ブックマーク一覧 完結済み読破済み4 全69件
連載 27エピソード
代々魔術師の名家であるローエルシュタイン侯爵家は二人の聖女を輩出した。 一人は幼き頃より神童と呼ばれた天才で、史上最年少で聖女の称号を得たエキドナ。 もう一人はエキドナの姉で、妹に遅れをとること五年目にしてようやく聖女になれた努力家、ルシリア。 ルシリアは魔力の量も生まれつき、妹のエキドナの十分の一以下でローエルシュタインの落ちこぼれだと蔑まれていた。 しかし彼女は努力を惜しまず、魔力不足を補う方法をいくつも生み出し、教会から聖女だと認められるに至ったのである。 エキドナは目立ちたがりで、国に一人しかいなかった聖女に姉がなることを良しとしなかった。 そこで、自らの家宝の杖を壊し、その罪を姉になすりつけ、彼女を実家から追放させた。 「無駄な努力」だと勝ち誇った顔のエキドナに嘲り笑われたルシリアは失意のまま隣国へと足を運ぶ。 エキドナは知らなかった。魔物が増えた昨今、彼女の働きだけでは不足だと教会にみなされて、姉が聖女になったことを。 ルシリアは隣国で偶然再会した王太子、アークハルトにその力を認められ、宮廷ギルド入りを勧められ、宮仕えとしての第二の人生を送ることとなる。 ※旧タイトル『妹が神童だと呼ばれていた聖女、「無駄な努力」だと言われ追放される〜「努力は才能を凌駕する」と隣国の宮廷ギルドで証明したので、もう戻りません』 ※アルファポリスにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年07月27日
連載 完結済 30エピソード
レナードは貧困に喘いでいない程度に、そこそこ貧乏な田舎貴族、ティレット子爵家の三女。 世は平和だが世知辛い。 夜会に出るのは金がかかるのだ!! そんな理由から夜会を辞退していたが、上の姉の婚約、下の姉の結婚により、とうとう順番が回ってきてしまった。 令嬢教育は母から厳しく受けても、実地はない。 トラブルで知り合いもいない。 諦めていたところに『氷の貴公子』というふたつ名を持つ美貌の女嫌い公爵家次男ロイドが現れて……?! ※設定はゆるいです。 ※ラブコメです。 ※他サイトにも投稿しています。 6/28少し改題しました。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年07月26日
連載 完結済 34エピソード
生まれた時に「聖女」の器であると認定されたリーズロッテ。 強い魔力を持つ魔導士が生まれにくい時代に、先祖返りのその能力は大いに注目を集めたが……。 魔法が全く使えないばかりか、10歳を迎える前に体は成長を止めてしまった。 やがて輝く美貌の持ち主と言われ続けてきたものの、見た目は幼女のまま。 由緒正しき伯爵家の令嬢で「聖女」でありながらも、縁談はなく、婚約は妹に先を越されてしまう。 体が成長しないのは「魔法ではなく病気」と言われ、実家で幽閉される危険を感じるに至り、心機一転王都の寄宿学校に入学することに。 体は成長を止めても、心は15歳。外の世界に興味津々。 思い切って学校を飛び出し、食事のためにとあるカフェを訪れる。 そのカウンターの隅で、「聖獣」と出会う。 「見た目は猫」でよくなついてくるので、仲を深めていくが……? 猫? 聖獣? 一方、「結婚した暁には何不自由なく過ごせる、生涯安泰優良物件」とまで言われていた妹の婚約相手が、なぜかリーズロッテにかまってきて……!? ※「王子様カフェにようこそ!〜秘密の姫君は腹黒王子に溺愛されています〜」のサイドストーリーですが、独立した作品としてお読み頂けます。「王子様カフェ」では第二章で聖獣の正体が出てきます。 ※他サイトにも掲載あり
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年12月05日
連載 完結済 13エピソード
 オリビエ・エバンス伯爵は、二十一歳になった今でも結婚どころか婚約する兆しすらない。  言い寄る女性をことごとくかわし、持ち込まれる縁談もすべて蹴り続け、ついたあだ名が「失恋伯爵」。  文字通り、思いを寄せる女性すべてを失恋させてしまう。  子爵令嬢のシルヴィアは、異国出身の母から美貌と呪いを引き継いでいる。  望まぬ相手をも魅了するその呪いは周囲との軋轢を生み、「魔性の女」と呼ばれ、いつしか外に出ることすらできなくなってしまった。  このままでは人生詰んでいると、一計を案じる。  それは、魅了の呪いも通じなさそうな「失恋伯爵」に、手ひどくふられてみようというもので……。  ※「王子様カフェにようこそ!」「聖獣さまの番認定が重い。」関連作品です。(シリーズ管理にまとめてあります) 【他サイトにも公開あり】 エブリスタのコンテスト「危険な男・悪い男」佳作受賞(※権利拘束なし)
