ブックマーク一覧 カテゴリ1 全123件
連載 完結済 27エピソード
複雑な環境で生まれ育った伯爵令嬢のオルトリア。彼女の両親は本当の両親ではない。その妹も、共に暮らす人たちは赤の他人であり、自分だけが平民の血を引く厄介者だった。 十八歳の成人になったある日、婚約者から突然の婚約破棄を告げられ、妹から義父の伝言を聞く。本日を区切りに、ブシーロ家を除名する、と。 婚約者を失い、家も失い、肩書も失ってしまったオルトリア。だけど彼女は嘆かない。辛くても、苦しくても笑顔を忘れない。亡き母がそうだったように。 こうして一人で生きることになったオルトリア。新米魔法使いとしての才能を発揮する彼女を快く思わない先輩にはめられ絶体絶命の窮地に陥る。そんな彼女の前に現れたのは、王国最強の英雄騎士様だった。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年03月08日
連載 完結済 54エピソード
「神父クロスよ。君の中に《邪神の血》が流れていると発覚した以上、この神聖教会に在籍を許すわけにはいきません。出て行きなさい、この汚れたる者め」  神聖教会に仕え、神父として働いていた青年――クロスは、ある日教会から追放を言い渡された。  彼が、《邪神》から連なるといわれる《魔族》の血が混ざった人間だと知られ、教会より『汚れた存在』と認定されてしまったためだ。 『上ッ等ッです! 今までのクロスの働きも考慮せず下らない差別意識で追放を言い渡すなど! こんな教会こちらから出ていってやりましょう! ね、クロス!』 「落ち着いてください、女神様」  実は、クロスは以前よりこの神聖教会の崇拝する女神――エレオノールの姿が見えて、会話ができていた。  クロスに惚れ込んでいる女神は彼の追放にぶちギレし、なんと一緒に教会を出てついてきてしまったのだった。  何はともあれ自由の身となったクロスは、それでも自分の力を人助けに使いたいと考え、ひとまず冒険者となることに。  しかし、《邪神》由来の強大な魔力を持つクロス――彼の使用する《光魔法》の数々は規格外のものばかり。補助・回復役としてパーティーに加入したにも拘わらず、仲間の冒険者達を守って戦闘で大活躍してしまう。  それでもクロス本人は、報酬の《魔石》を使って人々の生活に役立つ魔道具を作ろうとしたりと、純粋過ぎる性格で人助けにしか興味が無い。  ――これは、理不尽な理由で教会を追い出された神父が、その規格外の魔力と《光魔法》を駆使して人助けを続けた結果、人々から“信仰”される《邪神》と呼ばれるようになってしまう――そんな物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年08月30日
連載 完結済 40エピソード
 誰かの能力を底上げしたり、逆に敵の能力を低下させる支援魔術。蔑称は子守り魔術──  トールはそんな不人気の支援魔術をヴェレン魔術大学で教える講師だった。  ある日、トールは男子生徒に絡まれている女性生徒レイナを助ける。  しかし男子生徒は大学に多額の賄賂を送っている貴族の家の子で、トールは大学をクビになってしまった。  再就職の当てがないトールはレイナに紹介状を渡されノイシュターデ帝国の帝都へと赴くが、皇女エレナによって宮廷魔術師として雇われることに。  自分に宮廷魔術師を務める実力はない──トールは自らを過小評価していたが、実際にはトールの支援魔術は世界最強であり、その魔術を学んだ教え子たちも数々の偉業を成し遂げていた。  己を称える教え子に困惑するトールだが…… 「せめて教え子の前では、格好良い自分でいたい」──トールはそう自分を奮い立たせ、最強の支援魔術で無自覚に活躍していくのだった。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年02月16日
連載 完結済 283エピソード
※書籍化決定しました! Mノベルス様から、7/28発売! ※タイトル変化になりました! 旧タイトル) 伝説の鍛冶師は無自覚に伝説を作りまくる~弟に婚約者と店を奪われた俺、技を磨く旅に出る。実は副業で勇者の聖剣や町の結界をメンテする仕事も楽々こなしてたと、今更気づいて土下座されても戻りません 「ごめん。あなたとの婚約を破棄させてほしいの」 主人公で鍛冶師のヴィル・クラフトは、結婚前日に新しい店と婚約者を、弟に奪われてしまう。 死んだ父の代わりに一生懸命働いていたのに、ひどい仕打ちを受け、裏切られたヴィルは激怒する。 「もう知らん! 俺は出て行く!」 彼は王都を出て、好きに生きることを決意する。 