特異な血筋のその力をひた隠し、山奥で一人で暮らしていた竹雪。
このまま一人で朽ちるか、運命の人を探すか、迷いながらも流れ星に祈った瞬間、気がついたらなぜか知らない塔の中。足元には魔法陣と倒れ伏した骨の人。
出会えたと思った運命の人はすでに骨。嘆いたものの、それでもこの地でなら新たに運命を共にできる人が見つかるかもと、廃墟の城と町を抜けていくつもの出会いを果たしていく。
助けてくれた小間使いの少女、魔王と呼ばれる青年、百年の時を得て巡り会えた魔法陣の賢者。
縁は異なもの味なもの。
四人の恋と戦いの物語。
※男←男+女+男の恋愛があります。苦手な方はご注意ください。
※タイトルを変更しました。元のタイトルは「あなたとあなたとあなたの世界」でした。内容に変更はありません。
※pixivとカクヨムにも投稿しています