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年12月07日
連載 完結済 41エピソード
 最悪の結婚か、留学か?  「取り柄がない無駄飯ぐらい」の扱いを受けている第五王女のエルトゥールは、才色兼備にして将来の女王である姉姫から選択を迫られる。  結婚を蹴ったら、もはや国内には留まれない。  エルトゥールは、逃げるように海の向こうの国へ留学することに。 「期間は一年間。その間に、自立できるように勉強を頑張るか、結婚相手でも見つけなさい!」  成果を上げられなかったら、国に連れ戻されて惨い縁談をまわされる。  どうにか学校生活を頑張ろうと思っていたのだけれど…… 「協力者がいるから困ったことがあったら相談してもOK!」  その言葉を頼りに訪れた国の出先機関である商会では「学費はご自分で稼がせろと姉姫が」と言われて、カフェの仕事をあっせんされる。なお、安全の為に、仕事中は姫君の身分を隠し「男性」として働くように、と。  昼間は学生、夜は女性であることを隠しカフェ店員。  ハードな二重生活を送ることになったエルトゥールを見守るのは、カフェでは同僚、学校では同級生の第三王子・アーノルド。  世間知らずのエルトゥールを何かとフォローはしてくれるけれど、その笑みはいつも底知れなくて……!?  姫君の秘密の二重生活!  R15は保険です。 ★関連作品 ・「聖獣さまの番認定が重い。」 ・「失恋伯爵の婚活事情」 ・「嘘と惚れ薬と婚約破棄」(if設定です、ご注意ください) ・「そのスパイス、本物です。」(R18・ムーンライトノベルズ) ※他サイトにも公開しています。 ※第11回ネット小説大賞一次通過作品
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年12月06日
連載 完結済 53エピソード
【書籍化・コミカライズ決定!ありがとうございます!!】 2024年2月19日、novelスピラ様より書籍が発売しました(*ˊᵕˋ*) 書籍版は加筆修正しております! コミカライズも連載中です! 意地悪な義父と義姉との暮らしはとても辛いものだった。 ユリアーネは早く結婚してこの家を出て行きたいが、騎士見習いの婚約者との結婚までは一年ある。 そんな中、王宮勤めの騎士が毎日届けてくれる婚約者からの愛が綴られた手紙だけが、ユリアーネの心の救いであった。 しかしある日届けられた手紙の内容は、婚約を破棄したいというものだった。 今までの愛がこもった手紙の内容は嘘だったの――? すべてを失ったと絶望し、役立たずの娘だと言われて家も追い出されそうになったけど、毎日手紙を届けてくれていた騎士がやってきて、自分の婚約者になってほしいと言われ……。 義父にはくだらないと馬鹿にされていた、特技である温度保持の魔法を強化して、これからは王宮で魔導師としてお役に立てるよう頑張ろうと思います! ※書籍化に伴いタイトルが変更になりました! 旧タイトル→『実家で虐げられていた私を救ってくれたのは騎士様が届けてくれる〝偽りの手紙〟でした~婚約破棄されたおかげで真実が見えました~』
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年06月07日
連載 完結済 40エピソード
「シャロン、君とは婚約破棄をする。そして君の妹ミカリーナと結婚することとした。」 そんなお言葉から始まるばたばた結婚式の模様。 援護射撃は第3皇子殿下ですわ。ご覚悟なさいまし。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年08月22日
連載 完結済 47エピソード
※書籍発売中。題名が『やり直し転生令嬢はざまぁしたいのに溺愛される ベイル編』に変更になっております。(『やり直し転生令嬢~』のコミカライズ1巻と同時発売です)  地味な侯爵令嬢セシリアは、氷の騎士と呼ばれるほど冷たいベイル=ペイフォードの婚約者候補になった。初めて会ったベイルは噂通りの冷たさで、しかも、周囲がドン引くような重度のシスコン発言を次々にしていく。普通の令嬢なら泣いて逃げだすところだが、セシリアはにっこりと微笑んだ。なぜなら、セシリアのお目当ては、ベイルの妹クラウディア=ペイフォードだったから。 『ああ、麗しいクラウディア様とお友達になりたい!』そんな熱い思いを胸に情報収集をしていると、なぜかベイルに気に入られて……。 ※ベイルの妹が主人公のお話はこちら↓ 『やり直し転生令嬢はざまぁしたいのに溺愛される(完結済)』 (https://ncode.syosetu.com/n6944gu/)