一方でヴィルを追い出した弟は、後になって知ることになる。 「ヴィル様は街の結界や勇者様の聖剣をメンテなさっておられました。1日に9999本のA級武器を作る傍らに」 実はヴィルは伝説の職人、八宝斎として、いろんなものを治していたのだ。 彼がいなくなったことで、店は潰れる。 また、元婚約者の商人は、知ることになる。 「ヴィル様の武器が買えるから取引していたのです。彼がいない以上、もうあなたの商会とは取引しません」 ヴィルにひどい仕打ちをした弟も婚約者も破滅の道を歩むことになる。 その一方で、ヴィルが関わった人たちはみな、彼の作るとんでもない伝説のアイテムおかげで、幸せになっていくのだった。 ※2025/12/10完結しました
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月10日
連載 完結済 27エピソード
「エリザ・ルーウェス、俺の部下に無能はいらない」 ブラック皇国で宮廷魔術師として、過労死寸前まで働いていたエリザは、上司から仕事をしていない、無能と罵られてクビになる。 仕事の成果も、魔術の研究成果も後輩に奪われ、徹夜続きの頭では反論する気力もなく、エリザはそのまま職場を去る。 「いままでのわたしの人生ってなんだったんだろう……」 そしてエリザは決める。新しい場所に行って、思いのままに生きようと。 エリザはブラック皇国を飛行魔術で飛び出し、隣国のホワイト王国に向かう。 魔術不毛の地であるホワイト王国なら、無才のエリザでも魔術師としてやっていけるのではないかと信じて。 そしてその移動途中でワイバーンに襲われている一団を見つけ、魔術で助ける。それはブラック皇国に魔術師の助力を求めに向かっていたホワイト王国の王太子の一団だった。 一方その頃、ほとんどひとりで仕事を回していたエリザのいなくなった元職場は大混乱に陥っていた。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2023年01月14日
連載 完結済 36エピソード
「お前は僕たち《光の勇者たち》にふさわしくない!」 ノアは現『最強』と言われている、A級冒険者パーティー《光の勇者たち》に所属していたが、実力不足を理由にパーティーから追放されてしまう。 途方に暮れていたノアではったが、旧友の『絶刀の魔導士』フィオナと再会する。 「ノア? ノアよね! お願い! あなたの力がもう一度必要なの!」 実はノアはかつて『最強』と言われていたS級パーティーである《極光》のメンバーの一人だったのだ。 そこでノアは黒い光魔法を操る『黒滅の剣聖』であり、ある理由から本当の力を隠していた。 だが、《極光》はノアがいなくなったことを嘆き、今ではほぼ休止状態にあると言う。 「こいつらと一緒なら、もう一度【黒滅】を振るってもいいかもしれない」 《極光》を再結成したノアは、黒滅の剣聖として冒険者の頂点を駆け上がっていく──。 一方、ノアを失った《光の勇者たち》は《極光》の台頭により、最強の名も剥奪されて、今までの輝きを失っていった。 (※カクヨム様にも掲載しています)
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年01月19日
連載 124エピソード
赤子のときに魔界へと落ちてしまった少年エデルは、運良く一人の老人に拾われ、育てられた。 だが十二歳のとき、その育ての祖父が亡くなってしまう。 祖父の遺言に従い、彼は人間界にいるという祖父の知り合いの元へ。 その知り合いというのは、四英雄の一人として称えられる英雄マリベルだった。 その後、マリベルの計らいにより英雄学校に通うことになったエデル。 しかし彼は知らなかった。 自分が生まれ育った魔界が、人間界に比べて途轍もなくハードな環境だったことを。 自分の育ての祖父が、四英雄に「先生」と慕われる伝説の大賢者だったことを。 その祖父に過酷な魔界でスパルタ教育を施され、自身が常識外れの力を身に着けていたことを。 「あれ? バハムートなんて魔界だとしょっちゅう遭遇したけど? ペットにしてたし」 「バハムートをペットに!? そ、それは超S級の魔物なのよっ? ……先生、とんでもない子を遺していかれましたね……」 ――魔界育ちに人間界はイージー過ぎたようです。 ※この作品はカクヨムにも掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月09日
連載 90エピソード
