でも、それだけなのよ」。王妃に追い打ちをかけられ、失意のうちに帰宅をした私に告げられた父の決定は、それまでの私の全てを否定するものだった。自室で泣き伏せた私が見た夢は全く別の世界のもので。「私の、前世?」 全てと決別して新しい自分を生きることにした「公爵家の長女」だった私の物語。 *1~14,16~20話が短編版と同じです。(15話ゲームは短編の構成上カットされています) *21話からが連載版です。 *カクヨム様でも掲載しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月03日
連載 127エピソード
【書籍・第2巻◆TOブックス様より2025/9/20発売】 梅村 花(36)はある日、自分が異世界の伯爵家令嬢リリアンヌ(5)として生きている夢を見た。 優しい家族と使用人たちに囲まれ、幸せな日々を過ごしていたが、父が「新しい家族だ」と連れてきた女の子デイジーが現れたことで、リリアンヌの世界が一変する。 5歳の幼女デイジーが悪意満点でリリアンヌを陥れ、優しかった家族はいつの間にか欠片も残っていなかった。 そんなとっても胸くs…とっても腹立たしい夢を見た花は、身体の痛みを感じて目を覚まし…… 自分が夢で見たリリアンヌになっていることに気付く。 「うぇ~! 痛った! 身体、痛った! え!? めっちゃ痛った!」 「ふはははは!《梅村花》をDLした《Newリリアンヌ》は、泣き寝入りなどせぬわ!」 「むふふふふ。チートの予感、ビッシンバッシン!」 可愛いだけのリリアンヌはもういない! アラフォ……アラサー女の魂が、リリアンヌを凄まじく逞しくする! カオスなホームを飛び出し、行きついた先で出会ったふもふたちに囲まれながら、マイペースなスローライフ(?)が今、始まる! (旧題:ありがとうチート! ~目覚めたら虐げられ令嬢だったのでさっさとトンズラいたします~)
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年07月18日
連載 92エピソード
ドアを開けるとそこは異世界だった。あるのは川と森と自分の部屋、そして異世界を生きていくためのマニュアルノート。森を抜ければ街らしいけど、なにをするのも自由というなら、私はここで暮らそう──。事件もざまあも起こらない、寝る前に穏やかに読める(はず)の異世界転移小説。たき火にあたって美味しいものを食べよう。一二三書房サーガフォレストより第二巻発売中。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月23日