22世紀を迎えた地球。度重なる人類による自然破壊による地球の崩壊を危惧した神々は、遂に人間たちの前へとその姿を現した。
各メディアが注目する中、現れた四つの神族を統べる長たちは人類達にこう宣言した。
「貴様達人類の愚行にはもう我慢が出来ん!! よって、我々四神族は貴様ら人間に宣戦布告する!! しかし、我らも鬼ではない。我らの娘をお前たちが選んだ特使が堕とし、己の愚行を反省し改心するなら宣戦布告を取り下げる。だが、猶予は一年だ」
その言葉を聞いた人間たちは、思わぬ人類滅亡の危機に慌てて特使を捜し始める。
なんと白羽の矢に当たったのは、日本に住む普通の高校生だった。
高校生の名は中村勇人といい、地元では三重苦な少年として有名であったが、料理上手で心優しい少年と評判であったが、不憫にも人類を救うための生け贄にされてしまう。
しかも、そんな彼に追い打ちをかけるように、彼が堕とすであろうターゲットたちは一癖も二癖もある女神さまで・・・・・・。
果たして、彼は無事人類を救うことができ、ターゲットのハートを射止めることが出来るのか?
これは人類の命運を背負った、一人の少年の波乱に満ちた学園生活物語である。