「【鑑定】しか使えない王子などいらぬ。貴様を王家より追放する!」 鑑定。 それは物の名前が見ることのできるだけの平凡な能力。 王族にふさわしくないその能力を手に入れた王子リックは父親から勘当を言い渡され、猛獣がはびこる大森林の中に捨てられてしまった。 モンスターから逃げ惑いながら、【鑑定】で食べる物を探しなんとか生き延びようとするリック。 このまま死ぬしかないのか――――そう思ったその時、彼の瞳は覚醒し【神の目】の力を発揮する。 「この道が安全だっていうのか……!?」 瞳に導かれるまま辿り着いたのは一軒のボロ屋。なんとそこには伝説級の素材と古ぼけた武器が転がっていた。 【神の目】の力で過去を視て、武器の直し方を知ったリックは、その後も瞳の力で鍛治術、錬金術、戦闘技術などを覚え最強の道を進むことになる! ――過去、現在、そして未来。 全てを見通す力を得た少年の痛快無双ファンタジーが始まる!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年10月18日
連載 9エピソード
騎士学園を卒業し、アルフェイド王国騎士団に入団したレイン=エヴァーツ。ある日彼は上司の悪事を指摘してしまったことで、騎士団での立場を悪くしてしまう。騎士団長になるという夢を持つレインは、それでも団員としてしがみつき、雑用係と扱われようが夢を追い続けていた。しかし上司の気まぐれでついに騎士団から追い出されてしまったレインは、そのまま路頭に迷うことに。そんな彼に、騎士学園時代の友人にして、Sランク冒険者のスノウ=ホワイトが手を差し伸べる。 「私のギルドに来ない?」 彼女の手を取ったレインは、国内最強ギルド、『銀狼の牙』へと加入することに。騎士学園時代にスノウと肩を並べていたレインの実力はギルドの仲間たちにも認められ、ようやく報われ始める。そうしてレインは、頼れる仲間たちと共に人類未踏の地、ダンジョンを攻略していくのであった――――。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2022年12月02日
連載 126エピソード
 迷宮都市ネクリアで、訳あって勇者パーティーの雑用係、兼解体師を務める少年、シテン。  ある日勇者パーティーは、勇者の判断ミスにより魔物との戦闘で大敗、シテンを除き瀕死に追い込まれる。  シテンの活躍により辛うじて全員生還出来たが、敗走の責任をなすり付けられてパーティーを追放されてしまう。  しかし勇者達は、シテンの持つユニークスキル【解体】の恩恵を全く自覚していなかった。  迷宮では魔物を倒すと死体が消滅し、ドロップアイテムに変換される。だが【解体】スキルでバラした死体は消滅せず永久に残り続ける。つまり不安定なドロップアイテムに収入を頼ることなく、死体から確実に必要な素材を入手できるのだ。  勇者パーティーの安定した収入を支えていたシテンが居なくなった結果、元々金遣いの荒かった勇者パーティーの経済状況は一気に悪化した。  迷宮で魔物を倒して金を稼ごうとしても、運任せのドロップアイテムに振り回されて、安定して稼ぐことが出来ない。更にパーティーの雑用を全てシテンに任せきりだったので、装備の手入れや備品の管理すらままならない。勇者の傲慢な性格が災いし、他の冒険者からも見捨てられ、資金が尽きてロクな準備も行えない。  やがて迷宮探索すらまともに行えなくなり、勇者パーティーは落ちぶれていく。  一方シテンは、【解体】スキルを戦闘に利用する方法を編み出していた。  かつて勇者が倒したドラゴンの死体ですら簡単に解体したそのスキルは、あらゆる防御を貫く最強の攻撃力を持っていたのだ。  さらには死体がそのまま残る性質を利用して、【解体】スキルでしか入手できないアイテムを生み出す。そして高価な薬品の大量量産や、誰も持っていない未知の装備品を手に入れ、シテンの影響力は迷宮都市でも無視できないものになっていく。  ドロップアイテムを無視した素材の確定入手と、あらゆるものを解体する最強の攻撃力。そしてシテンは、やがて最強の冒険者として、迷宮都市にその名を知らしめることになる。 (カクヨム様で先行掲載中)
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年07月22日
連載 415エピソード