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年02月13日
連載 完結済 73エピソード
※書籍1巻(完結)、コミカライズ1~3巻(完結)発売中(主人公の兄、ベイルの話も書籍発売中です) ※書籍版は、3万字ほど加筆修正したため、WEB版とは多少話の展開が異なります※  10歳の時に愛する母が亡くなり、それから、5年間冷たい父と兄と一緒に暮して来た公爵令嬢のディア。なんとかこの家から出ていきたいと思っていたが、婚約者になったアーノルド王子は女性にだらしない最低野郎だった。名ばかりの婚約者として1年間惨めな日々を過ごし、結婚式の当日、王子の愛人にわざとドレスの裾を踏まれて、階段を転げおちディアは16歳の若さで死んでしまう。  「最低な人生だった」と思い気が付つくと、ディアは神々により『前世の記憶』と『自分に好意を寄せている人の心の声が聞こえる』という能力を授けられ、14歳から人生をやり直すことになった。  ディアの望みはただ一つ「アーノルドに徹底的にざまぁしてやる!」のはずが、いろんな人から溺愛されるお話。(※ざまぁはアーノルドにではなく、人と神々との平和的解決方法として最後に出てきます) ※主人公の兄、ベイルのその後が分かるお話はこちらから→https://ncode.syosetu.com/n4854gz/(完結済) ※第9回ネット小説大賞にて小説賞を受賞いたしました。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年06月05日
連載 完結済 56エピソード
◆旧タイトル『再婚なんてお断り』 オルブライト伯爵家の一人娘アンバー・オルブライトは侯爵家の三男ブランドン・オルコックと政略結婚した。 侯爵家側の要求はただひとつ。オルブライト家の財政管理をブランドンが行うこと、というものだった。 なのにそのブランドンはある朝、娘のような年齢の侍女キャシーを連れて家を出た。 その夜、アンバーは使用人たちに命じて盛大なお祝いの会を開く。なぜなら……。 そして、商才がある、いや、ありすぎるゆえにアンバーは窮地に陥る。どう解決しようかと苦悩していると、美しい客人の男がとある提案をする。 彼の驚きの計画とは。 ◆アース・スター・ルナ様より刊行。 ©守雨 Syuu All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2022年12月30日
連載 完結済 57エピソード
【ビーズログ文庫さんから書籍好評発売中! コミカライズも始まりました!】 書籍の方は甘さマシマシの改稿、新キャラ、その後の話も加筆しました。 書籍のタイトルは「独身主義の令嬢ですが、公爵様の溺愛から逃れたい」となります。 どうぞよろしくお願いします!! 「魔女」だとバレたら即追放、そんな国に生きる魔女で伯爵令嬢のエレンティナは、こんな秘密を夫に一生隠し通すのは無理と早々に結婚を諦め一人で生きていこうと決めていた。  だからやっと親の決めた婚約を破棄できて喜んでいたというのに、直後にどうしてまた申し込みが? しかも次は公爵様!? 私、その人の顔も知りませんけど!?  それは困る絶対に困る。王家にも近い公爵家相手に「魔女」だとバレたら大変な事態になってしまう。   そうだ、公爵様にも婚約破棄をしてもらおう!  そう決意したエレンティナが、必死に説得やら画策やらをしているというのに。当の公爵様は一向に婚約を破棄してくれる様子もなく、むしろ他の令嬢たちに取り囲まれるたびに、まるで困り果てたワンコが助けを求めるような目をこちらに向けてくるのは一体どうしてなの……
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年06月05日
連載 完結済 28エピソード
犬を飼いたいと私は言った。買われたその子がやってきた。 フード付きマントをまとった奴隷の少年だった。 「そういう犬じゃないのよ!!」 ◆ 少女はその日思い出した。自分には、いつか悪役令嬢となる未来があることを。 犬が奴隷で弟で奴隷が鳥でふたりは従者。王子が兄なのに第二位で王族事情面倒くさいと思っていたら隣国事情がもっと面倒くさかった。まだゲーム開始まで何年もあるのにヒロインの裏事情とか知りとうないです。とりあえず開始まで辿り着くお話。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年07月14日
