ある日突然、あたしは義理の妹に巻き込まれて異世界へ召喚された。第一声に「勇者さまは？」と訊かれ、即座に厄介事だと判断して迷いなく義妹を指さす。「このひとです」「お姉ちゃんひどい！」なにがひどいものか。容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能という神に愛されまくった君以外の誰が“勇者”？・・・てことで、とりあえず面倒くさそうだからあたしパス。完全無欠な超人少女の怠惰な義姉が行く、裏道的な異世界探遊記。 （※注：主人公、ほぼ初めから無敵です。）

ずっとずっと昔――。 一人の神によって創られた、黒の妖精と白の妖精がいた。 黒の妖精は暗黒、破滅の象徴として忌み嫌われ、白の妖精は平穏、癒しの象徴として、人間に讃えられていた。そうして現在、黒の髪と瞳をもつ人間を黒の妖精と呼び、金の髪と青の瞳をもつ人間を白の妖精と呼ぶようになる。 そんな対照的な２人の妖精に、ある少女が出会い、惹かれゆく物語。 それぞれの違った愛情のカタチが、交差していく――。 少しドロドロしていたりしますが、嫌いでない方は是非読んでみてください。 感想やレビューも頂けると、やる気アップします。

人間や異形の者たちが望む物を取り扱う骨董品屋「音木箱」。そこには摩訶不思議な物が所狭しと並べられていた。買い手が物を望み、物が買い手を望む時、いつ何時でもその店は現れる。たとえ、買い手が天国を見ようとも、地獄を見ようとも。 大学三年生になった涼一は、小学校の時に見た「あるもの」を探し続けていた。それは、「死神の鎌」。見つかるはずはないとわかってはいるものの、諦めきれずに十年以上の月日を費やして探していた。あるとき、友人から不思議な都市伝説の話を聞く。それは突如現れる不思議な店で、欲しい物を何でも売ってくれるというモノ。涼一は半信半疑でその店を探すことにした。このときから、彼の運命は大きく変わった。

俺の名前はジェラルド。世界一の鍛冶師になるという夢を持っている。今回は南で採掘された新しい鉄鉱石を………「勇者様っ！攫われた姫をお救い下さいっ！」「英雄殿ぉっ！そんな事より、北の洞窟からドラゴンがっ！」「先生っ！大至急ワシの村を救ってくだされぇっ！」………うるせえぇぇぇぇぇっ！俺の職業は鍛冶師だぁぁぁぁぁぁっ！！！※この物語は一人前の鍛冶師を目指す青年の物語です。※感想欄で導入がご都合主義すぎるというご指摘を受けたので3話目を大幅に修正致しました。

一人の男がいた。その男は暗い夜の中、ひっそりと一軒の家に忍び寄って――侵入しようとしていた。

グランバニア大陸に激動の時代を迎えた。シャナ王国、セントレイズ帝国、バーゼット皇国の３ヶ国による覇権争いである。そして、シャナ王国に転機が訪れた。元高校生、東條和真が異世界に迷い込んだことである。やる気ないが、悪知恵ならあり！中世三国志版軍師諸葛和真に策はあるのか！

　グラッカ山の渓谷にあるエレフ村に住む、人間よりも強い力を持った希少貴族《レイヴン》。 　レイヴンは通称勇者と言われ、人々を守り希望を与えるべく、十歳になったら修行に出なければならない。 　しかし、レイヴンを目指す少年ルウガは、十二歳になっても旅に出られないでいた。 　いい加減キレたルウガに、村長は旅立ちの条件を出したのだが…!? 異世界を中心とした本格的ファンタジーストーリー！

幼い頃に殺された両親の仇を討つ為、孤独な旅を続ける蒼い瞳の剣士レグザ。 凄腕の剣士ではあるが、新たに訪れた国で仲間と出会い、強敵と出会い、己の未熟さに気付く。 仲間に支えられ成長しつつも、次第に明かされる過酷な運命に彼は翻弄されてゆく… （※現在、修正作業は第８話で中断してます）

英雄に憧れる平凡な能力の旅人が才能溢れる青年剣士に出会うことにより始まる異世界の英雄物語。 彼らの行く先に待っているものとは？ 歴史は常に刻まれていく！

　アルギリア帝国の初代皇帝ディリウスが亡くなった。皇帝の孫であり、皇太子となったキリアンは祖父が親友のラディスにある頼みごとをしていたことを知る。さらに、皇帝の手記が発見された。そこに記されていたのは、若き日の祖父の真実だった――――現在、主人公たちは13歳。少年たちの友情がテーマです。すいません。挫折しました。これ以上更新できそうもないので完結していないけど完結にします。そのまま検索除外もする予定です。

大陸中に名を知られている魔法師の少女は、ある日国王に呼び出される。少女は４年前、側妃として嫁いできた異国の姫だった。王妃が亡くなったため、側妃である少女は王妃となるよう国王から告げられ、再び王宮での生活が始まる。

「我らとともに来るか？」王国の第二王子ルチルは孤独だった。家族と違う容姿のせいで蔑まれ続けてきたのだ。そんな彼が政略結婚を告げられたその日、彼は赤い石を拾う。その夜、石から現れたのは封じられていた古の炎の魔王。彼が自分と同じ目をしているのに気づいたルチルは、彼に問う。魔王は対であり片割れも城のどこかに封じられているといわれる。ルチルは魔王の片割れを探し出し、封印をとく。現世によみがえる双炎の魔王。そして彼らは解き放ってくれたルチルに問うた。 「我らとともにきて、この世界に復讐するか？」 ルチルの出す答えとは……。 加筆修正中、第ニ章まで終了。停止中