魔王を倒したにも関わらず、国や仲間の裏切りを受けた勇者『ノエル・ビーガー』。「もう全部知るかっ!俺は俺の人生を生きる!」。元勇者の第2の人生が始まる。 ※1話大体1000文字以内か前後ぐらいです。 ※感想は受け付けておりません。 ※集英社ダッシュエックス文庫から大幅に加筆修正して12月20日に発売されます! ※6月25日に2巻が発売されます。イラストは鍋島テツヒロ先生です。 ※遅ればせながら3巻発売中です。そしてコミカライズ企画が進行中です。 ※午前0時に更新しています。 ※第4巻が4月23日に発売されます! ※2月16日から、ニコニコ漫画内『水曜日はまったりダッシュエックスコミック』にてコミカライズ連載中!漫画を書くのは『鳴瀬ひろふみ』先生です! ※集英社ヤングジャンプコミックスよりコミック版『元勇者は静かに暮らしたい』1〜3巻発売中! ※10月18日第4巻発売!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月18日
連載 64エピソード
【コミカライズ連載開始しました! 見つけてくれた皆様のおかげです。ありがとうございます!】 幼少期に両親を亡くし、義母と義妹に冷遇されて育った伯爵令嬢フィーネ。 辺境の別邸に幽閉され、無能扱い。外に出ることさえできない出来損ないとして軽んじられていた彼女にはもうひとつの顔があった。 それは人類史上初となる飛竜種の単独討伐を果たした仮面の魔法使い――「黎明の魔女」としての顔。 幽閉されていた別邸を抜けだし、大好きな魔法で魔物をぶっ飛ばしていたら、いつの間にか伝説の魔法使いみたいな扱いを受けていたのだった。 そんなある日、届いたのは悪徳貴族として黒い噂も多いクロイツフェルト公爵家との縁談。 「君を愛することはない」 冷徹な氷の魔術師と呼ばれるシオンとの政略結婚――のはずだったのに、彼が探している思い人が四年前に命を救われた「黎明の魔女」であることが判明する。 その上、形式上のお飾り妻になるはずだったフィーネはうっかり魔法の才能を発揮して、王国中から注目を集める存在になっていって――
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年02月17日
連載 完結済 41エピソード
※コミカライズ決定しました。ありがとうございます! 「このマナなしがッ! 二度と顔を見せるな痴れ者めッ!」 魔術が全てであり、その他の武術は児戯と評される世界。 マナを持たないハイドは、十一歳の誕生日に魔術師一家から追放された。 行く当てもなくさまよっていたところを老剣豪アルディナクに救われ弟子になる。 そうして四年の月日が流れ── 「師匠! 古代都市で暴れていた巨大ゴーレムを斬りました! これもすべて師匠のおかげです!」 「いやいやゴーレムはワシも斬れないから」 「この世界はおかしい、剣術が魔術より劣っているなんて間違っています!」 (おかしいのはオヌシの剣術なんじゃが……) 「師匠の剣術に、斬れないものなどない!」 (もはやワシの剣術じゃないんだよなぁ……) ──ハイドは剣の天才だった。 「俺を救ってくれた師匠の剣術が魔術に劣るはずがない。それを証明してきます!」 ハイドは剣術しか使えない身でありながら、魔術の名門校、王立アトランティア魔術学園へ入学する。 水の乙女と呼ばれる水魔術の使い手エルシー、雷姫クラウディアといった仲間に慕われながら、ハイドは剣術を広め成り上がっていく。 ──一方、魔術学校で義理の兄イーサンはかつてのようにハイドを見下すが、全属性の魔法を斬るハイドに敵わず……。 実家の父親は優秀な結果を出し続けるハイドを追放してしまった責任を取らされることになるのだった。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年10月04日
連載 253エピソード
※書籍化、コミカライズ決定しました! コミックス1巻12/7発売! 辺境の薬師として働く俺、リーフは、師匠の孫娘であり婚約者を、突然やってきた貴族に奪われる。 彼女は俺に仕事を押しつける一方で、堂々と浮気していたらしい。 婚約者から、貴族と結婚することを告げられ、師匠の代から受け継いだ薬屋から出て行くよう強いてくる。 「あたしの下僕として、貴族のお屋敷で働かせてあげてもいいのよ?」 「ふざけるな……! もうおまえのことなんて知らん!」 ぶち切れた俺は婚約者と村を捨てて、旅に出る。 そこで俺は森の中で襲われてる少女を助けたことで、自分がものすごい薬師であること、そして、Sランク冒険者並みの戦闘技能があることを知る。 その後、王都へ行き大成する俺。 一方、婚約者と貴族は、俺を追い出したことで大変な目に遭う。 「いつもの薬出しておくれ」 「いつものって言われても、リーフじゃないとわからないわよぉ!」 辺境の村人たち(実は引退したものすごい英雄達の村)から嫌われたことで、貴族は落ちぶれていき、また婚約者はどんどんと不幸になっていく…… ※書籍化にともない改題しました 旧タイトル)辺境の薬師、都でSランク冒険者となる~パワハラ婚約者に浮気された俺、絶縁して村を出る。奈落の森で鍛えた規格外の状態異常スキルと世界最高の治癒術で無双し、大成する。今更泣きつかれても戻りません