連載 完結済 39エピソード
・*:.。ミーティアノベルス様より電子書籍発売中!..。.:*・ 結婚相手を妹に代えてくれと婚約者に言われてしまったアデルは、すっかり自信をなくしていた。そんな中、新たな婚約者を探せと両親に言われて舞踏会に行ったところ、幼馴染のクロードと再会して、彼に婚約を申し込まれる。 王国随一の美貌と侯爵家の次期当主である彼の相手が本当に自分でいいのか戸惑いつつも、婚約破棄されて後がないアデルは二つ返事で受け入れた。 その後、”星詠み”という特殊な仕事をしているクロードを支えるため、花嫁修業でクロードのお屋敷に住むことになったアデルは毎夜、クロードの仕事を傍で見守ることになる。そしてクロードの仕事終わり、星を見上げて二人で話す時間は、婚約破棄されて傷ついていたアデルの心を癒した。やがてアデルは、クロードの力になりたいと、彼のために前を向くようになる。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年06月23日
連載 完結済 31エピソード
 婚約破棄された上、罪を着せられ魔物の森へとステラは捨てられてしまう。  いずれ魔物に食い殺される運命。  ステラは魔物の森にて毛玉の魔物と出会い、食い殺されるならこの子がいいとそう呟く。    魔物にとって”食い殺される”という言葉の意味が、”結婚する”、”あなたに一生を捧げる”、”性的な意味であなたに食べられたい”ということを、ステラはまだ知らない。 ※アルファポリスにも同時掲載しています。 ランキングに載った!わぁ(*゜∀゜人゜∀゜*)♪ 体調悪くてきついけど、励まされました。ありがとうございます。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年07月13日
連載 完結済 33エピソード
★書籍全3巻発売中です! ★コミカライズスタートしました! シーモア様にて先行配信中! 突然婚約破棄を突き付けられたフローレス。 彼女は公爵家令息との結婚を間近に控えていた。 けれど婚約者のリカルドに、「お前はもういらない、新しい婚約者がいる」と婚約破棄を宣言されてしまった。 悲しいだろう悔しいだろうと傲慢な態度で煽ってくるリカルド。 「私、あなたのこと愛していないので」 しかしけろっとした顔で言うフローレスに、リカルドは愕然とする。 愛してるふりをしていただけ、浮気相手をけしかけたのは私。 婚約破棄は成立したので慰謝料くださいね。 畳み掛けるように言われて、あとには退けないリカルド。 策略通りめでたく自由の身となったフローレスは、慰謝料を得てカフェ経営の夢をかなえた。 そして一年後。 フローレスの店に一人の貴族の青年が訪れた。 眉目秀麗、謹厳実直。 まるで物語のヒーローのようだ。 「フローレス?」 会った覚えのない彼は、何故かフローレスを知っていて話しかけてきたのだった。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年02月04日
連載 完結済 74エピソード
【コミカライズ】松葉サトル先生作画 漫画アプリ「パルシィ」で連載(2023.4.5) 歌姫が世界の災厄を抑えるという信仰が信じられる国で、歌姫の頂点、巫女姫を目指して努力したアリエッティ。 巫女姫に選ばれることはなく、それでも歌姫として長く勤めた実績から、高位貴族の辺境伯との縁談を勧められた。ところが、顔を合わせることもなくその縁談は破談になる。 辺境伯はアリエッティが敗れた巫女姫と恋仲らしい。 そうならそうと言ってよ!期待しちゃったじゃない! それなのに、縁談を断られた辺境に神官としての派遣を命じられて… もう期待しない。どうせわたしは2番手の女だもの。この勤めが終われば、大好きな音楽とお酒で人生を楽しんでやる! ちょっと薹のたったしっかり者歌姫が、性悪巫女姫の鼻をあかして幸せになる物語。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年07月11日
連載 完結済 23エピソード