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月18日
連載 77エピソード
ファンギルド様より書籍化・コミカライズ決定! 「ケネス、君はもう我々『龍の刻印』には必要ない」 Sランク剣士として、どんなことでもそつなくこなしてきたケネス。 だが、気分屋であるエドとその恋人であるアナに追放を言い渡されてしまう。 「おいおい、命乞いはなしか? それとも強がっているのか? ああ?」 「本当は怖いんじゃないの? これからどう稼げばいいんだろうって?」 そんなことを言われていたケネスであったが、当の本人は全くノーダメージであった。他二人はデートやら食費やらで散財していたが、ケネスの趣味は貯金。お金には困っていないどころか、二十年は遊んで暮らせる余裕があった。 さらに言えばケネス個人にもSランクの称号が付与されている。 彼は器用貧乏と呼ばれていたが、ただ単純にどんなことでも『完璧にこなすことができる』万能剣士なだけなのだ。 ケネスは今後、どう過ごそうか悩んでいるとこんな話が耳に届く。 「なあ。神々の迷宮に挑んだパーティが帰ってこないらしいぜ」 「仕方ねえだろ。ありゃ人間が挑むものじゃねえ」 神々の迷宮。それは攻略すれば神々の加護が与えられどんな夢でも叶えることができると噂されているダンジョン。 難易度は神々と呼ばれるだけあり階級では振り分けることができない。 「あ、そうだ。暇だしチャレンジしてみるか」 しかしケネスは暇だからと言う理由で攻略に挑むことにする。 さらに余裕で攻略してしまい、次第に英雄と呼ばれるようになるのだが―― 「え? なんで俺英雄って呼ばれてるの?」 これは暇人による無自覚英雄譚である。 日間ハイファンタジーランキング1位に掲載されました! 週間ハイファンタジーランキング2位に掲載されました! 月間ハイファンタジーランキング7位に掲載されました! 旧タイトル 器用貧乏だと追放されたSランク剣士、暇だったので神々の迷宮に挑む~余裕でクリアしていたら知らないうちに人類最強だと名を馳せていた件。俺は別に英雄なんかじゃない、ただの暇人だ~
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月09日
連載 136エピソード
少女ソアリスは魔術の天才だった。十歳を超える頃には国内の上位に名を連ねる宮廷魔術師となる。十六歳となった今は人々から尊敬されて聖女と呼ばれるようになった。 魔物の大軍、魔王、邪神。国を脅かすものであれば何であろうと討伐してきた。 そんな彼女だがある日、同じ宮廷魔術師である実の妹に陥れられてしまう。 ソアリスの室内から違法とされている超魔水《エリクサー》が見つかったとして、無実の罪を着せられてしまった。 信じていた妹に陥れられて、罠にも気づかずにソアリスは最強の神話級魔導具にて封印されてしまう。 ところが数百年は続くはずの強力な封印を、ソアリスはたった二十年で破って出てきてしまった。更には封印中、脱出する為に編み出した空間魔術をひっさげて王国へ足を向ける。 封印中は歳をとっておらず、16歳の少女のままのソアリス。二十年もの間に王国は魔物の侵攻を受けて危機的状況に陥っていた。 犯罪者として扱われていると予想して、ソアリスは自身の正体を隠して聖女をやり直す。 次第に人々は聖女の帰還を知る。彼女を陥れた者達は報いを受ける。 最強の聖女による世直し物語、ここに開幕。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年09月21日
連載 15エピソード
「エルト、この犯罪者め! 貴様をパーティから追放し、その身柄を斬首とする!」  勇者パーティの魔術師エルト。  彼は勇者カインにより無実の罪を着せられ、勇者パーティからの追放――に留まらずギロチンによる斬首刑を言い渡されてしまう。  カインはエルトが回復師ニーナと親しかったことを妬んでおり、ニーナを自分の物にすべくエルトを陥れたのだ。 「違う! 俺は罪なんて犯してない!」  集まる群衆に対し、最期の瞬間まで無実を主張するエルト。  そんな彼にいよいよギロチンが落ちるが――その刃を、元勇者パーティの魔女シャーリーが止める。 「エルトは本当に無実よ。全ては勇者カインがでっちあげた濡れ衣だわ」  シャーリーは群衆に対しカインの悪行を盛大に暴露し、エルトを救い出して遥か遠くへテレポートする。  新たな相棒シャーリーと共に新天地を目指すことになったエルトだが、シャーリーは彼の特殊スキル【魔力増幅者(マナバッファー)】に注目。  それは味方にバフをかけ、魔力を増幅するというものだった。 「今まで、この【魔力増幅者(マナバッファー)】でパーティに貢献してきたのに……」 「……ねぇ、そのスキルって〝あなた自身〟に使うことはできないの?」  ――その一言が、エルトの人生を大きく変えることになる。  一方、【魔力増幅者(マナバッファー)】を失った勇者パーティは大幅に弱体化してしまい、さらにエルトを陥れた勇者カインは人々から疑惑の目を向けられ追い詰められていく……。  ※各話文末の画像は『Midjourney』で作成したものです。お試しで作ったので、時々載せていく予定です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年09月14日
連載 103エピソード
誰でも十五歳になるとスキルと呼ばれる後天的な才能を授かる世界。『暁』のメンバーであるチェンバーが得たのは『レベルアップ』という謎のスキルだった。強力なスキルを得た他のメンバー達に追放されたチェンバーは、ソロで活動し始めてから、このスキルの真価を知る。魔物を倒してレベルを上げれば、どんどん強くなっていく。チェンバーは強くなるために、今日もレベルを上げてステータスを上げていくのだった。そしてチェンバーというバランサーが抜けた『暁』は新メンバー集めに難航し、崩壊していく……。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月17日
連載 39エピソード
『書籍第1巻:2023年9月21日発売!(グラストNOVELS様)』  サンクアリ伯爵家長男のユチは、周囲を聖域化するスキル<全自動サンクチュアリ>を持っている。  邪心だらけの父親と義弟に引き寄せられる瘴気をせっせと浄化する毎日を送っていた。  だが、心が死ぬほど汚い彼らに瘴気は見えないので、ユチは無能の厄介者と虐げられている。  そんなある日、義弟に類まれなるスキル<ドラゴンテイマー>が現れたことで、ユチは瘴気まみれの“クソ土地”と呼ばれる辺境へ追放された。 「人生なるようになる」が信条のユチは、気ままにスローライフを送ることに。  ユチが聖域化していくうち、“クソ土地”は真の姿を現す。  畑からは激レアな作物が無限に収穫できたり、鉱山は超貴重な鉱石の宝庫だったり、村の大木は古の世界樹だったり――“クソ土地”と呼ばれる辺境は、史上最高の領地へと変貌する。  一方で、サンクアリ家は瘴気に汚染され始めた。  そうとも知らず、父親と義弟はユチの下へ凶悪な盗賊団や暗殺者を送る。  しかし、聖域により刺客たちは改心し次々とユチの仲間にされてしまう。  挙句の果てには、義弟がテイムした古のドラゴンさえも……。  やがて、体調は悪くなり、経済的にも貧しくなり、使用人たちは凶暴になり……と彼らの人生は最悪のものになっていく。 ◆ジャンル別月間ランキング:6位 ◆ジャンル別日間ランキング:2位
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2023年09月30日
連載 完結済 76エピソード
★書籍化決定しました! 3/3に、Dノベルfさまから発売! 公爵令嬢の主人公フェリアは、加護無しと蔑まれながらも、国立魔法学校に奨学生として通っていた。 だがある日父親に呼び出される。 義妹が婚約者と結ばれたくないとわがままを言いだしたせいだ。 父親は可愛い末娘の代わりに、加護無しの彼女を身代わりとして差し出すことにしたのだ。 ドクズな父、ワガママな義妹と縁を切りたかったフェリアは、父からの提案を了承。婚約者のもとへと嫁ぐ。 相手の名前はアルセイフ=フォン=レイホワイト。王家の最強の騎士にして、「冷酷なる氷帝」と恐れられる存在。 相手を見ただけで凍らせる力と、敵に一切容赦しない苛烈さ、そして自身の刺々しい性格から、敵味方全員から恐れられていた。 だがフェリアは旦那の事を怖がらず、普通に妻として接すると、徐々にアルセイフは心を開いていく。 そしていつの間にか妻に夢中になっていき、荒々しい性格も少しずつ矯正されていく。 そんなある日、義妹が急にやっぱり自分が結婚するといいだすのだが・・・。 ※完結しました(2023/3/3)
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年03月03日