私の中にはこの世界ではない『世界』の記憶がある。この世界では発達していない科学や医学という知識。魔法が発展しているこの世界ではその考え方自体がない。土が瘦せたなら魔法を使えばいい。水がなければ魔法を使えばいい。身体が悪いならば魔法を使えばいい。 この世界はそんな場所だった。 そして、男を目の前にして真っ先に思ったのは『眠れる森の美女』か?だった。 金髪に赤い瞳。普通の男よりは体格に恵まれているらしく、普通の女性よりは背の高い私でも大きいと思った。まあ服を脱いだら筋肉凄いんだろうな、なんてボヤっと思った。まあ、それを顔に出すことはない。 「私にどんな御用ですか?ロラン・ゾル・サングロウ王太子殿下?」 ニコリと笑う私に彼は苦笑いをした。正体を隠すつもりで彼は来たのだろう。残念ながら私の持つ能力により彼の身分はすぐに分かってしまったようだが。 「……すぐに分かるとは流石は高名な魔女殿だね。」 私はエイダの街に住まう魔女。高名な魔女と言われているが、それは生まれ持っていた『違う世界の知識』と、生まれ持っていた『鑑定眼』これのおかげで、私の魔女としての地位は確立されていった。 そして男の様子を『鑑定眼』で見れば、最初の言葉に戻る。 『眠れる森の美女』か? 正確には眠れる森の美人だな、と思いながら美丈夫な男を見て笑った。 前作では評価・コメントありがとうございました! とても励みになりました! そして童話改変シリーズの第四弾で、最期の話になります。 7/12追記 誤字報告ありがとうございます。 相変わらずの誤字脱字のひどさに泣きそうな気がしつつ、指摘はありがたや~と拝んでおります
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年07月07日
連載 完結済 25エピソード
私は気付いた時には一人だった。ぼーっと現状把握を始めた。私の周りにはいつも人ではない何かがいるし、それの言葉が分かるので、この世界が自分の生きていた世界と違っていたのは分かった。 ついでに言えば、人ではない彼らはどうやら精霊と呼ばれる存在だと知った。 そして残念ながら私は人間であることも知った。 まあ、人間に括っていいのかは分からない存在ではあるが……。 まあ、それはいい。今の状況を説明しよう。 私の畑で育ったレタスっぽいような、ベビーリーフのようなものを籠一杯にした農夫が土下座しながら謝っている。 「ダナの森の魔女、申し訳ありません!!妊娠中の妻がどうしてもラプンツェルを食べたいと言っておりまして!!」 そんな感じで土下座して、土に額をこすりつけながら彼は謝り続ける。 「あ、別に一人じゃ食べきれないんで、持ってってください。」 サニーレタスを栽培したことがある人間はある意味、想像がつくだろう。むしっても、むしっても育ってくる葉っぱ。今、農夫が漁った畑はまさにそんな感じだ。 「むしろ持って行ってください、助かります。」 そう言ってから彼の元を去っていった。ラプンツェル、この葉っぱラプンツェルって言うんだ、ふーん。なんって思っていた。 と、思ってたら子供押し付けられて、育児経験ゼロの魔女、頑張って子育て始めました。 6/29 誤字報告ありがとうございます! 皆さん本当に感謝です!自分で気づけないもので……。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年06月25日
連載 完結済 20エピソード
白雪姫の原本を読んだ私が真っ先に思ったこと。 いや、物騒!! しかも実母のバージョンもあるし、めちゃくちゃ怖いな。そんなことを思っていた。もしも自分に継母の役が来たのなら、どちらかと言えば毒りんごよりも美味しいアップルパイを食べさせて王子を魅了した可愛い顔を綻ばせたいわ!!なーんて、ありえないことを考えていた。 私、18歳と2か月。たった今、1歳2か月の娘が出来ることとなった。王は28歳。ロリコン、処女厨のクソ男《王》から親友の忘れ形見を守るために、私の苦悩の日々が始まるのだ。 少々無理矢理的な表現があります。 苦手な方はすぐにブラウザバックお願いいたします。 6/13誤字修正、報告してくださった方々、本当にありがとうございます! そして、悲惨なことにタイトル間違えておりました…… 申し訳ございません……「食べさせい!」ではなく「食べさせたい!」です。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年06月11日
連載 58エピソード
「僕を誘惑できたなら、殺すのをやめて差し上げましょう」 ごく普通の女子高生だったはずなのに、いつの間にか異世界で暗殺者に狙われる王女様になっていた私。 どうして王女様と入れ替わってしまったのか。 どうして暗殺者と変な取引をしてしまったのか。 どうしてその暗殺者が翌日には臨時の護衛として潜り込んできているのか。 何一つ分からないまま、私とヤンデレ暗殺者の共同生活が始まった……
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日